ロゴコラムLogo column
株式会社胡 代表取締役 眞野 高志さま |
京都と大阪に担担麺専門店を展開する株式会社胡さま。担担麺店の経営を軸に事業を拡大してきた同社が、今回新たに挑戦するのは、イタリアンレストラン「幻の・・・lasagna+dining」。この新事業のロゴを手掛けたのが、ビズアップです。眞野代表は「幻のシンボルとなるような、かわいらしいキャラクターが気に入った」と語ります。
そんなロゴが、店舗のイメージにどのような変化をもたらし、今後どのように活用されていくのか。眞野代表に、ロゴ制作の背景やビズアップとのやり取り、そして今後の展望について詳しく伺いました。
目 次 |
イタリアンへの新たな挑戦。「幻の・・・」の背景と想い
ーーまず、事業内容と「幻の・・・lasagna+dining」について教えてください。
私たちは、京都に3店舗、大阪に1店舗の担担麺専門店を経営しています。しかし、新しいことに挑戦したいという想いがありました。ちょうどそのタイミングでイタリアンのシェフとのご縁がありました。彼の得意なメニューがラザニアだったこともあり、まずはラザニアを軸にしたイタリアンレストランを立ち上げることに決めました。
「幻の・・・lasagna+dining」は、隠れ家のようなお客さまの癒し空間となる店舗を目指して営業してきました。2024年の10月8日に、パスタをメインとしたお店にリニューアルオープンしましたが、そのコンセプトは変わっていません。ランチは選べるパスタセットを提供し、カフェタイムにはふわふわの焼きたてパンケーキを楽しめます。また、ディナータイムにはワンコインから楽しめる一品料理と、美味しいお酒でゆったり過ごせる隠れ家レストランとして営業しています。
ーー「幻の・・・」という独特な店名にした理由は?
「・・・」の部分には、お客さまが「自分の好きなもの」を入れ込んで想像してもらいたかったんです。例えば、「幻のラザニア」、「幻のスイーツ」、「幻のお店」など、人それぞれが思い浮かべる「幻の○○」を楽しんでいただきたくて「幻の・・・」という独特な店名にしました。
当初は、冗談も交えながら「幻の・・・」という店名を一つのアイデアとして出していました。その後も真剣に店名を考えていく中で、この店名が一番しっくりきたので、最初に思いついた閃きを大切にしようと思い決めました。
ーーでは、ロゴを作りたいと考えたきっかけと、ビズアップを選ばれた理由はありますか?
内観や外観だけではなく、お客さまの印象に残るものが作りたかったんです。単に文字の羅列ではなく、デザイン性があって温かみのあるロゴにしたいと考えました。ロゴ制作についてウェブサイトで検索するとビズアップさんが出てきて、制作実績を見て「良いものを作ってくれそう!」と惹かれるところがありました。最初は見積りだけ依頼しましたが、提案内容が非常に良かったので進めることにしました。
イエティのキャラクターで「幻の・・・」を表現
ーー新しいロゴに関して、どのようなイメージを伝えたのでしょうか?
「幻の・・・lasagna+dining」のロゴは、店舗を象徴するものにしたいと考えていました。お客さまに親しみを持ってもらいやすく、印象に残るデザインが理想でした。
店舗自体は路面店ですが、どこか家のような温かさと癒しを感じる、隠れ家のような雰囲気を目指しています。ロゴにもその想いを込めたいと、ビズアップさんにデザインを依頼しました。まずはお客さまにロゴを覚えていただいて、その上で安心して「ここに来たい」と感じてもらえるようにしたいとも伝えました。
ーーその結果、店舗のシンボルとなるキャラクター「イエティ」が登場したのですね?
はい、幻の生物「イエティ」をモチーフにしたキャラクターをビズアップさんが提案してくれました。実は提案を受けてから、自分でも「イエティ」について調べてみたのですが、通常の「イエティ」はもっと恐い印象がありますよね。それに対して、このロゴのキャラクターはとてもかわいらしく描かれていて、親しみやすいデザインに仕上がっていました。
店名の「幻の・・・」という部分と、幻の生物を紐づけるアイデアは私にはなかった発想だったのでとても驚きました。ビズアップさんの引き出しの多さに感心しましたし、このキャラクターが店舗のシンボルになると確信しました。
ーー実際にビズアップさんとのやり取りはどのように進んでいったのですか?
オンラインで何度か打ち合わせを行いました。最初は店名の「幻の・・・lasagna+dining」をロゴにしてほしいと伝えるくらいしかイメージを共有できていなかったのですが、ビズアップさんから3案の提案を受けました。その中には「森の中に家がある」ようなデザインや、ロゴ単体のシンプルなものもありました。最終的に、今のロゴを選んだのは、やはり「イエティ」のキャラクターが特に印象深く惹かれたからですね。
また、シェフの意見で「lasagna+dining」を入れたいという希望があり、イタリアンの雰囲気と合わせた赤と緑の色使いでデザインしてもらいました。ラザニアのイラストもこだわっていて、何層にするかについて何度かやり取りし、細部までこだわったデザインに仕上げてもらいました。店舗の雰囲気やコンセプトにぴったり合ったロゴになったと感じています。
店舗の魅力を引き出す新しいシンボルの反響は?
ーー完成したロゴや制作過程に対する満足度はいかがでしたか?
満足度は非常に高いです。急ぎで制作をお願いしたにも関わらず、ビズアップさんは段取りよく進めてくれて、1ヶ月という短期間で完成したという点も助かりました。作業がスムーズで、私たちの意見や要望にも柔軟に対応してもらえたので、ストレスを感じることなく進行できました。
実際にロゴを使い始めてから、お客さまからも「かわいいですね」という声をたくさんいただいています。また、店舗のアイテムにロゴを活用することで、店の雰囲気が明るく親しみやすくなったと感じます。ロゴは単に店名を示すだけではなく、店舗全体のイメージやコンセプトを伝える大切な要素だと思います。
ビズアップさんが提案してくれた「イエティ」をキャラクターにするという発想も、私たちにはなかったアイデアで、非常に印象的でしたし、初めて見たときに「これだ」と感じました。このように独自の視点から提案してもらえたことで、私たちの店舗はより個性が際立ち、親しみやすい雰囲気を作り上げることができたと実感しています。
コースターやショップカードにも!ロゴを活かした統一感のある店舗作り
ーー実際にロゴはどのように活用されていますか?
ロゴは、名刺やショップカード、販促ビラ、コースター、ステッカー、そしてのぼりなど、多岐にわたるアイテムに使用しています。ビズアップさんの印象がとても良かったのもあり、ロゴを活用した制作物もいろいろとお願いしました。色味も提案いただき、さまざまなシーンでロゴを使い分けることで統一感を持たせつつ、飽きのこないデザイン展開が可能になっています。
メニュー表にももちろんロゴを入れていますが、アイテムによって異なるデザインを採用しています。例えば、コースターには緑地に白抜きのロゴを使っていて、イタリアンの雰囲気と相まって非常に良いアクセントになっています。
また、ショップカードには茶色地に白抜きのロゴを取り入れ、ウッド調の背景と合わせて、店舗の「森の中の隠れ家」というコンセプトをしっかり反映させました。さらに、「イエティ」のキャラクターだけを切り抜いてメニュー表に使ったり、店舗のお知らせにイラストを添えることで、より親しみやすい演出をしています。こうした汎用性の高さも、このロゴの魅力の一つです。
ーー気に入っているアイテムはありますか?
特に気に入っているのはショップカードですね。茶色地に白抜きのロゴが、ウッド調のデザインとぴったり合っていて、店舗の雰囲気をより引き立ててくれます。お客さまにも好評で、手に取っていただける率が非常に高いです。
また、丸いステッカーも気に入っています。お客さまに配布することができ、さまざまな場所に貼ってもらえるので、プロモーションとしても非常に有効です。私たちの強みは複数店舗を展開していることですので、担担麺の店舗にもこのロゴ入りステッカーを貼って、各店舗でのプロモーションに活用したいと思っています。
新しいロゴとともに進む未来。今後の展望は?
出典:幻の・・・lasagna+dining 公式Instagram
ーー今後はどのような展望を描いていますか?
まずは「幻の・・・lasagna+dining」の店舗を軌道に乗せることを第一に考えています。今は地道にコツコツと進んでいる感じですが、先日のリニューアルオープンをきっかけに、これからさらに店舗を成長させていきたいです。
また、ビズアップさんとの繋がりを発端にして、会社の企業理念を見直しました。ビズアップさんの担当者さまと実際に面会し何度かやり取りを重ねる中で、私が大切にしている価値観や、入れてほしいワードをしっかりと反映した新しい企業理念を策定しました。この企業理念は、私たちの事業の核となる部分であり、今後どのような業態や店舗を展開していく中でも、一貫した方向性を示してくれるものです。
現在、その理念をデザインに落とし込んだCIインフォグラフィックの制作が進行中で、11月末には完成予定です。このCIインフォグラフィックを使って、店舗内外で私たちの考え方や目指す方向性を、もっとわかりやすく伝えられるようになることを期待しています。事業を拡大していく中で、会社の理念をしっかりと伝えることが非常に重要だと考えています。
ロゴ制作を検討している企業へのアドバイス
ーーロゴ制作を考えている企業に向けてアドバイスをお願いします。
ロゴ制作を考えている企業さんには、ぜひビズアップさんをおすすめします!
他の会社と比べたことはありませんが、ビズアップさんはロゴを作るだけでなく、私たちの相談にも親身に乗ってくれて、イメージをしっかりと形にしてくれました。単に依頼をこなすという姿勢ではなく、こちらのイメージを丁寧に聞き出し、それを形にしてくれるところが非常に頼もしかったです。段取りも非常にスムーズで、1ヶ月ほどで素晴らしいロゴが完成したのも有難かったです。
ーー最後に、ビズアップを一言で表すとどんな会社でしたか?
ビズアップさんは、「お店を盛り上げていくためのパートナー」だと思います。ロゴ制作だけでなく、企業理念の見直しやCIインフォグラフィックの制作など、事業全体をより良くしていくために共に取り組んでいただき、事業を一押し二押ししてもらえたと感じています。私たちの想いや店舗のコンセプトが反映されたとても良いロゴが完成し、大変満足しています。
今日はありがとうございました!
株式会社胡さまの新しいロゴは、店舗の雰囲気とぴったり合うデザインで、店舗のシンボルとなっています。ビズアップが制作したこのロゴが、今後さらに多くの場面で活用され、事業の成長をサポートしていくことが楽しみです。今後もビズアップは、お客様の理念やビジョンをロゴを通じて形にし、事業の発展を支えてまいります。
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投稿者プロフィール
- ロゴ専門デザイン会社、ビズアップの編集部です。ロゴに関する情報やビズアップのロゴづくりに対する想い、お客様の声をご紹介するコンテンツで、「ロゴをつくる体験」の素晴らしさを発信していきます。
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