失敗しないロゴ作成30のポイント【その8】30 points of Logo Design -Part8-
- トップページ
- >
- 失敗しないロゴ作成30のポイント【その8】
第1章 良いロゴマークとは?
【Point8】良いロゴマークとは?
良いロゴとは、Point4~7のA・B・C・Dをより満たしているものだとビズアップでは考えてます。
しかしながら、これにはとても難しい側面があります。ポイントは「対社内」と「対社外」です。この2つは二律背反を引き起こしやすいのです。
たとえば、A社の「こうしたい!」という希望と、そのロゴを目にするA社のお客さまや取引先がイメージする「好印象」にズレが生じるこがあります。
簡単に言えば、A社の「こうしたい!」というイメージが、A社のお客さまにとっては「う~ん…。」と感じてしまうことがあるのです。
ロゴを使う方と、ロゴを目にする方とでイメージがずれてしまうということです。
このような場合に、ロゴディレクターがよくお聞きしている質問があります。
「ロゴを使われる御社と、ロゴを見る御社のお客さま、どちらを意識したデザインにしますか?その比率はだいたい何対何くらいですか?」
ビズアップでは、ロゴマークは「あなたの会社やお店のものでもあり、あなたの会社やお店のお客さまの為のものでもある」と考えています。そして、ご自身とお客さまのどちらに重点を置くか。このバランスは、お客様が自由に決めて良いものだと考えています。
たとえば、比率が「自社7対お客さま3」であれば、お客さまのご要望を引き出し、それを再現することに長けたデザイナーを調整し担当にします。
「自社2対お客さま8」であれば、お客さまの業界について詳しいデザイナーや、こちらからさまざまな切り口で提案できるデザイナーを選定します。
このように、仮でも良いので優先順位をつけ軸を持つことで、スムーズに「良いロゴ」を目指すことが可能です。
「自社のお客様を意識するあまり、自分たちが使いたいロゴにならなかった」
「自分たちの要望はかなったけど、お客さまからの評判がものすごく悪い」
こうなってしまうと、良いロゴとは言えません。