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2014年08月16日 お客さま事例 ロゴ作成お客さま事例:株式会社シン・プレイスさま

株式会社シン・プレイス様は、2007年3月に設立された静岡を拠点に介護事業を展開する事業会社です。現在は、シン・プレイスグループの一員として、介護をはじめ「健康」という軸で事業領域を広げています。実は、グループ会社の中には、「広告デザイン事業を行っている会社」もあり、ロゴデザインは自社でも制作できる状況でした。しかし、実際にはビズアップに制作を依頼されました。

今回のインタビューでは、「どうして自社で制作しなかったのか?」という理由や、「ビズアップを選んだポイント」について、副社長の斉藤美幸様にお話しを伺いました。

目  次
  1. シン・プレイスグループ様について
  2. 外部のデザイン会社に依頼した理由
  3. ビズアップを選んだ理由
  4. 「感性で選びました」
  5. 「ロゴに愛着が湧いています 」
  6. ロゴ制作を考えている方へのアドバイス

シン・プレイスグループ様について

――はじめに、シン・プレイスグループ様について教えてください。

シン・プレイスグループは2つの法人で従業員数約150名、1都3県(東京都、静岡県、岐阜県、埼玉県)に18の拠点があり、複数の事業を展開しています。 ミッションとして掲げているのは、「お客様の感動・満足・喜びに、スピードと情熱を持って貢献する」というものです。介護事業に始まり、予防介護や身体の根本ケアなど、お客様の健康に関わる事業を行っています。

グループ会社の一つ、株式会社シン・プレイスでは、「茶話本舗」という介護のフランチャイズに参加しています。平成19年7月に小規模タイプのデイサービス事業をスタートしました。それから1年に1〜3事業所を目安に店舗を増やしてきています。さらに現在は、居宅介護事業も行っており、全てを含めると13事業所を展開しております。

また、有限会社 アイ・ファクトリーでは、整体サロンや介護のコンサルティング事業、それと元々私が行っていた広告デザイン事業を主な事業として展開しています。

――2つの法人が同じグループになった経緯とはどんなものだったのですか?

私がシン・プレイスの事業の立ち上げを手伝ったことがきっかけです。

元々、広告デザインの事業領域で私が有限会社アイ・ファクトリーを設立し、経営をしていました。そんな中、以前からの知人であった現在の社長が、平成19年3月に株式会社シン・プレイスを設立することになり、私が立ち上げを手伝いました。そのことがきっかけで一緒に事業を行うことになり、現在のシン・プレイスグループになったという経緯です。

――なるほど。ところで斉藤様や社長は、元々介護業界のご出身だったのですか?

いいえ、経営陣の二人とも介護業界は全くの素人の状態で参入した形になります。私は広告デザイン業界の出身ですし、シン・プレイスの社長は金融業界の出身です。ただ、私の実家の祖母が要介護状態でしたし、両親が祖母の介護をしていましたので、その姿をみて介護の大変さは感じていました。

――未経験の業界への参入で、年に1~3店舗の出店というのは、一般的にみて早い展開ではないでしょうか?

そうですね。執行役員やスタッフのみんなが頑張ってくれたので、思った以上に早く事業を展開することができました。おかけ様で今では、他の介護事業所へのコンサルティングも行うようになっています。

――ロゴはどのタイミングで作ろうと思われたのですか?

2事業所目の出店を計画していた時期です。平成20年の春頃だったと思います。平成19年7月に1事業所目をオープンして、順調に利用者様が増え、同年11月には満員状態になりました。2事業所目の出店を計画していたタイミングでロゴも制作しようと思いました。

外部のデザイン会社に依頼した理由

――今回、ロゴを作ろうと思われたきっかけは何ですか?

腰を据えて事業を展開していく中で、「自社独自のロゴが必要だな」と思ったことがきっかけです。

当時はフランチャイザーの「茶話本舗」というロゴを使っていて、看板や名刺など全てそのロゴでまかなえていました。ただ、自分たちの中で2事業所目を作ろうとした時に、「今後も事業所を増やしていける」という予測がついてきていました。また、シン・プレイス独自として、「もう少し色々な事業を展開していきたい」と考えるようになっていました。 そのため、「独自のロゴが必要だな」と思うようになったんです。

――自社でもロゴの制作はできたようですが、なぜ外部のデザイン会社に依頼しようと思われたのですか?

私が、「ロゴマークのデザインは特別」という考えを持っていたからです。

グループ会社の有限会社アイ・ファクトリーは、元々広告デザインの会社なので、優秀なデザイナーを抱えています。そのため、当然自社でもロゴの制作はできました。しかし、「ロゴマークのデザインは、商品や広告等のデザインとはちょっと性質が異なるものだな」と常々思っていました。

ロゴマークには、会社の企業理念を「たましい」として入れていくものだと思っています。それであれば、「ロゴ制作を専門でやっているところの方が、趣旨に合ったものを作ってくれるのではないか」と考えました。そのため、外部のロゴ専門のデザイン会社に依頼することに決めました。

――ロゴのデザインは、性質が異なるのですね。

そうですね。例えば、商品のデザインは「いかに売れるか」だと思うんですね。そのデザインを「外側から」視覚で捉えた時に「アッ」と思ってもらって、買ってもらうためにあると考えています。

一方、会社のロゴマークは、会社を経営する人間自身が、ロゴマークの「内側に」たましいを込めていくものになると考えています。そのため、私の中では性質が異なるもので、ベクトルが逆というイメージを持っていますね。

――なるほど。それでロゴ専門のデザイン会社を探したのですね。

はい、いくつかのポイントでスクリーニングをかけられるように、インターネットを使ってロゴ専門のデザイン会社を探しました。

ビズアップを選んだ理由

――インターネットで探すときの、会社選びのポイントはどんな点でしたか?

前述の通り、ロゴ制作を専門にしているデザイン会社ということを大前提として探しました。その上で、その会社の制作実績が一番気になりましたので、この点を重点的にみました。また、とても忙しかったのでインターネット上だけでやりとりができる会社を探しました。インターネットで検索をして調べると、いくつか該当する会社が出てきました。

――ロゴ制作を専門にしている会社が他にもあった中で、ビズアップを選んだ「決め手」はどんな点でしたか?

主に3点あります。

(1)制作実績のセンス
(2)幾つかロゴの制作案を作ってくれる点
(3)レスポンスの良さ

です。

(1)制作実績のセンス
制作実績は、各社色々なものをサイト上に掲載していましたが、私たちの感性に「ピンとくるもの」を掲載している会社は少なかったように記憶しています。その点、ビズアップさんの制作実績や事例をみた時は、「センス良いな」と思いましたね。

(2)幾つかロゴの制作案を作ってくれる点
実際に、制作実績をみて他にもいいな、と思ったデザイン会社さんはあったのですが、そこは制作案を一つしか作ってくれない会社でした。ビズアップさんは、幾つかの制作案を作ってくれるということでしたので、決め手の一つになりました。

(3)レスポンスの良さ
依頼する際には、レスポンス良くやってもらいたいと思っていました。ビズアップさんに問い合わせをした際に、レスポンスよく対応して頂けたところも良かった点です。また、直接お会いしないで、ネット上のやりとりだけで完結出来るというやり方は、当時も非常に忙しかったので、とても助かりました。

これらの理由で、ビズアップさんに決めました。

――ビズアップに初めて依頼する際に、不安に思われたことはなかったですか?

正直、そんなに高額なお値段ではなかったので、「どれぐらいのレベルのものが出来上がってくるのかな?」という不安は少しありました。

ロゴマークって本気でCI(コーポレートアイデンティティ)をやっていくと、数百万円~数億円かける企業もあります。それぐらい、デザイナーによってピンキリなのがこのデザイン業界なんですね。

今回は、「ある程度のコンセプト部分は自分たちで考えて伝えていけばいい」と思っていました。ただ、そこを伝えた上で作って頂くにしても、「価格的には結構安い方」だと思いました。

どうしても業界的には、「安かろう、悪かろう」というものがあります。いいデザイナーに頼めば高くなりますからね。そのため、「どれぐらいのレベルのものが出来上がってくるのかな?」ということは思いましたね。

「感性で選びました」

――実際にあがって来たロゴの印象は、いかがでしたか。

良かったですね。幾つか案をあげて頂いたのですが、どのデザインにもこちらの伝えたコンセプトをしっかりと取り入れてくれていました。

――依頼したコンセプトはどんなものだったのですか。

主に2点伝えました。

(1)シン・プレイスの頭文字の「S」を入れること
(2)富士山をモチーフにすること

です。

(1)シン・プレイスの頭文字の「S」を入れること
「S」という字には、「信頼」「信用」「進化」という想いを込めています。そのため、「S」という字はどこかに入れたいと考えていました。

(2)富士山をモチーフにすること
静岡といえば富士山です。当時はまだ世界遺産にはなっていなかったのですが、地元静岡のシンボルである富士山を入れたいと考えました。これには、「いつかは富士山のように日本一になりたい」という想いも込めました。また、「ベースカラーはブルー系かな」というところまで伝えました。

――幾つかロゴの制作案がある中で、迷わず今のロゴに決められましたか?

実は、もう一つのデザインと多少迷いました。今のデザインは、下の部分が丸くなっているので、転がりそうで「少し縁起が悪いのでは?」という意見がちょっとだけでました(笑)。でもポジティブに考えれば、「躍動感があって良い」という捉え方も出来ますので、ポジティブに考えた結果、今のデザインに決めました。

――デザインの修正は依頼されましたか。

いいえ、修正は依頼していません。名前を入れた時のバランスも良かったので、特に修正はしませんでした。最終的には、私と社長の感性で選びましたので、「ピンときたものがあって良かったなぁ」と思っています。

――制作のスピードはいかがでしたか?

問題のない早さだったと思います。私も、広告業界出身なのでわかるのですが、デザイナーを抱えて制作をするというのは、依頼する側が考えるよりも時間がかかるものなんですね。ビズアップさんは、幾つかデザイン案を作ってくれたところを考慮すると、早かったと思います。

「ロゴに愛着が湧いています」

――ロゴはどのように活用していますか?

名刺や一般印刷物などに使っています。また、ホームページにも使用しています。ホームページは昨年末にリニューアルしました。

――ロゴを作って7年目ですが、振り返ってどう思われますか?

共に歩んできたので、ロゴには愛着が湧いていますね。今度ロゴカラーでユニホームを作る予定です。また、社章の制作も現在進行中です。

――ロゴの社内外の事業効果はどんなものでしたか?

対外的な効果は、当初フランチャイズの「茶話本舗さん」と呼ばれていたものが、「シン・プレイスさん」と呼ばれるようになったことが大きかったですね。自分たちは、「介護事業だけにとらわれない」という気持ちがありましたので、「シン・プレイス」として独自で動けるようになったのは良かったです。

対内的な効果は、リサーチしたわけではないのでわからないです。ただ、社内意識の統一に繋がるように、私たち経営陣が発信していくものに関しては意識してロゴを使っています。例えば一年に一回、静岡で社員総会を開くのですが、この時のプレゼン資料の全ページにもロゴを入れていて、「これがグループの統一したロゴです!」という意味でプロモーションをしています。

――シン・プレイスグループは、成長をし続けていますが、ロゴの役割と今後のビジョンについて教えて頂けますか?

今後新たな領域に事業を展開していくこともあるかもしれません。事業によっては、会社を新たに設立していくこともあると思います。ただ、そうなってもシン・プレイスグループとして、山脈の頂点にはこのロゴを掲げていきます。

実は社員には、「いつでも暖簾分けをしてあげるので独立していいよ」と伝えています。その際には、シン・プレイスグループの中で別会社という形でやってもらうことになります。その時にも、グループをまとめるフラッグ的なものとして、ロゴを使っていきたいですね。

そして、社員の年齢が今後上がっていった時にも、やれる仕事をもっと作っていってあげたい、といつも意識しています。また、社員には結婚や子育てがちゃんとできて、都内でもマンションを買えるぐらいの生活水準を整えてあげたいと思っています。

それが経営者の責任だと感じています。そのために、ロゴをグループの頂点としてさまざまな事業を展開していき、雇用機会を作っていきたいですね。

ロゴを作ろうと考えている方へのアドバイス

――これからロゴを作ろうと考えている方へのアドバイスをお聞かせください。

正直に「思いの丈」を伝えることが大切だと思います。

実は、最近こんなエピソードがありました。数年前、調剤薬局の社長に縁あってロゴの制作を依頼されたことがあり、この時は自社で制作をしました。

つい先日その時の話しになり、その社長から「あの時に斉藤さんに事業に対する想いを伝えて、ロゴを作ってもらって本当に良かった。今でも事業をやっている中であのロゴは生きているよ。」と仰って頂きました。これはとても嬉しかったですね。

このように、ロゴとは事業を運営していく中で、いつも「軸」になるものだと思います。ビズアップさんに制作を依頼する際にも、「自分が何をやりたくて起業したのか」、「なぜ経営をしているのか」ということを正直にお伝えすることが、やはり一番良いかと思いますね。

何かあった時にもフラッグ的なものとして、いつもそこが「軸」になっていくものなので、ロゴはあったほうがいいと思っています。

――ありがとうございます。最後に、今後ビズアップに期待することをお聞かせ下さい。

ビズアップさんには、ホームページの制作も依頼しました。我々も事業がどんどん動いているので、その動きに合わせてホームページやその他のものをバージョンアップしていきたいと思っています。一昨年、東京エリアに出店した関係で、私も東京に来ることが多くなりました。そういう意味では都内の会社さんを選んで良かったと思っています。せっかく東京にオフィスのあるビズアップさんとお付き合いをさせて頂けているので、今後はより密にコミュニケーションをとっていけることを期待しています。 今後とも宜しくお願いします。

――斉藤様、本日はお忙しいところ、貴重なお話を頂きありがとうございました。

※ 取材日時 2014年8月

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投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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