2010年からはじまりました、ロゴマークオブザイヤー。
記念すべき第10回の審査結果が出ましたので、本ページにて発表いたします!
このページを見ていただいてありがとうございます。
2010年からはじまった「ロゴマークオブザイヤー」、
今年で10回目の開催となりました!
小さいながらも10年間つづけてきたことには大きな意味があると考えています。今後もつづけてまいりますのでぜひ応援いただければうれしいです。
ロゴマークオブザイヤーは、
「その年を表す、象徴するようなイメージのロゴマークを決定する」
というビズアップオリジナルのイベントで、全部で5部門が設定されています。
そもそも、
という相反する考えのもと、
優劣を争うものではなく、その年の世相を表しているロゴ、という視点で
ランキング化するのであれば、お客さまやデザイナーの想いを否定することには
ならないということで開催されることとなった歴史があります。
日経MJ商品番付、ベストジーニスト賞、流行語大賞、日本レコード大賞などなど、
たくさんの賞レースがありますが、ロゴマークの業界でこのような賞を設けたのは
ビズアップが業界初!
今年もいろいろな出来事がありました。
そんな中でも無事にこのイベントを開催できたことをありがたく感じております。
きっかけは
「お客さまとビズアップが一緒に盛り上がれるイベントを!」
という考えからスタートしたイベントですが、
この賞をとおして何かお客さまに貢献し、社会に何かしらの
インパクトを与えることができると信じています。
コンセプトは、
「ロゴマークをとおして、多くの人にお客さまの会社に興味を持っていただきたい。
不況不況と言われて久しい中、デザインをとおして社会に元気を与えたり、
起業する人、新しい事業をはじめる人に勇気を持ってもらいたい。」
微力ではありますが、私たちは私たちのできることの範囲でも
十分社会に対して何かを伝えることができると信じています。
株式会社ビズアップ
代表取締役 津久井将信
【参加資格について】
参加資格は、2018年11月〜2019年9月にビズアップにロゴマーク作成をご依頼いただき、
デザインを採用してくださったお客さますべてです(参加に際し、お客さま側での費用負担や準備はまったく必要なし)。
【審査基準】
ロゴマークはお客さまやデザイナーのそれぞれの想いがつまったものですので、
ロゴマーク自体に優劣をつけることはできない、というのが私たちの考え方です。
そこで、その年その年のテーマにあった部門を5つ設定し、
それにもっともイメージが近いロゴマークはどれかを審査基準とさせていただきました。
【審査方法】
ノミネートされたロゴマークを5つの部門に振り分けし、
それぞれの部門ごとに任意の400名に対しWEBリサーチを行いました。
イメージに近いロゴマークを部門ごとに1つずつ選んでもらい、
もっとも獲得票が多いロゴマークを最優秀賞、
次に獲得票が多いロゴマーク2点を優秀賞とさせていただきました。
【ノミネート作品数】
2018年11月〜2019年9月にビズアップにロゴマーク作成をご依頼いただき、デザインを採用してくださったお客さまのうち、52のお客さまがノミネートしてくださいました。【部門の発表】
1.<最も「新感覚」なロゴ>
2.<最も「音楽が聞こえそう」なロゴ>
3.<最も「スクラムを組んでいる」ロゴ>
4.<最も「空を感じる」ロゴ>
5.<最も「スピード感のある」ロゴ>ノミネート作品の中で、最も「新感覚」なロゴを発表いたします。
【この部門を設定した理由】
第三次タピオカブーム真っ只中、数多くのタピオカドリンクの専門店がOPENしていることをうけ、この部門を設定いたしました。見た目やイメージがタピオカのようにぷにぷに、もちもち…だけでなく新しいと感じられるロゴを選考しております。
お客様の“こころ”を表す、柔らかな形のハートを、施術の手が優しく包み込むイメージでお作りしたロゴとなっております。
手は天使の羽のイメージも重ね合わせており、羽を休めてくつろぐ様子もあわせて表現いたしました。
担当デザイナー:佐々木 円
お客さま名:
大興商事株式会社さま
割れた卵の殻を頭にのせて大きな一歩を踏み出すひよこの姿をモチーフにしたデザインです。ワンポイントとしても使用しやすいデフォルメさせたシンプルな形状ながらも、特徴的で覚えやすいロゴになっています。丸みのある文字と合わせ、全体的に動きのある可愛らしく親しみやすいイメージです。
担当デザイナー:前河 則彰お客さま名:
O’z TECHNOさま
球体を包み込む表現は「守る」、全体の形は「水、水滴」をあらわしております。
また、右上に向かっている2本のラインは「人と人のつながりを大切にともに躍進していく」という言いを込めております。
オレンジの球体は「お日様」をあらわしております。
ノミネート作品の中で、最も「音楽が聞こえそう」なロゴを発表いたします。
【この部門を設定した理由】
2018年末の映画「ボヘミアン・ラプソディー」、レディーガガ主演の「アリー」、小説「蜜蜂と遠雷」の映画化などなど、音楽に関する映画のヒットをうけて、この部門を設定いたしました。音楽やリズムに限らず軽やかな印象のロゴを選考しております。
不死鳥から伸びる尾は、地球を模した球体へと変化しており、世界へ飛躍するイメージをもたせました。
地球には7つの球体を配置しており、それは抽象的に「世界の様々な場所を指すスポット」や「7つの海」を表現しています。
ロゴタイプはどことなく和を感じるテイストで作成しており、それを組み合わせることで「日本から世界に広がる」ことを表現しました。
担当デザイナー:飯坂 尚也
お客さま名:
オフィス諷雅さま
ロゴマークは、楽器、音楽、雅な社名のイメージを融合した抽象的なデザインです。楽器の曲線、Office FugaのOとF、楽譜から受け取れる線の強弱の視覚的なイメージを一つに、優雅で端正な印象を目指し作成しました。
ロゴタイプは、全体を緩急のある線で構成し、流れのある音楽的な文字デザインとしました。
お客さま名:
弟子屈町役場さま
新しく誕生するロゴで新規一新し、社員が一丸となり、お客様との信頼関係構築や、一人でも多くのお客様へ愛される商品となるように、「弟子屈町」「愛情」「成功」を感じさせる存在感のあるロゴマーク制作を心がけました。このロゴマークは商品名である「摩周のルビー」を「ルビーの指輪」で表現致しました。ルビーは古代より「勝利を呼ぶ石」と言われ、大変縁起の良い宝石です。そのルビーのイチゴを「指輪」にすることで、お客様への愛情や絆、成功という意味を込めております。
担当デザイナー:Y.Mノミネート作品の中で、最も「スクラムを組んでいる」ロゴを発表いたします。
【この部門を設定した理由】
ラグビーワールドカップの開催と盛り上がりをうけて、この部門を設定いたしました。スクラムを彷彿とさせる安定感や力強さ、結束力を感じるロゴを選考しております。
富山の薬売りの七楽の教え「楽すれば、楽が邪魔して楽ならず、楽せぬ楽が、はるか楽楽」この言葉を聞いた時に、真っ先に浮かんだイメージが、布やかごなどの編み物でした。編み物は、一つでも網目が狂ってしまうと、すべてが台無しになるため、決して手を抜く(楽をする)ことができません。しかしながら、少しずつ編みあがって行く過程で、完成した時のイメージを想像する楽しさがあり、五十子さまの名前にちなみ、五角形のロゴマークをデザインいたしました。
担当デザイナー:橋本 真人
お客さま名:
株式会社キャニオントランスさま
イニシャル「C」「T」をモチーフに、それぞれのアルファベットを入り組んだレイアウトで描くことで、多角的な人脈や人間関係、ガッチリと組み合った信頼関係を表現したデザインになります。
お客さま名:
株式会社ミライネクトさま
社名頭文字「M」・「太陽」・「人」・「コネクト」を表現したロゴデザイン。
上部の円弧は「太陽」をあらわすとともに、包み込むイメージで安心感も表現。2つの資格のつながりで「コネクト」を表し、そこに「M」部分と丸で「人と人の繋がり」もあらわしております。
ロゴタイプの「i」から「i」へつながる丸の円弧は「未来を子供たちに対して普及する」という思いを込めております。
ノミネート作品の中で、最も「空を感じる」ロゴを発表いたします。
【この部門を設定した理由】
新海誠監督の天気の子の大ヒットをうけて、この部門を設定いたしました。空のように爽やかで澄んだ空気や、四季の移り変わりが感じられるようなロゴを選考しております。
英語表記「O」「K」を使用し、ロゴマークを作成しました。全体的な丸いシャープなフォルムと球体は、安心と信頼を表現。包み込むイメージは、お客様をサポートしていく姿を演出。
デザインカラーは、ブルーで構成しました。ブルーは、清潔感、信頼感、誠実感を表しております。
担当デザイナー:西槇 克之
お客さま名:
株式会社小川電気商会さま
ロゴマークは、植物が取り巻いている円のイメージを御社のイニシャルの『O』に見立て、デザインの中に水の流れや風、ハートを連想する双葉を加えることで、環境にやさしくクリーンなエネルギー産業を意識しているイメージになりました。
カラーは、安心感のあるグリーンの濃淡をメインに使うことで、明るく柔らかみのある印象になりました。
お客さま名:
合同会社UKIGMOさま
雲と「浮雲」という漢字をモチーフにシンプルでスタイリッシュなロゴマークを作成しました。雲の形状の中に縦横のラインの眠で「浮雲」という漢字を表現しました。形を常に変えていく雲のように柔軟でフレキシブルなシステムの提供を行なっていきたいという思いが込められています。
ノミネート作品の中で、最も「スピード感のある」ロゴを発表いたします。
【この部門を設定した理由】
第5世代超高速移動通信システム5Gスタートや2017年の桐生選手に続き、サニブラウン選手、小池祐貴選手と新たな9秒台の短距離選手が誕生したことをうけ、この部門を設定いたしました。スピード感や躍動感を感じるロゴを選考しております。
ロゴマークは、右肩上がりの動きのあるデザインで、全体に、動的な印象を感じるイメージになりました。それによって電気のエネルギーを感じるイメージになりました。
カラーは、オレンジをメインに、爽やかなスカイブルーのグラデーションを組み合わせることで、柔らかく明るいイメージになりました。
担当デザイナー:桜井 麻那
お客さま名:
株式会社カワヒロさま
社名頭文字「K」をモチーフに作成いたしました。
3つのライン部分は「川」をイメージしており、社名由来の「川は上流から流れてきて、下に行くにつれて末広がりに大きくなっていくように大きくなりたい」という思いを表しております。また、御社・お客様・地域との繋がりという意味も込めております。黄色い球体は輝く未来をあらわし、そこに向かって躍進していく様子をあらわしております。
お客さま名:
株式会社三和機工さま
球体を中心に外側を旋回するシャープなラインを組み合わせたデザインです。中心の企業や人を概念化した図形に帰属する外周のラインで、つながりや信頼感を表現しています。
外周のライン群はイニシャル「S」「K」をモチーフとさせていただきました。
以上で、受賞作品の発表は終わりです。
ひとつご注意いただきたいのは、受賞したロゴマークが受賞をしていないものよりも優れているということや、受賞デザイナーが他のデザイナーより優れているということは一切ないということをご理解いただきたいということです。
受賞したロゴマークや受賞デザイナーは、私たちで設定させていただいた2019年の部門にマッチしていたロゴマークおよびその作成デザイナーです。
ロゴマークは、多くの経営者の想いを表しているもので、決して優劣をつけきれるものではない、
というのが私たちの考えです。
ロゴマークオブザイヤー2019はいかがでしたでしょうか。
私たち自身も、いつも結果に良い意味で驚かされます。
さて、
2020年はいよいよ東京オリンピックが開催されます。
オリンピックの成功を祈るとともに
その後の経済動向にも注目すべき年となりそうですね。
ビズアップは2020年も変わらず、
たくさんのお客さまから応援されるような会社を目指します。
そのために、
お客さまをはじめ、たくさんの方を応援する会社であるよう努めます。
2020年もぜひ、
みんなで日本を、世界を盛り上げていきましょう!