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2025年がはじまりました。今年もコラムをがんばっていきたいと思います。
お正月はどう過ごされましたか?私は毎年恒例の「ヨメの実家でだらける」を今回の年末年始はあまりしませんでした。ヨメの実家には行きましたが、まあまあ仕事をしました。
我が家は長男と次男が受験生(高3、中3)でしたので、勉強をする彼らと一緒にヨメの実家の一室にこもって、細かい作業をしたり未来のシミュレーションをしたりと、比較的充実した年末年始を過ごしました。
さて、個人的な抱負として、今年は「呑みすぎない2025」を掲げたいと思います。ここで、昨年一発目のコラムの一文をご紹介します。
はい、未達です。。。結果を出せませんでした。。。もっとも、数字に基づいた具体的な目標を立てなかったのが失敗でした。
ここのところ、会食は毎週のように週3〜4、下手したら5日入っていました。今年は会食を平日は2日まで、というのを努力目標にします。そして、平日は自宅ではお酒を呑まないようにします。
実際には週3で会食になってしまうこともあると思いますが、基準値を設けるのが重要ということで、2日まで。ちなみに土日は基本的には会食は入れませんので、それは継続します(土日は家で呑むけど)。
ワタクシ、太ってはいないのですが、無呼吸症候群なんですよね。それにより心臓に負担がかかっていて不整脈があります。ほら、睡眠がきちんと取れないと心臓にきますから。
で、無呼吸がひどくなるのがお酒を呑みすぎたとき。なので酒量を減らしてちょっとでも無呼吸を抑え、心臓を労ろうと思うわけです。
ちなみに、以前は「シーパップ」をしていました。「シーパップ」とは、睡眠時に強制的に喉を開くくらいの空気を送り込む装置です。
でも、これが嫌いで。。。当然眠りづらいし、朝起きると肺が呼吸の仕方を忘れたみたいな感覚になるんですよね。無理やり空気を送り込むから。。。
ここで、私がシーパップをつけている上にサッカーで頭を怪我した際の恐ろしい写真をご覧ください。
マンガに出てきそうなすごいデストピア感!!
というわけで、あまり食事に誘わないでください。誘われるとついつい行っちゃうので(爆)。「餌を与えないでください」的な。
さて、新年一発目のコロコロニュースはひとつだけ。このTwitter(X)の投稿を見て、「へー」と思ってしまいました。なるほどね。
さっそく本題に入りますが、毎年、このコラムは新しい年がどのような1年になるかを「予言」しております。
知っていましたか?実は、私には未来を予言する力があります。
はい、すんません。これは毎年新年早々ついている「ウソ」です(笑)。しかしながらですね、実は100%ウソというわけでもないんです。そしてスピリチュアルな話でもない。
「確定未来」という言葉があります。これは私も十数年前にある方から教えていただいたのですが、「確定未来」を知ればある程度の予言、ではなく未来予測ができるというものです。
ここ数年は新年1発目のコラムでこの確定未来について触れさせていただいております。2025年も確定未来のお話をしたいと思います。
「確定未来」とは?
まずは「確定未来」についてもう少し説明してみます。
「確定未来」とは、「【予定】をかっこよく言ったもの」です(爆)。
確定未来にはいろいろな切り口があります。たとえば、オリンピックやワールドカップのように、大きなイベントごとなどの切り口があります。
小さいところでは、年間の祝日の数とか。祝日が多ければ、旅館などの観光業の売上は増える可能性があります。我々のようにわりと現金商売に近いスタイル(締め支払いではなくスポット入金)で経営させていただいている会社からすると、営業日数が少ない場合は売上が減る可能性があります。
お盆やお正月、ゴールデンウィークなども確定未来のひとつ。
予定が決まっているわけだから、それをもとに経済や自社にどんな影響があるかを推測しよう、というものです。
では、2025年はどんなイベントごとが予定されているか。こちらのサイトから引用させていただき、見ていきましょう(長いので読み飛ばしてもらって構いません)。
- 1月10日~12日:幕張メッセで「東京オートサロン」が開催予定
- 1月17日:1995年の「阪神淡路大震災」から30年
- 1月20日:アメリカで2024年11月に当選したトランプ大統領が就任予定
- 1月25日~3月9日:新潟県十日町市で「越後妻有の冬 2025」が開催予定
- 2月4日~11日:札幌市で「2025さっぽろ雪まつり(第75回)」が開催予定
- 2月7日~14日:第9回アジア冬季競技大会(2025/ハルビン ハルビン冬季アジア大会)が中国 ハルビンで開催予定
- 2月9日:造形フィギュアの祭典「ワンダーフェスティバル2025[冬]」が幕張メッセで開催予定
- 2月15日~16日:音楽フェス「apバンクフェス’25」が東京ドームで開催予定
- 2月22日〜23日:日本最大級のクラシックモーターショー「第16回ノスタルジック2デイズ2025-Nostalgic 2days
- 2025」パシフィコ横浜で開催予定
- 3月1日~2日:両国国技館で音楽フェス「J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2025」が開催予定
- 3月2日:東京都内で「東京マラソン2025」が開催予定
- 3月8日~16日:イタリアトリノで「2025年スペシャルオリンピックス冬季世界大会トリノ」が開催予定
- 3月20日:サッカー日本代表戦 FIFAワールドカップ2026アジア3次予選 バーレーン戦が開催予定。会場は埼玉スタジアム2002
- 3月22日:国内のラジオ放送が開始されてから100周年
- 3月25日:サッカー日本代表戦 FIFAワールドカップ2026アジア3次予選 サウジアラビア戦が開催予定。会場は埼玉スタジアム2002
- 3月28日~30日:国内最大級のモーターサイクルイベント「第52回 東京モーターサイクルショー」が東京ビッグサイトで開催予定
- 3月:福岡空港(FUK)に2本目の新滑走路が供用開始予定
- 3月まで:任天堂のゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の後継機に関するアナウンス発表が行われる予定
- 4月3日~20日:「U-17アジアカップ2025」がサウジアラビアで開催予定、上位8チームが2025年10月開催のU-17ワールドカップ2025に出場権獲得
- 4月6日:F1(フォーミュラ1)日本大会決勝が鈴鹿サーキットで開催予定
- 4月13日~10月13日:大阪湾の人工島夢洲(ゆめしま)で大阪万博(万国博覧会)「2025大阪関西万博」が184日間にわたり開催予定
- 4月15日:バンド「クイーン(Queen)」が1975年4月15日に日本武道館で国内初ライブを開催して50周年
- 4月26日~27日:幕張メッセにて「ニコニコ超会議2025」が開催予定
- 5月3日~6日:さいたまスーパーアリーナで音楽フェス「VIVA LA ROCK 2025」が開催予定
- 5月:バスケットボールBリーグ(B.LEAGUE)の年間優勝チームを決定するトーナメント戦「B1チャンピオンシップ」が開催予定
- 6月5日:サッカー日本代表戦 FIFAワールドカップ2026アジア3次予選 オーストラリアが開催予定。アウェイゲーム、会場はパーススタジアム
- 6月10日:サッカー日本代表戦 FIFAワールドカップ2026アジア3次予選 インドネシアが開催予定。ホームゲーム、会場は未定
- 7月4日~8月17日:伝説のバンドオアシスの再結成ツアー「OASIS LIVE 25」がUK/アイルランドで14公演が開催予定
- 7月28日:7月28日に任期満了を迎えるため第27回参議院議員通常選挙がこの日までに実施される予定
- 7月25日~27日:新潟県苗場スキー場で音楽フェス「FUJI ROCK FESTIVAL’25」が開催予定
- 8月:広島長崎に原爆投下から80年
- 8月15日:日本の太平洋戦争終戦敗戦から80年
- 8月15日~16日:音楽フェス「ライジングサン ロックフェスティバル 2025 in EZO」が開催予定
- 8月16日~17日:東京ビッグサイトにて「コミックマーケット106(C106)」が開催予定
- 9月13日~21日:「世界陸上競技選手権大会(世界陸上,世陸)」が東京で開催予定
- 9月14日~11月30日:「ながさきピース文化祭2025(第40回国民文化祭 第25回全国障害者芸術文化祭)」が78日間にわたり開催予定
- 9月28日~10月8日:滋賀県で第79回国民スポーツ大会10月25日~27日に第24回全国障害者スポーツ大会が開催予定
- 9月27日~10月19日:男子サッカー「FIFA U-20ワールドカップ2025チリ大会」が開催予定
- 9月:音楽フェス「ロックインジャパン」が千葉市蘇我スポーツ公園でシルバーウィークの期間中に開催予定
- 10月13日:万国博覧会「2025大阪関西万博(大阪万博2025)」が閉幕予定
- 10月14日:マイクロソフト社のOS、Windows10の延長サポートが終了予定
- 10月14日:マイクロソフト社のOffice 2016の延長サポート終了予定
- 10月25日~26日:バンド オアシスのライブ「OASIS LIVE’25」が東京ドームで開催予定
- 10月30日~11月9日:東京ビッグサイトをメイン会場に旧東京モーターショー「Japan Mobility Show(ジャパンモビリティショー)」が開催予定
- 11月1日~:ウズベキスタンタシュケントで「アジアユースゲームズ」が開催予定
- 11月5日~:男子サッカー「FIFA U-17ワールドカップ2025カタール大会」が開催予定 初の48チーム参加による開催となる
- 11月15~26日:「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」が東京で開催予定
- 11月:南アフリカ共和国ヨハネスブルクで「G20サミット2025」が開催予定
- 11月:「国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)」がブラジルのアマゾン地域にある北部ベレンで開催予定
- 12月8日:AKB48結成20周年
- 12月:2018年に打ち上げた日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)と欧州宇宙機関の共同開発で水星探査機ベピコロンボ(BepiColombo)が水星の周回軌道へ入る予定。周回軌道上にとどまるのは2年間の予定。
ざっくり挙げてみました。イベントというよりただの出来事も含みますが。。。
今年はサッカー関係のイベントと音楽関係のイベントが多い印象。特に音楽関係のイベントがやたら多い。
個人的にはUKロックバンド「oasis」の再結成がアツいです。なにせワタクシはかつてバンドマンでして、oasisには多大な影響を受けました。曲もカバーしたりしてました。
日本にもツアーで来るようですが、すでにチケットは入手が難しい状態のようですね。うちの子どもたちも私の影響でoasisが好きですが、ライブに行きたいと言ってました。チケット代は相当高いと思うけど。
ただ、彼らライブでやる気がないときとかがあるんですよね。25年前くらいに彼らが来たときに横浜アリーナに見に行きましたが、時間になっても登場しないしめっちゃやる気ないしでガッカリした覚えがあります。どうでもいい話ですね(汗)。
それと特筆すべきは戦後80年の年だということです。そして以前にタモリさんがテレビで言っていた言葉が忘れられません。「(今の時代は)新しい戦前」。
トランプさんの大統領就任にともない、戦争は減る方向にいくとは思うんだけど。。。(彼は前回、新しい戦争を一度も起こしていない)
さてつづいて、確定未来の別の切り口として、大型建造物や商業施設などについて見てみましょう。これらができると人の動きがかわりますので、やはり経営にとって大切な指標です。
- 1月15日:千葉市中央区にソラーレホテルズが運営する「ロイヤルパインズホテル千葉」が開業予定
- 1月22日:チームラボプラネッツ「運動の森」豊洲の拠点を1.5倍に拡張しリニューアルオープン予定
- 1月26日:銀座ソニービル跡地の再開発が終了し「銀座ソニーパーク」が開業予定
- 2月28日:京浜東北線、宇都宮線高崎線のさいたま新都心駅ビルが再開発され「(仮称)さいたま新都心駅東口開発新築工事」として竣工予定。商業施設と共に共同住宅(50戸)が入る見込み
- 3月1日:千葉県成田市に新感覚アウトドアホテル「SLOW MOUNTAIN NARITA」が開業予定
- 3月:よみうりランド遊園地隣接の新ファーム球場「ジャイアンツタウンスタジアム」(略称:Gタウン)が開業予定
- 3月20日:名古屋市港区にライブハウス型ホール「PORTBASE(ポートベイス)」が開業予定
- 3月21日:うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」にライフスタイルホテル「ホテル阪急グランレスパイア大阪」、MICE施設「コングレスクエア グラングリーン大阪」等が開業予定
- 3月27日:高輪ゲートウェイ駅周辺エリアの「高輪ゲートウェイシティ」がまちびらき、開業予定
- 3月27日:福岡市の福岡空港(FUK)に2本目の新滑走路および「国際線ターミナル」増改築工事およびショップやレストラン、ホテルを有する複合施設が2025年度に完成開業予定
- 春:「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」に「JWマリオットホテル東京」が開業予定
- 春:子ども向けテナント特化施設「こどもでぱーと」が中野とたまプラーザで開業予定
- 春:八王子市滝山町にイオンモール次世代型複合商業施設「(仮称)八王子インターチェンジ北」第1期が開業し第2期開業は2026年を予定
- 春:NTT都市開発が大阪市中央区で運営するラグジュアリーホテル「パティーナ大阪」が開業予定
- 春:郡山市の旧イトーヨーカドー郡山店跡にヨークベニマルが運営する「ヨークパーク」として開業予定
- 4月24日:福岡市天神エリアに大型複合ビル「ONE FUKUOKA BLDG.(通称:ワンビル)」が開業予定
- 4月上旬:神戸市中央区の神戸港新港第2突堤に男子Bリーグ2部(B2)の「神戸ストークス」の本拠地「ジーライオンアリーナ神戸」が開業予定
- 4月:山梨県南アルプス市に「コストコ南アルプス倉庫店(仮称)」が出店予定
- 4月:うめきた2期地区に「ウォルドーフ・アストリア大阪」が開業予定
- 4月:愛知県安城市に三井ショッピングパークが運営する「ららぽーと安城」が開業予定
- 夏:郵船クルーズが新たに建造した日本最大のクルーズ船「飛鳥III」が就航予定
- 夏:京都市営地下鉄烏丸線四条駅徒歩1分の旧ザ ロイヤルパークホテル 京都四条が改装され「コートヤード・バイ・マリオット京都四条烏丸」として開業予定
- 夏:NTT都市開発が京都市東山区で運営するラグジュアリーホテル「カペラ京都」が開業予定
- 7月1日:芝浦の旧東芝ビル跡地の再開発事業「BLUE FRONT SHIBAURA」にホテル「フェアモント東京」が入居開業予定
- 7月:JR函館本線小樽駅徒歩15分に「小樽グランベルホテル」が開業予定
- 秋:お台場旧パレットタウン跡地にプロバスケットボールBリーグ・アルバルク東京のホームアリーナになる大型アリーナ「トヨタアリーナ東京」が開業予定
- 秋:江東区・辰巳エリアカーリングもできる通年型アイスリンク「東京辰巳アイスアリーナ(仮称)」が開業予定
- 秋:「キャプション by Hyatt 兜町 東京」が開業予定
- 秋:宮城県仙台市青葉区に「イオンモール仙台上杉」が開業予定
- 秋:長野県須坂市に「イオンモール須坂」が開業予定
- 秋:2023年1月に閉店した北海道帯広市の百貨店「藤丸」が新会社主導によりリニューアルオープン予定
- 秋以降:トヨタ自動車が静岡県裾野市に建設中のモビリティのテストコース「Toyota Woven City(ウーブンシティ)」がオフィシャルローンチ予定
- 10月:名古屋市西区の名古屋城お濠西側旧「ホテルナゴヤキャッスル」の跡地に「エスパシオ ナゴヤキャッスル」が開業予定
- 11月:福岡市の福岡空港(FUK)ショップやレストラン、ホテルを有する複合商業施設が開業予定
- 12月下旬:池袋駅西口の池袋マルイ跡地に地上28階、地下4階、高さ140.124mの超高層ビルが竣工予定
- 時期未定:虎ノ門2丁目地区再開発計画(JTビル周辺の虎の門病院、国立印刷局、共同通信会館の順次建て替え)「虎ノ門アルセアタワー」が開業予定
- 時期未定:2022年5月8日に建て替えのため一時閉店した「三省堂書店 神保町本店」の建て替え工事が終了し2025年~2026年には開店再開予定
- 時期未定:神奈川県海老名市のJR海老名駅と小田急海老名駅の駅間地域に大型住宅商業複合施設「ビナガーデンズ(仮称)」が2025年度に開業予定
- 時期未定:名古屋市金城ふ頭のレゴランド・ジャパン、2期区域の工事が終了し拡張開園予定
- 時期未定:長野原町北軽井沢に「ANAホリデイ・インリゾート軽井沢」が開業予定
- 時期未定:沖縄北部・古宇利島にスモールラグジュアリーホテル「モクレア(MOKULEA)」が開業予定
- 時期未定:沖縄北部 今帰仁(なきじん)村と名護市にまたがる60ヘクタールの土地に大規模テーマパーク「JUNGLIA(ジャングリア)が開業予定
- 時期未定:北海道・ニセコのニセコひらふ地区のスキー場から数分の場所にホテル「カッシーア・比羅夫ニセコ」が開業予定
大型建造物や施設が新しくできるのは、2025年は上記43件でした。ちなみに2024年は70件で、昨年のコラムにも書きましたが、昨年は特に多かったようです。新しい建物や施設はそのエリアの経済を動かしますからね。
逆に閉館したり閉業したりする施設はというと、以下。
- 1月4日:大阪市北区1964年築の「大阪新阪急ホテル」が営業終了予定。その後建物解体予
- 2月17日:広島県呉市の「呉市海事歴史科学館 大和ミュージアム」が大規模リニューアル工事のため2026年3月末休館予定
- 2月末:長野県松本市の「松本パルコ」が営業終了予定
- 2月末:兵庫県三田市の大型商業施設「フローラ88」が業績不振や建物の老朽化のため閉業予定
- 3月16日:小田急電鉄が運営する商業施設「新宿ミロード」が新宿駅西口エリア再開発のため閉館予定
- 3月31日:神奈川県横浜市の「横浜ランドマークタワー」改修工事で「横浜ロイヤルパークホテル」が営業一時休止。リニューアルオープンは2028年以降に予定
- 3月末:長野県松本市、創業139年を誇る松本駅前の「井上百貨店」が閉店予定
- 3月末:千葉県佐倉市の「DIC川村記念美術館」が閉館予定
- 4月:首都高速の一部「東京高速道路(KK線)D8」が廃止予定
- 4月:首都高速八重洲線「神田橋JCT~西銀座JCT(北行き・南行き)」が日本橋区間地下化事業工事などで2035年度まで長期通行止めが開始する予定
- 8月末日:多摩市聖蹟桜ヶ丘エリアの商業施設「聖蹟桜ヶ丘オーパ」が営業終了予定、次期運営会社が9月に新装開業予定
- 9月:JR東静岡駅北口の「ローラースポーツパーク」がアリーナの建設に伴い閉鎖予定
- 時期未定:東京日比谷の帝国ホテルタワー館が建て替えのため営業終了・建て替え工事開始予定。本館は2031年頃から建て替え工事開始予定
- 時期未定:東京都練馬区貫井の「練馬区立美術館」「練馬区立貫井図書館」が建て替えのため休館予定。再開は2028年度に竣工開館の予定
- 時期未定:大阪府豊中市「千里阪急ホテル(1970年築)」2025年度末ごろ営業終了後建物解体予定
首都高、工事するんですね。渋滞が心配。個人的には「練馬区美術館」「練馬区立貫井図書館」は通っていた高校が近かったこともあり、反応してしまいました。
昨年はここに挙がったのは6件だけでした。今年は15件。とはいえ、ネガティブな閉館、閉業ではないものも含んでいますね。リニューアルのための閉館、閉業とか。
ただ、長野県松本市が心配。パルコの営業終了もそうだし、創業139年の「井上百貨店」が閉店予定とのこと。おかんの実家が長野県諏訪市で松本も比較的近いので心配。
特にここ数年で地方の百貨店はどんどん廃業しているイメージです。
ちょっと変わったところだと、学校関係の予定が3つほど。
- 4月1日:ドワンゴなどが運営する本格的通信制オンライン大学「ZEN大学」が開学予定
- 4月1日:大原学園グループが母体の通信制大学「東京経営大学」が開学予定
- 4月:東京理科大学が野田キャンパスで展開している薬学部(薬学科と生命創薬科学科)および大学院薬学研究科を葛飾キャンパスに移転し授業開始予定
「通信」とか「オンライン」とか、もう当たり前になってきましたね。人に直接会うのは大事なことだと思うんだけどな。
さてさて、「イベント」「大型建造物や商業施設」という切り口で確定未来を見てきましたが、もうひとつ重要な切り口があります。
それは「法律」です。法律は自社の営業や経営を直撃する可能性がありますので、年頭に押さえておくべきでしょう。
2025年は、こちらのサイト「KEIYAKU-WATCH」によると次のような法改正があるようです。
- 育児介護休業法等改正(2025年4月1日・10月1日施行)|育児に関する働き方の柔軟化措置・意向聴取等の義務化など
- 雇用保険法等改正(2025年4月1日・10月1日施行)|雇用保険制度の拡充と見直し
- 高年齢者雇用安定法の経過措置終了(2025年3月31日まで)|65歳までの雇用確保の完全適用
- 建築基準法・建築物省エネ法改正(2025年4月1日施行)|省エネ基準適合義務化・4号特例縮小など
- 重要経済安保情報保護法(2025年5月までに施行)|セキュリティ・クリアランス制度の導入
- 流通業務総合効率化法・貨物自動車運送事業法改正(2025年5月までに施行)|物流効率化と特定事業者への規制強化
- プロバイダ責任制限法改正(2025年5月までに施行)|情報流通プラットフォーム対処法として大規模プラットフォーム事業者規制が開始
- 刑法改正(2025年6月1日施行)|懲役と禁錮を拘禁刑に一本化
- 建設業法等改正(2025年12月までに施行)|建設業労働者の処遇改善・働き方改革・生産性向上
「育児介護休業法等改正」はなんでしょうね。また余計なことをやろうとしている感がすごいんですけど、あの超絶税金の無駄遣い、「こども家庭庁」とかが考えたんだじゃねえだろうな。
内容的には、残業させるなとか学校行事でも休みを出せとか、そんな感じのようですね。これを義務化していくと。。。学校行事なんて有給でいいじゃん。子どもが小さいからこそ残業して稼ぎたい人もいるだろうに。
ちなみに有名な話ですが、こども家庭庁がなくなれば税金が7兆円浮きます。この金額は、今の子どもたち(小学生から大学生まで)すべての学費を免除にできる金額だそうです。「学費を免除にしてもらえるなら無理して働く必要がない」という人もいるでしょうに。
減税するのではなく、こうやって税金を使って天下りなんかで中抜きでかすめ取ってカスカスにする作戦はもうバレているんですが、どうせ止められないだろうと舐められているんでしょうね。こんなの、少子化対策になるわけがない。
「雇用保険法等改正」は解説サイトを見ても微妙にわかりづらかったため、ChatGPTに聞いてみました。やっぱり軽いステルス増税ですね。雇用保険が少し上がるみたいです。
「プロバイダ責任制限法改正」は言論統制への布石でしょうね。「インターネット上における誹謗中傷被害を防止するため」という目的で制定されるようなので。
どうなったら「誹謗中傷」に認定されるのかが曖昧だと冤罪を多数生みます。そのうち中国のように「政治犯」的に逮捕されるような国に日本もなってしまうでしょうね。
建設業関係の法律が2つも挙がっていますが、そのうち「建設業法等改正」はしんどそうですね。
- (a) 労働者の処遇改善(賃金引上げ)
- (b) 資材高騰に伴う労務費へのしわ寄せ防止
とあり、「給与を上げないといけないけど経済状況悪化によるフォローは国からは一切しません」と言っているように聞こえます。一見「社員思い」の法改正のように感じるかもしれませんが、企業が倒れてしまえば雇用が失われ、従業員は失業するということを忘れてはいけません。それに中小企業経営者だって「国民」です。
それと参照したサイトにはありませんでしたが、「3月24日:マイナ運転免許証が運用開始予定」だそうです。保険証も含め、マイナンバーカードはつくりたくないですね。いろいろといわくつきですからね。
ただ、ChatGPTに聞くと今までの免許も使えるっぽいですね。いつどうなるかわからんけども。。。
確定ではない未来
さて、ここからは「信じるか信じないかはあなた次第」という都市伝説的なお話をしたいと思います。
エンタメだと思って聞いてくださってけっこうです。嫌いな方はここで読むのをやめても構いません。ただ、私のことを嫌いにならないでくださいね(爆)
2023年頭から一貫して予測しているのが、
- 予測1:企業の倒産が2022年以前よりも増える
- 予測2:全体主義化が進む、全体主義化のための政治が行われる(法律ができたり)
- 予測3:食糧危機とエネルギー危機を起こされる
- 予測4:国民をどんどん貧乏にする
でした。ここについてまず見直したいと思います。
まず、「予測1:企業の倒産が2022年以前よりも増える」です。倒産件数は2024年はどうだったのでしょうか。その前に前提として、
2022年の倒産件数は7,272件、それに対して2023年の倒産件数は9,691件だったそうです。この時点で予測1は当たっていました。
では2024年はというと、見込みとして「年間倒産件数は11年ぶりに1万件を超える見込み(ロイター)」だそうです。
ちなみに、昨年のコラムでは2023年の倒産見通しは8500件前後と書いていました(調べたらそうだった)。そこから結果としては10%以上増えています。
2024年の1月から11月までの累計倒産件数は9,164件、ということは12月までで単純計算で9,997件。これにさらに10%くらい増えるとすると、1.1万件くらいの企業が倒産しそうです。
ただし、昨年も書きましたが、この件数が多いのかどうかというと、実は、もっと多かったのがリーマンショックのあとです。年間で15,000件くらいの倒産が2年ありました。
また、東日本大震災のあとも12,000件くらいの倒産件数が2年つづいています。
とはいえ、増加傾向っていうのがね。。。よくないですよね。
「予測2:全体主義化が進む、全体主義化のための政治が行われる(法律ができたり)」ですが、これに関してはそれほど急速なスピードでは進んではいないですね。
しかし水面下で着実に仕込まれていると思います。インターネットの規制などはこの入口ということでしょう。
昨年の大きな出来事のひとつとして、アメリカ大統領選挙でトランプさんが当選しました。もうすぐ大統領に返り咲きます。これにより、良い方に転んでくれれば、日本の全体主義化は少し鈍化しそうです。一旦判断保留。
「予測3:食糧危機とエネルギー危機を起こされる」はすっかりはじまっていますね。これは大当たりといってもよいのではないでしょうか。
キャベツの価格が平年の3.4倍だそうですよ。兵庫県尼崎市では一玉1,000円超えているそうです。
お米も昨年は手に入りづらい時期がありましたよね。不作だったんでしょうか?そんなことはありません。なんと、米の海外輸出金額は過去最高です。つまり、日本人じゃなくて海外に米が流れているということです。
そりゃそうですよね。農家さんだって、日本で農業やっても生活が苦しい、輸出したほうが儲かる、となれば海外に販売します。
こうならないために輸出規制したり農家さんを救ったりということが必要なわけで、つまりこういうことこそが政治の出番のはずなんですけどね。わざとやっていると思いますよ。日本人を貧乏にするために。
つまり、「予測4:国民をどんどん貧乏にする」の一貫というわけですね。私自身、農業の重要性、必要性はこうなる前から感じていました。なのでいつか農業に関わりたいと思っていました。
そろそろ動かないと、自分の家族や社員とその家族がとんでもない目に遭うかもしれません。
というわけで「予測4:国民をどんどん貧乏にする」は現在進行系じゃないでしょうか。ステルス増税などで可処分所得減らされてるし。。。
で、4つの予測の他に今年はもうひとつくっつけたいと思います。
- 予測5:公務員が増える(公務員を増やす)
これは予測2の全体主義に関連することです。「貧乏」「物が高くて買えない」「仕事がない」となったときに、公務員の募集があったら大抵の人が飛びつくと思います。職を失わないために、どんな指示、命令でも(モラルに反していても)いうことを聞くという人がほとんどだと思います。
極論しましょう。公務員しかいない国って、もはや共産国家ですよね。そうです。全体主義です。
これに近い形をおそらく国は狙ってくるだろうと。大企業(≒経団連企業)の従業員と公務員しかいない社会。超絶管理しやすそー、ってことです。ここにウイルスだとかパンデミックとかがまた絡んでくるわけです。
とはいえ、先行きが暗いかというと、私は意外と明るいと思っています。もうひとがんばり必要ですが、気づいている人が増えた実感があります。
その象徴的な出来事が、テレビをはじめとした大手メディアの凋落の気配です。私はメディアが生まれ変わればこの国はめちゃくちゃ復活すると思っているので。
あとはトランプさんが闇をめくりまくってくれたらオモロイんですけどね。敵か味方か。。。
というわけで、新年一発目から思想の強い気持ち悪いコラムになり恐縮ですが、2025年も頑張りたいと思います。
冒頭にお伝えしましたが、呑みすぎないように、心臓をいたわりながら、そして会食の時間をビジネスに充てられるようにがんばります。
今年は本とかも書きたいんですよね(都市伝説の本じゃないよ笑)。
それでは、2025年もどうぞよろしくお願いします!
今回はここまでです!
津久井
投稿者プロフィール
-
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。
かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。
2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。
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