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Logo column

2010年04月16日 お客さま事例 ロゴ作成お客さま事例:ホシカワカフェさま

ホシカワカフェは、熊谷市にあるこだわりのカフェラテ・カプチーノ専門店。手づくり感のある小さなお店だ。

いまどき珍しく食事も出さない代わりに、ランチタイムはお弁当持ち込みOK。奥のテーブル席はスリッパに履き替え、誰もが気軽にくつろげる。禁煙で子連れ主婦大歓迎。無線LANもつながる。

そんなカフェが、開業時にロゴデザインを依頼したのがビズアップだ。なぜビズアップを選び、どのようにしてロゴが完成したのか、 店主鈴木洋介さんに詳しくお話しをうかがった。

目  次
  1. オーストラリアでカフェと出会う
  2. 僕のイメージにピッタリの作品をつくるデザイナーの方がいた
  3. 案はどれも完成度が高く、全部採用したくて困った
  4. ロゴは小さなお店をブランド化させるためのツールとして必要不可欠
  5. 長く使うものだから、納得がいくよう妥協がないよう、とことん相談

オーストラリアでカフェと出会う

――はじめに、なぜカフェを始めたのかお聴かせください。

実は大学時代、DJやプロデュースなど音楽関係の仕事をしていたんです。卒業後もそのまま続けるはずだったのですが、いろいろあってダメになり、途方にくれていました。大学の先生に相談したところ、オーストラリアの知っている大学を紹介してもらうことになり1年間留学することにしたんです。

そこでカフェと出会ったのです。英語はうまくしゃべれなかったのに、カフェなら誰とでも打ち解けて友達もできた。「カフェっていいな」とつくづく思いました。サラリーマン勤めはしない、独立・起業しようと決めていましたので、帰国したらカフェをやろうと決意したのです。

――帰国後は、どうやってカフェを始められたのですか?

地元に戻ったら、お店がどんどんなくなっていて、これはまさに僕に「なんとかしなさい」という意味に受け取りました。カフェを通じてまちおこしもできれば、という気持ちもありました。

そんなとき、地元ショッピングモールのカフェが店長を募集しており、なんとオーストラリアでお世話になった有名カフェチェーンの関東初出店の店だったのです。

縁を感じて応募し、経緯も話したら採用してくれました。最初から勤めるのは1年半と決め、ここで修行させてもらい、予定通り1年半たった2009年の1月にやめ、3月に自分のお店を開いた次第です。

僕のイメージにピッタリの作品をつくるデザイナーの方がいた

――帰国後は、どうやってカフェを始められたのですか?

独立を決意したときからロゴはつくろうと決めていました。成功しているお店をみても、ロゴは、お店のイメージをお客様にわかりやすく発信するために必要なツールと感じ考えていたからです。

友人にCDジャケットのデザインなどをてがけるデザイナーはいました。でも、新たな縁を求めて、知らないプロに頼んでみたいと思い、インターネットで探したんです。「ロゴ 作成」で検索したら、すぐにビズアップさんが目に留まりました。

――どうしてビズアップに決めたんですか?

そのビジネスモデルに素直に驚きました。スゴイと思いました。サイトを見ていくと、僕のイメージにピッタリの作品をつくるデザイナーの方もいて、「この方にお願いしたい」という気持ちですぐに連絡しました。スタッフの方の対応もとても丁寧で、何かご縁も感じたのです。だから、他の会社を調べたり比較することもしていません。

――その後の進行や対応はいかがでしたか?

まず、担当デザイナーを決めるために、ロゴカウンセリング専用ページのURLをメールで送って来てくれました。電話で話しながら、その画面をお互いに見つつ、好ききらいなども含めイメージを絞り込んでいくんです。その結果、期せずして、お願いしたいと思っていたデザイナーの方が最適との診断になりました。 kaloさんです。ちょっと嬉しかったですね。

――kaloさんとは会われて打ち合わせをしたのですか?

会って打ち合わせをと、ちらっと思ったのですが、開店準備に追われるなか、妻の妊娠も重なり、不眠不休状態で、とてもそんな余裕はありませんでした。しかし、会わないでも、こまめに電話してきて丁寧に対応してくださり、当初少しあった不安も全くなくなり、安心して進められました。

案はどれも完成度が高く、全部採用したくて困った

――どんなイメージ・要望を出されたのですか?

実は黄色が好きなんです。学生時代3人組で音楽をやっていたときも、3人でそれぞれ色を決め、僕は黄色を自分のイメージカラーとしていたんです。そこで、黄色と青か、黄色と緑の組み合わせをリクエストしました。

また、地名の星川にちなんで星を入れたい。そして誰からも愛されるやさしいイメージにしたい。そう伝えました。その結果、通常は2案だそうですが、3案つくってくださいました。

――それぞれの案を、どう感じられましたか?

A案は丸いロゴの案です。要望を出したとき、誰からも愛されるという点で、スターバックスさんのイメージを伝えたからだと思います。丸という点では似てますが、ゆくゆくは地域に花の種を配る活動もしたいとお話ししたので、星を花に見立てた「スターフラワー」を描いてくれました。グッズにつければ、そのまま商品になりそうな洗練されたデザインで気に入りました。

B案は、温かみのあるタッチが店のイメージにピッタリです。また、流れるような曲線が素敵で安らぎを感じますね。流れ星のイメージ、流れる川のイメージ、そしてコーヒーの立ち上る香りと、いろいろにイメージが広がります。青色も、少し緑がかったエジプシャン・ブルーという青で、黄色ととてもよくマッチしています。

C案は、繊細かつオシャレな感じがしました。花畑のようでもあり、星が流れる川のようでもあります。3つの案は、どれも完成度が高く素晴らしく、3つとも採用したくて困ったくらいです。

――では、修正依頼はしなかったのですか?

原案が素晴らしかったので、修正というよりも、いただいた案を元に思いついたアイデアと組み合わせることが可能かどうか相談しました。その結果、B案は、真ん中の星の代わりに、花を入れた案もいただきました(B案図の右下の案)。A案とC案は、色とフォントが原案と少しだけ変わっています。

――最終的にどうやって決めましたか?

C案は、あえていえば、ロゴとしては少しインパクトが足りない気がしました。そこで、A案かB案に絞ったのですが、どちらも気に入っているので、決めなくてはいけない最後の最後まで悩みました。が、直感でB案の原案を選びました。kaloさんのオススメも同じでした。

ロゴは小さなお店をブランド化させるためのツールとして必要不可欠

――決められて、どう感じていますか?

全体の印象はもちろん、色やフォントなど温かみがあり、すべて気に入っています。イレズミに入れて彫っちゃいたいくらいです(笑)。ちょっとオーバーですが、それほど満足しています。「横に長過ぎる」と言われたことがありますが、店主の僕が気に入っているので、悪いことではないと思います。

――では、進め方も含め、よくなかった点や気になった点などありませんでしたか?

とくにないですね。すでにお伝えしましたが、デザイナーの方は頻繁に連絡をくださったので、不安も不満もありませんでした。あえてあげれば、納品時に届いた封筒の宛名書きが、よく言えば個性的、悪く言えば少し乱暴な印象を受けたことくらいでしょうか。でも、会社のイメージと少し違和感を覚えただけの話です。僕の字も似たようなもので、よく個性的と言われます(笑)。

――お店を拝見すると、大きな看板もなく、思ったほどロゴを使っていない印象を受けましたが。

実は、開店準備のとき、ロゴを使った内照式のスタンドサインを発注していたんですが、その会社がつぶれてしまったんです。別の会社に発注することもできたんでしょうが、これは安定するまで「いまはつくるな」ということかなと思い、予算の関係もあって、いまだにつくっていません。お客さんとじっくり手づくりしようかという気持ちもあります。

でも、その代わりに、窓にカッティングシートを切って貼り、看板代わりにしていますよ。色は後から塗ればいいと思っていたら、切る前に塗らないとだめだったようですが。

――ロゴの評判や効果はいかがですか?

お客さんからは「ロゴにお店の雰囲気が出ているね」と言っていただき好評です。お店のイメージを伝えるのがロゴの役割と考えていたので、その意味では大成功です。ロゴがかわいいとのことで、タンブラーなどのグッズをつくってほしいという要望もいただいています。

なかなかつくらないものだから、お客さんがエコバッグとかスタンプとか自分でつくって持ってきてくれるんです。外の木の置き看板も、お客さんがつくってくれたものなんですよ。これもロゴのおかげで、お店に愛着をもっていただいた賜物と感じています。

――お客様は増えていますか?

お客様も1年経って増えてきました。とくに常連のお客様も出てきました。当店が紹介された市発行のチラシを嬉しげに店に持って来てくださる方や、なかには、手作りのワッフルとか桜餅をたくさん下さる方もあり、他のお客様にもお出しして、楽しませていただいています。

うちの店は、ドトールやスタバより値段が高いんですが、それでもみなさんよく来てくださり、本当に感謝しています。下は1人で来る15歳の女の子から、上は杖をついてくる80代のおじいちゃんまで多彩です。ときには「今日はお金がないんで、いさせてください」といって水だけで長居する学生もいるんです。

――それを受け入れるって、すごいことですよね。

そうですね。もっとも、いつも受け入れている訳ではなく、混んでるときや忙しいときは断っていますよ。でも、そう言ってでも来てくださるのは、とても嬉しいことですね。

店の外観は一見民家と大差がないため、お客様に認知していただくには時間がかかると思っていましたが、おかげさまで、こうして予想よりも早く認知され、親しまれるようになってきました。やはり、お店の雰囲気を出せるロゴを作ることは、小さなお店をブランド化させるためのツールとして必要不可欠と実感しています。ロゴをかかげたホームページも、開設当初と比べたら、アクセス数が数倍になりました。

長く使うものだから、納得がいくよう妥協がないよう、とことん相談

――お店として今後の抱負があればお聴かせください。

お店として、さまざまな方の憩いの場であり続けたい。欲を言えば、お客様の生活レベルをワンランク上げるお手伝いができれば嬉しいですね。また、チェーン展開を考えるより、1店舗できちんとコーヒーと向き合っていきたいです。それで後進を育てていく環境づくりができれば最高です。

――鈴木さんの想いがよくわかりました。 最後に、ロゴを作ろうという方に、アドバイスできることはありますか?

ロゴは長く使うものなので、納得がいくように、妥協がないようにデザイナーさんと、とことん相談していただくのがいいと思います。ビズアップさんは、十分それに応えてくれました。

――ビズアップへの期待や要望など、何かありましたらお願いします。

開店準備のドサクサで、納品していただいたCD-ROMが行方不明になってしまったのですが、お願いしたら、快くすぐ再送していただきました。

また、津久井社長(写真右)が、アフターサービスとして、顧客だけにメルマガを発行しているんです。これが、とても参考になります。社長が受けた講座の内容やオススメの本の情報など、経営者として直面する問題に対して、自分が勉強したことをメルマガで送ってきてくれるんです。

僕はまだ参加したことがないのですが、ビズアップさんのクライアント同士の交流会も開催されているそうです。

こうしたことは、今後とも是非続けていただきたい。ロゴを一回作って終わりではなく、その後もお付き合いを続けていける会社は素晴らしいと思います。そういった意味でビズアップさんに依頼して本当に良かったと思います。これからもよろしくお願いいたします。

鈴木さま、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

※ 取材日時 2010年4月
※ 取材 カスタマワイズ

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投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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