インフォグラフィックを実際に作成した
お客さまに聞いてみました!
プライゼルさま
なぜインフォグラフィックが必要だと思われたのですか?
以前から経営理念は掲げていたんですが、あまり浸透していないという課題がありました。きちんと伝えてきたつもりだったんですが、いざ社員に聞いてみると「なんでしたっけ?」といった様子でした。
これはどうにかしないといけないな...と悩んでいたタイミングでビズアップさんからインフォグラフィックの提案がありました。
デザインの力で視覚化する事によって、より伝わりやすくなるのではないかと思い依頼をしました。
インフォグラフィックの制作を行う前のお気持ちを聞かせてください
僕たちエンジニアは、客先に出向して客先から帰宅するといった働き方が中心です。自社に帰ることが基本的にないのでどうしても“会社”としての意識が薄くなってしまいます。
どちらかというと“個人”としての意識が強く「自分のやりたいことがやれるか」を中心に考え、会社としての考えは二の次になりがちです。個人的に嫌なことはNOと言えてしまう業界なので普通の会社だったら考えられないと思います(笑)
そんなビジネスモデルだからこそ、どうやったら経営理念が響くんだろうという心配がありました。
インフォグラフィックはどのようなプロセスを経てつくられたのですか?
はじめに、経営理念の言い回しを変えました。
これまでの「社会に付加価値を提供する」では人によっては難しく感じてしまい、具体的にイメージしにくいと考え「社会を笑顔に」に変更しました。行動指針を作る予定はなかったんですが「社会を笑顔に」するために何をしたらいいか考えた時に、行動指針があった方がより理解してもらえると思って新たに考えました。
「誰にでも伝わる」ことを意識した優しい言葉を、万人受けする柔らかい色使いのデザインに合わせて作ってもらいました。
これによって理念が分かりやすくなるだけでなく、言葉と画が結びついて表現されたと思います!
インフォグラフィックの制作を依頼して良かったと思われますか?
今まで漠然と抱えていた「経営理念が浸透しない不安」が解決して、考えを整理できたので作ってよかったです!
インフォグラフィックを作る機会が無かったら、この問題に向き合わずにモヤモヤと考えるだけで終わっていたと思うんです。
改めて経営理念を見直すいいきっかけになりました。
実際にインフォグラフィックを制作してみて、制作費用に対する印象はいかがでしたか?
ちょうどいい金額だと感じています。
文章部分は自分で考えたのですが、ヒアリングの中で「考えられる人」のキーワードを提案してもらえて非常に助かりました。
このように潜在意識を引き出して言葉に変えてもらえるような、文章のアイディアのサポートがあるともっと良いと思います!
インフォグラフィックを制作する前と制作した後で会社にはどのような変化や影響がありましたか?
出来上がってすぐに、インフォグラフィックを使ってうまく説明できるかを幹部陣で試しました。
今までは人によって経営理念の解釈が異なるために、伝える内容に違いがありましたが、インフォグラフィックは必要な情報がコンパクトにまとまっているので伝え方にブレがなくとても良かったです。
新入社員への説明にインフォグラフィックを使用したのですが、分かりやすいと好評でした。今までは経営理念を読み上げてもポカンとされていたんですが「これを達成するためにこれをやるんだよ」と1枚で説明できるので、言葉だけの経営理念よりも圧倒的に伝わったと思います。
インフォグラフィックはどのように使用されていますか?
会社HPへの掲載と、新入社員への説明に使用しています。
いまインフォグラフィック作成に踏み切れないお客さまがいるとすれば、どのようにアドバイスされますか?
エンジニアの仕事は個人の意識が強い分、視野が狭くなりがちです。
お取引先だけではなく、私たちが構築したシステムの先にいる一般利用者さまのことまで意識して働いている人は少ないのではないでしょうか。
でも仕事って「そこまでを意識するんだよ」というのを伝えたいというのが経営者側の本音で、それを実現してくれるのがインフォグラフィックです。
改めて“伝え方”を考えるきっかけをくれる素晴らしいサービスだと思います。
【テーマ】
デザインテーマを「ネットワーク」に設定したインフォグラフィックです。
「社会を笑顔に」という経営理念を、お客様・自分・仲間・家族・システムなど様々な面から読み解いて7つのブロックに分けて表現しました。各項目にあるハート+1のグフィックは付加価値を意味しています。
中央には考える人をオマージュした「考えられる人」を配置して、メッセージ性とインパクトのあるデザインに仕上げました。