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Logo column

2024年08月02日 メールマガジン ロゴデザイン 【第730回】3週連続ロゴのご紹介「知ってほしいの、私の好きなロゴ」

パリオリンピックがはじまりましたね。

そしてこのパリオリンピック、さっそくのやらかし具合がひどいようですね。開会式のセレモニーは完全にグロテスクな世界観で、批判殺到だそうです。

私のような陰謀論者(笑)からすると、なぜこんなことをするのか、これは何を表しているのかがわかってしまいます。長くなるのでここでは語りませんけれども。

というわけでコロコロニュース。

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知らなかったです。今回のオリンピックで女子の部門にトランスの元男(生物学的男)が出る競技があったなんて。

どうやら、イタリアの女性選手は命の危険を感じ、パンチ2発、試合開始から50秒弱で棄権したようです。狂っている。

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パリオリンピックの開会式、ワク◯ソで人が死んでいく様子とかをダンスで表現したって言われていますね。

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これ、コ□ナになってからけっこう拡散された都市伝説です。でも、まあわざとやってるよね。

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パブリックコメントで政府に意見しましょう。

ただの風邪を5類にするって、経営者ならふざけんなって思うと思います(経営者じゃなくてもだけど)。

だって、風邪なのに5日とか休ませないといけないわけです。社員からしても取りたくもない有給を使うことになってしまう。中小企業、潰れますよ(まあ、潰そうとしているんですけど)。

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がんばれモリッシー!著名人でこの勇気ある行動をする人が増えることを、本当に願っています。 

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「2億人打って死者ゼロ」というデマをデマ太郎が話した問題動画を非公開にしたそうです。

マジでふざけんなよクソ太郎。こんなコロコロニュースなんて本当はやりたくないしこんな目立ち方したくもないし1円にもなってねーよ。

時間だって余計にかかってるよ。面倒くさくていつコロコロニュースを辞めようかっていつも考えてるよ。

それでも自分の仲間や大切な人たちが傷つくから、黙ってちゃいけないという義務感でやってんだよ。それしかないんだよ。

ちなみに長くなるのでここでは話しませんが、注射を打たせようとするヤツラも元男を女子競技に参加させようとするヤツラも、気持ち悪い開会式をするヤツラも、根っこは同じヤツラでつながっているんで。。。

というわけでコロコロニュース終了。

さて、ここ2週間のコラムでは「ロゴ」について語っていましたが、なんと、3週連続でロゴの話をしたいと思います。

本日は、ワタクシ津久井が好きなロゴをご紹介。

ちなみに「好きなロゴ」という概念は実は私にはあまりないです。どんなロゴもそれぞれの想いがあってつくられていることがほとんどなわけで、そこにあまり優劣をつけるのはどうかな、という考えがあるからです。

なので、「好きなロゴ」という側面もありつつ、実際には「思い出深いロゴ」とか、「印象深いロゴ」とかといったほうが正確かもしれません。

ではさっそくいってみましょう!

 

●Apple

言わずとしれたアップルロゴ。黄金比に即してつくられたといわれるだけあって、造形がとてもきれいですよね。

つい数年前まで、喫茶店で仕事をしている人のパソコンはほとんどがWindowsでしたが、最近は逆転現象が起き、Macを使っている人のほうが増えた印象です。

アップルのロゴは造形がきれいだから好き、というのもありますが、つい数年前まではアップルのロゴがついた製品を使っていることが「希少性が高い」「センスがいい人」「イケてる人」という感じを演出してくれていたと思います。だから好きなのかもしれません。

もはやシンプルなロゴの代表格。というか、ロゴに限らず製品のデザインそのものも、アップルといえばシンプルで究極まで無駄を削ぎ落とした洗練されたデザインです。そういった製品デザインの良さがこのロゴの評価をさらに高めている気がします。

ちなみにこちらが昔のアップルのロゴ。カラフルでした。

 

●ナイキ

言わずとしれたナイキのロゴ。

このロゴは通称「スウッシュ(Swoosh)」といいます。辞書で調べると、意味は「口笛の音またはシューという音とともに動く、または動くようにする(英ナビより引用)」だそうです。

ロゴに名前をつける文化はアメリカではわりとあって、これもそのひとつ。

ちなみに有名な逸話ですが、このロゴは当時ナイキでアルバイトしていた大学生がつくったものです。それをナイキは35ドル(1ドル360円時代)で買い取りました。それがこんな世界的なロゴになるなんて、まさにロゴ界のシンデレラストーリーといった感じですね。

私はこのロゴがすごく好きなわけではないのですが、高校生の時に「ロゴ」というものがあるんだなとナイキのロゴをとおして感じたものです。

もちろん企業ロゴの存在はそれまでも知っていましたが、「自分には関係ないもの」と思っていました。

高校生のとき、新しく買ったまっさらな上履きをみんなに落書きされたり、自分で落書きするのが流行っていました。ただの上履きにスウッシュを書いて、上履きを「ナイキ化」したりするのが流行ったんです。

それを見て、アディダスにする友人、プーマにする友人もいたのですが、最初に上履きに書かれたロゴがスウッシュだったことから、やはり当時の高校生(私たち)にとって、他のロゴよりも心理的にもっとも受け入れやすいような何かがあったのだと思います。

ちなみに、当時のナイキはまだどちらかというとファッションブランド、またはバスケットシューズメーカーのひとつといった印象で、エアジョーダンは出ていたけどエアマックス95は出ていなかったし、サッカーや野球などの分野にはほとんど進出していませんでした。

つまり、今ほど認知も大きくなかったし、ちょっとしたアメカジのアイテムのひとつ、くらいの感覚でした。それでもこのロゴをみんな上履きに描いていたというのは、とても象徴的なことのような気がします。

あと、その後上履きの落書きはどんどんエスカレートし、買ったばかりの上履きに「白石ひとみ(昔のAV女優)」とか書かれるやつまで現れカオスでした(笑)。

 

●紀文食品

「紀文食品」と聞いてパッと明確にわかる方は少ないかもしれません。「はんぺんの紀文」とか「おでんの紀文」と聞くと、「ああ、知ってる」となるかもしれません。

その紀文食品のロゴがこちら。

最近の人はあまり知らないかな。スーパーの練り物売り場(はんぺんとかさつま揚げとか売っている棚)では、一時期は紀文の商品で80%くらいは埋まっていたと思います。

私は新卒で入った会社でこの紀文食品を担当していました。

パッケージデザインやラベルの印刷などを請け負っていました。そこで社会人としてはじめて「ロゴとは何なのか、どう扱わなければならないのか」を学びました。

ナイキの「スウッシュ」が無意識的にロゴというものにはじめて触れたとしたら、紀文食品のロゴは、はじめて明確に意識的に「ロゴというもの」を認知したと言ってもいいかもしれません。

色は必ずカラーチップのDIC◯版の◯◯番を使わなければいけないとか、アイソレーションエリアは必ず◯mm以上取らないといけないとか、ビジネスとしてのロゴの取り扱いをはじめに学んだのが紀文食品のこちらのロゴだったというわけです。

ちなみにこのロゴ、やはり名前がついています。「ハートフラワー」といいます。3つのハートが花になっているロゴ。デザインしたのはアメリカの有名デザイナーでソウル・バスという人です。

ここには書けませんが、相当な金額を払っています。バブルのころに依頼したロゴなんでしょう。それにしても曲線のつくりとかの造形美がとてもすばらしい大好きなロゴです。日本の家紋をコンセプトにしていると思います。

私がサラリーマン時代に紀文食品の仲の良い担当さんにもらったテレホンカードがこちら。今も名刺入れに大切にしまっています。

タグライン(≒キャッチコピー)もいい感じです

 

●スターバックス

スターバックスについてはこのコラムでも何度かお話しています。「スターバックスが流行ったのはコーヒーが美味いからではない」という暴論的持論を展開しています。

かんたんに、なぜスターバックスが流行ったかというと、ロゴです。それと店舗の内装やらカップのデザインやらなんやらを含めた「スタイル」がスターバックスを成功に導きました。

スターバックスが日本に上陸したとき、ロゴが入ったあのカップをもって街を歩くのは、アップル製品を使っている人がいっとき感じた感情と同じです。つまり、「希少性が高い」「センスがいい人」「イケてる人」を感じさせてくれたのが、スターバックスです。

日本上陸時のスターバックスのロゴはこちらでした。

このロゴは一世を風靡(ふうび)したといっても過言ではなく、多くの企業、店舗がこの「スターバックスフォーマット」とでもいうべき形状のロゴを真似ました。真っ先に真似たのが、今私がこのコラムを書いている喫茶店、エクセルシオールカフェです。

実際に我々もロゴをご依頼いただいたお客さまから「スターバックスのロゴみたいにしたい」というご要望をよくいただきました。

そして、2011年に今のロゴにリニューアルされました。

「ロゴあるある」なのですが、リニューアルされたばかりの有名ロゴは、たいてい「辛い評価」を受けます。スターバックスも類に漏れず、リニューアル当初は「前のロゴのほうがよかった」という批判をよくされていました。

ちなみに私は今のロゴが出たときから、「すげーいい!」と思っていましたけども。

 

●ユニリーバ

ユニリーバのロゴも大好きです。こちらは造形美が好きというよりも、そのアイデアが好き、という感じです(ちなみにロゴというのは「アイデア」「造形」「加工」の3要素からできている、というビズアップのオリジナルノウハウがあります)。

私はこのロゴを「柄ロゴ」と称していますが、このロゴもスターバックスと同じようにひとつのフォーマットにまで昇華されたデザインアイデアをはじめて表したロゴだと思います。

では、他の企業の柄ロゴも見てみましょう。

カラーリングの問題もあり、ちょっと似たようなロゴが3つ並んでしまいましたが、柄ロゴはひとつのアイデアとして定番となっています。

池袋サンシャイン水族館

東邦大学

アースミュージックアンドエコロジー

 

●ムヒ

ムヒのロゴ、好きなんですよね。こちら。

チューブからムヒを出したときの独特の形をロゴの造形にする、もうこのアイデアだけで勝負ありという感じ。

実はムヒの会社である池田模範堂さんからロゴの引き合いをいただいたことがあります。大勢の社員さんで事務所まで来ていただきましたが、正直当時のビズアップは個人事業に毛が生えたような状態だったため、おそらく信頼してもらえず話が立ち消えました。

たぶん、タイミングからいってムヒのロゴのリニューアルの依頼を検討されていたんだと思います。

ちなみに、明治のロゴもムヒににています。しかも私の記憶が確かならば、ムヒも明治もリニューアルのタイミングが思いっきり被っていたと思います。

ムヒはモーションロゴも可愛いです。シンプルだけど強いアイデア。

池田模範堂さんのサイトより引用させていただきました

 

●番外編1 バンドロゴ

「バンドのロゴといえば?」と聞かれたら、何を思い出しますか?「バンドってロゴなんてあったっけ?」と思う人も結構いるのではないでしょうか。でも、実際にロゴを見てみると「見たことある!」と感じると思います。

私の中ではまずはこちら。

はい、言わずとしれた世界的、かつ偉大なアーティストですね。そしてこのロゴ、若い人はどうかわかりませんが、我々世代以上なら絶対に見たことがある、といってもいいのではないでしょうか。

つづいてこちら。これも音楽好きなら見たことがあるのではないかと思います。

ワタクシ、メタリカはあまり通ってないんですよね。ただ、メタリカはタモリ倶楽部の空耳アワー常連だったので、曲はなんとなくわかります。私が好きな空耳はこちら。

youtubeに飛びます

最後がこちら。これ、ご存じの方はけっこうこの年代のハードロックに精通している方なんじゃないでしょうか?

AC/DCも私はあまり聞きませんでしたが、このロゴは記憶によく残っています。

なので、こちらのロゴを見たときにすぐに何のパロディーかわかりました(笑)。

2013年に日本一周お客さま巡りをしていたときのFacebook投稿

王将、AC/DCに怒られなかったのかな?(笑)

 

●番外編2 ビズアップ 

ビズアップのロゴ、当然自社のロゴですから好きです。思い入れもとてもあります。

今のロゴは実は2011年にリニューアルしたものです。同年にリニューアルした前述のスターバックスのロゴに影響を受けました。スターバックスに限らず、iPhoneのアイコンなど、「フラットデザイン」と呼ばれるものがトレンドとしてきていたため、そちらに舵を切ったという感じです。

ちなみにリニューアル前のロゴがこちら。こちらもフラットデザインではありますが、余計な要素や曲線のつくりこみなどがまだまだでした。

リニューアル前もあともロゴに込めた想いは変わりません。ビズアップのロゴはトリプルミーニングになっていて、3つの意味を持たせています。

  1. 日の丸に1番で、「日本一のロゴデザイン会社」
  2. ビズアップという名前の通り、デザインでお客さまをアップさせる(なので指が上を指している)
  3. 多くの仲間(社員、協力デザイナーさんなど)とともに進んでいきたいという意味で「この指とまれ」

とうわけで、いかがでしたしょうか。津久井の好きな、または思い出深いロゴのご紹介でした。たまにはこんな回もありですね。

 

今回はここまでです!

津久井

投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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