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こんにちは2024年。新しい年のはじまりです。あけましておめでとうございます。
新年1発目のコラムとなります。今年もビズアップとともにロゴコラムをどうぞよろしくお願いします。
また、令和6年能登半島地震に遭われた方々には謹んでお見舞い申し上げます。金沢には昨年12月に訪問したばかりでした。。。
私は例年どおりヨメの実家でダラけていたのですが、震度7を記録した2回目の揺れのときには、ヨメの実家がある愛知県豊田市もまあまあ揺れました。
そしてなにより、揺れの大きさよりもその質が気持ち悪かったです。横に長い揺れ方。そうです、東日本大震災のときと同じような揺れ方でした。
翌日には羽田空港で事故があり、さらに翌日には北九州で大規模な火災と、正月三が日から災難がつづいていますが、災難に遭われた方々をお見舞いしつつも、我々は目の前にあることに前向きに全力で取り組むしかないと個人的には感じています。
さて、個人的な抱負として、今年は「呑みすぎない2024」を掲げたいと思います。もし呑みすぎたら、あなたのせいにします(男と女のラブゲーム)。
そして2024早々に呑みすぎています。。。
さっそく本題に入りますが、毎年、このコラムは新しい年がどのような1年になるかを「予言」しております。
実は、私には未来を予言する力があります。「未来は絶対なのです!(冷泉俊明)」。
まあこれは毎年新年早々ついている「ウソ」なんですけどね(笑)。しかしながらですね、実は100%ウソというわけでもないんです。そしてスピリチュアルな話でもない。
「確定未来」という言葉があります。これは私も十数年前にある方から教えていただいたのですが、「確定未来」を知ればある程度の予言、ではなく未来予測ができるというものです。
ここ数年は新年1発目のコラムでこの確定未来について触れさせていただいております。2024年も確定未来のお話をしたいと思います。
コロコロニュースは新年一発目はお休みです。というか、このコラムの後半が若干そんな感じになってしまうと思います。
●「確定未来」とは?
まずは「確定未来」についてもう少し説明してみます。
「確定未来」とは、「【予定】をかっこよく言ったもの」です(爆)。
確定未来にはいろいろな切り口があります。たとえば、オリンピックやワールドカップのように、大きなイベントごとなどの切り口があります。
やることが決まっているわけだから、それをもとに経済や自社にどんな影響があるかを推測しよう、というものです。
では、2024年はどんなイベントごとが予定されているか。こちらのサイトから引用させていただき、見ていきましょう(長いので読み飛ばしてもらって構いません)。
- 1月1日:新NISA制度が開始予定
- 1月14日14:30(現地時間):AFCアジアカップ2023グループD 日本vsベトナムがドーハ アル・トゥマーマ・スタジアムで開催予定
- 1月19日14:30(現地時間):AFCアジアカップ2023グループD イラクvs日本がライヤーン エデュケーション・シティ・スタジアムで開催予定
- 1月24日14:30(現地時間):AFCアジアカップ2023グループD 日本vsインドネシアがライヤーン アフメド・ビン=アリー・スタジアムで開催予定
- 1月下旬:ソフトバンクの3Gサービス「SoftBank 3G」(第三世代携帯電話=いわゆるガラケー)が終了予定
- 1月:NTTが提供する「INSネット ディジタル通信モード」が提供終了予定
- 1月:NTT東西が維持している中継網(基幹網)をPSTN網(固定電話契約)からIP網(IP電話)へ切り替え予定、NTT東西のメタルIP電話と各事業者間でIP-IP接続開始予定
- 1月:世界最大の豪華客船であるクルーズ船「Icon Of The Seas(アイコン・オブ・ザ・シーズ)」が処女航海クルーズ開始予定
- 2月3日~6月30日:京都市左京区の「京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ」で「京都市美術館開館90周年記念展 村上隆(仮称)」が開催予定
- 2月9日:ANAの国際線新ブランド「エアージャパン(Air Japan)」が成田-バンコク間で就航運航開始予定
- 2月10日:AFCアジアカップ2023カタールの決勝戦がアル=ホール アル・バイト・スタジアムで開催予定
- 3月16日:北陸新幹線が石川県金沢駅から富山県敦賀駅まで延伸し運行開始開業予定
- 3月21日:サッカー日本代表戦 FIFAワールドカップ2026アジア2次予選 日本vs朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が開催予定。会場は未定
- 3月26日:サッカー日本代表戦 FIFAワールドカップ2026アジア2次予選 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)vs日本が開催予定。会場は未定
- 3月30日:東京ビッグサイト周辺で電気自動車のレース「フォーミュラE」の決勝が開催予定
- 春:CCCが運営する「Tポイント」が三井住友FGの「Vポイント」と統合され「Vポイント」としてリスタート予定
- 4月:ヤマトホールディングスと日本航空の貨物専用機の運航が開始予定
- 5月7日:ロシア、プーチン大統領の任期が満了。この日までにロシア大統領選挙が実施される予定、図らずも米露両大国の大統領選挙が同年に実施される
- 5月15日:セブンイレブン日本1号店が東京都江東区で開店して50年
- 6月7日~7月7日:UEFA EURO 2024(サッカーUEFA欧州選手権)がドイツで開催予定
- 6月6日:サッカー日本代表戦 FIFAワールドカップ2026アジア2次予選が開催予定。会場は未定、対戦相手はアジア1次予選ミャンマー対マカオの勝者
- 6月11日:サッカー日本代表戦 FIFAワールドカップ2026アジア2次予選 日本vsシリアが開催予定。会場は未定
- 6月:G7サミット2024がイタリア南部プーリア州で開催予定
- 7月3日:新紙幣が発行開始予定
- 7月7日:UEFA EURO 2024決勝戦がドイツベルリンのオリンピックスタジアムで開催予定
- 7月30日:小池百合子東京都知事の任期がこの日までのため7月30日以前に東京都知事選挙が実施される予定
- 8月2日~18日:フランス パリで夏季オリンピックが開催予定
- 8月28日~9月8日:フランス パリで夏季パラリンピックが開催予定
- 9月5日:サッカー日本代表戦 FIFAワールドカップ2026アジア3次予選が開催予定。会場は未定、対戦相手は未定
- 9月10日:サッカー日本代表戦 FIFAワールドカップ2026アジア3次予選が開催予定。会場は未定、対戦相手は未定
- 9月10日~15日:第47回技能五輪国際大会はフランス・リヨンで開催予定
- 9月:自由民主党総裁の岸田文雄首相の総裁任期が終了するため総裁選挙が9月までに実施される予定
- 秋:欧州議会で2022年に制定されたUSB Type-C充電義務化から2年が経過し電子機器側の充電ポートがUSB Type-Cへと一本化する予定
- 10月10日:サッカー日本代表戦 FIFAワールドカップ2026アジア3次予選が開催予定。会場は未定、対戦相手は未定
- 10月14日~11月24日:岐阜県で第39回国民文化祭/第24回全国障害者芸術・文化祭「清流の国ぎふ」文化祭2024が開催予定
- 10月15日:サッカー日本代表戦 FIFAワールドカップ2026アジア3次予選が開催予定。会場は未定、対戦相手は未定
- 11月1日:ハローキティ誕生50周年
- 11月5日::アメリカで大統領選挙が実施される予定
- 11月14日:サッカー日本代表戦 FIFAワールドカップ2026アジア3次予選が開催予定。会場は未定、対戦相手は未定
- 11月19日:サッカー日本代表戦 FIFAワールドカップ2026アジア3次予選が開催予定。会場は未定、対戦相手は未定
【時期未定】 - 現行紙幣、1万円札、5千円札、千円札のデザインが一新され2024年度上期をめどに使用開始予定
- 2024年度末に運転免許証とマイナンバーカードの一体化について運用が始まる予定
- 福山市の明王院、33年ごとに開催される本堂内の本尊開帳の年。開帳に合わせて国内で5番目に古い南北朝期で唯一の五重塔「国宝五重塔」の内部が公開予定
- JR東日本、2020年春に暫定開業した山手線 品川-田町間の新駅「高輪ゲートウェイ駅」が本開業の予定
- JAXAの宇宙飛行士、油井亀美也飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)に約半年間の滞在が開始予定
- APEC首脳会議2024がペルーで開催予定
- 「国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)」がオーストラリアで開催予定
- IOC総会が開催予定 2030年冬季オリンピックの開催地が決定する予定
- サッカー「2030 FIFAワールドカップ(2030 FIFA World Cup)」がFIFA総会で開催予定地を選定予定
- 秋冬:EU加盟国、欧州議会域内のスマホ等電子機器の充電端子をUSBタイプC(USB-C)以外の機器の販売が禁止される予定。apple社のiPhoneの対応が注目される。
ざっくりこんなところでしょうか。中には「イベントなのか?」というものもありますが、かいつまんでピックアップしてみました。
昨年はワールドカップ級のスポーツイベントが年に3回もありました(女子サッカー、ラグビー、ワールドベースボールクラシック)。
それに比べると、今年は目立ったスポーツイベントってパリオリンピックくらい。しかも今年がオリンピックイヤーだったなんてすっかり忘れてました。ついこの間、東京オリンピックやってなかったっけ?という感じ。あれから3年経ったんですね。
3月の「北陸新幹線が石川県金沢駅から富山県敦賀駅まで延伸し運行開始開業予定」は、先日の地震の影響が心配です。
新幹線が延伸するとか、駅が新しくできる、というのは、ビジネスチャンスが大きく広がるとてもよいイベントだと私は考えています。その土地の人たちの商売が繁盛したり、新しいビジネスが生まれたり、住む人が増えたり、土地の価値が上がったり。。。予定通りに開業されるとよいのですが。。。
ここには載っていませんが、いわゆる夏フェス(フジロックやサマーソニック)なども昨年あたりから全面的に解禁されていましたので、今年も開催されるのではないかなと思います(次のパンデミックを起こされなければ)。
政治的な面では、ロシアの大統領選挙とアメリカの大統領選挙が重なるというのがすごいですね。
多くのテレビに洗脳された人は、「プーチンけしからん!独裁だ!」と感じていると思いますが、彼がやっていること、残した実績を考えれば、私がロシア人でもプーチンさんに大統領をつづけてほしいと思うと思います。
むしろ、東京都の緑のおばさんとか、プーチンさんの爪の垢を煎じて飲ませたいくらい。というかもう、今年の都知事選には学歴詐称おばさんは出てこないでくれよ。
時期未定ですが、「現行紙幣、1万円札、5千円札、千円札のデザインが一新され2024年度上期をめどに使用開始予定」というのも大きなニュース。
これ、本当は2025年に行われる予定だったはず。早めた理由は何か?陰謀論界隈ではいろいろ言われています。まあ、この世はお金によって支配されているわけで、紙幣が変わるというのはとても大きな思惑をはらんでいるものです。
お札に載る人なんてろくでもない、なんてことも言われますしね。そもそもお札に人の肖像を載せる理由は何なんですかね?いらなくないですか?人の肖像。
さてつづいて、確定未来の別の切り口として、大型建造物や商業施設などについて見てみましょう。これらができると人の動きがかわりますので、やはり経営にとって大切な指標です。
- 1月18日:群馬県前橋市に「イケア前橋(IKEA前橋)(仮称)」が開業予定
- 年初:2023年4月に閉館した札幌市の「ホテルクラビーサッポロ」がリニューアルしフランスのホテルアコーが運営する「ホテル創成札幌 Mギャラリー」として改装開業予定
- 年初:JR長崎駅ビル7~13階に「長崎マリオットホテル」が開業予定
- 豊洲市場の場外エリアに万葉倶楽部が運営する「豊洲 千客万来」が開業予定
- 2月20日:名古屋市栄に「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」が開業予定
- 2月:広島市中区の中央公園にJ1サンフレッチェ広島の本拠地となる約3万人収容の新スタジアム構想「HIROSHIMA スタジアムパーク PROJECT」が開業予定
- 3月16日:愛知県ジブリパークの「魔女の谷」がオープンし全エリアが開業予定
- 3月末まで:京都府宇治市に「ニンテンドーミュージアム」が開業予定
- 3月:中央区晴海5丁目、東京五倫パラリンピック選手村跡地に商業施設「三井ショッピングパーク ららテラス 晴海フラッグ(HARUMI FLAG)」が開業予定
- 3月:JR高松駅北側で建設中の商業施設「TAKAMATSU ORNE(タカマツオルネ)」が開業予定
- 3月:福岡市北天神の須崎公園に「福岡市拠点文化施設」が供用開始予定
- 春:神宮前六丁目のラフォーレ原宿と東急プラザ表参道原宿の向かい南西角に新たな商業施設が開業予定
- 春:東京お台場ヴィーナスフォート跡地に「イマーシブ・フォート東京」が開業予定
- 春:栃木県鹿沼市の「水源地域振興拠点施設」にスノーピークによる直営キャンプフィールドが開業予定
- 春:バスケットボール「千葉ジェッツふなばし」収容客数1万人規模のホームアリーナ「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」が開業予定
- 春:横浜市港北区横浜市営地下鉄グリーンライン高田駅近くに「イオンスタイル高田西(仮称)」が開業予定
- 春:福井駅西口の再開発エリアで通称「三角地帯」に「コートヤード・バイ・マリオット福井」ホテルが開業予定
- 春:名古屋市栄の複合施設ナディアパーク内にスポーツ用品店「アルペン」の旗艦店が」開業予定
- 春:愛知県豊田市に建築設計に坂茂氏を起用した新たな博物館が開業予定
- 春:三重県亀山、亀山サンシャインパークの近隣に「コストコ」が出店予定
- 春:日本初上陸となる自然派ラグジュアリーホテルが京都・東山に「シックスセンシズ京都」が開業予定
- 春:新名神高速道路全線開通にあわせ京都府城陽市東部のスマートインターチェンジに三菱地所が開発する「京都城陽プレミアム・アウトレット(仮称)」が開業予定
- 春:大阪駅西地区の「梅田3丁目計画(仮称)商業エリア」で「JPタワー大阪」が開業予定
- 春:大阪市中央区の大阪城近くに関西初となるホテルブランド「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」が開業予定
- 春:USJスーパー・ニンテンドー・ワールドに「ドンキーコング」をテーマにした新エリアが開業予定
- 春:神戸市の須磨海浜水族園・海浜公園が水族館・公園・ホテルなどで構成される新施設が再整備され開業予定
- 春:福岡市西区姪浜駅南エリアに複合商業施設「MEINOHAMA STEPS」が開業予定
- 春:浦添市の沖縄都市モノレール「てだこ浦西」駅前に大規模商業施設「イオンスタイル浦西(仮称)」が開業予定
- 2024年前半:大阪市の日本橋「上海新天地」跡に「キャプション by Hyattなんば大阪」が開業予定
- 4月:サッポロホールディングス「恵比寿ガーデンプレイス」で恵比寿製造のビールを提供する店舗「YEBISU BREWERY TOKYO」が開業予定
- 4月:横浜市JR関内駅南口に多目的アリーナ「横浜BUNTAI(よこはまぶんたい)」および「横浜武道館」が開業予定
- 4月:1994年に隈研吾氏が設計した高知県高岡郡梼原町太郎川の「雲の上のホテル・レストラン」が再び隈研吾氏が設計により建て替えが終了し開業予定
- 6月6日:東京ディズニーシーに「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーターパン」の世界をテーマにした東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス(Fantasy Springs)」が開業予定
- 6月30日:黒部峡谷と立山黒部アルペンルートを結ぶ「黒部宇奈月キャニオンルート」が一般開放され宿泊付きツアーとして開始予定
- 夏:渋谷桜丘エリアの複合施設「Shibuya Sakura Stage」が街びらきし、街びらきイベントを開催予定
- 夏:2024年に開業130周年を迎えるため2023年1月3日に大規模改修で一時休業した長野県軽井沢町の「万平ホテル」が再営業開始予定
- 夏:相鉄いずみ野線「ゆめが丘」駅周辺に相鉄グループが主導する大規模商業施設が開業予定
- 夏:トヨタWOVEN CITY第1期の建物が完成予定
- 夏:地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅近くに「三井ガーデンホテルプレミア」が開業予定
- 夏:⽇本初上陸となるラグジュアリーホテルブランド「バンヤンツリー」のホテル「バンヤンツリー・東⼭ 京都」が開業予定
- 夏:大阪市梅田3丁目計画(仮称)の大阪駅前にあった旧大阪中央郵便局跡地「JPタワー大阪」内にオートグラフ コレクションの新ホテル「大阪ステーションホテル」が開業予定
- 夏:JR大阪駅北側の貨物駅跡地再開発事業の第二期工事うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」が完成し先行まちびらきの予定
- 夏:JR大阪駅近く大阪キタエリアに「カンデオホテルズ大阪堂島浜」が開業予定
- 夏:滋賀県東近江市に「コストコ」が出店予定
- 夏:沖縄県南城市に「コストコ」が出店予定
- 7月:「JPタワー大阪」内の商業施設「KITTE(キッテ)大阪」が開業予定
- 7月中旬:愛媛県松山市で保存修理工事が行われている「道後温泉本館」の全館営業が再開予定
- 9月1日:所沢市の「所沢駅西口開発計画」による複合施設が開業予定
- 10月:「JR難波駅」 から徒歩1分の場所に「アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉が」開業予定
- 11月:中央区京橋1丁目、戸田建設の本社ビル建て替え事業に伴い「ART POWER KYOBASHI」が開業予定。6階にクリエイティブなコンテンツを専門的に扱う情報発信型のミュージアムが開設予定
- 11月:江戸川区のJR総武本線平井駅北口の「プラウドタワー平井(平井五丁目駅前地区第一種市街地再開発事業)」が竣工予定
- 11月:山梨県南アルプス市にコストコが出店予定
- 11月:神奈川県が地盤のディスカウントスーパーのオーケーが大阪府東大阪市に開店予定
- 12月20日:京都・二条城周辺に「シャングリ・ラ京都二条城」が開業予定
- 12月27日:旧アップルストア銀座が入居していた「サヱグサ本館ビル」の建て替えが完了する予定。銀座8丁目の仮店舗から新店舗への移転はこの日以降となる予定
- 12月:福島県中通り北部に位置する伊達市で計画する大型商業施設「イオンモール北福島(仮称)」が開業予定
- 12月:熊本県菊陽町に建設しているJASMの半導体工場「TSMC熊本工場」稼働開始を目指している
【時期未定】 - 虎ノ門2丁目地区再開発計画(JTビル周辺の虎の門病院、国立印刷局、共同通信会館の順次建て替え)全体の完成が2024年度の予定
- 東京都町田市の芹ヶ谷公園内に「国際工芸美術館」が2024年度中に開館予定
- 神奈川県箱根町に高級リゾートホテル「サンカラ ホテル&スパ箱根(sankara hotel&spa箱根)(仮称)」が開業予定
- 藤枝市が藤枝のサッカー発祥100周年を迎えるサッカーミュージアムの新設開館を2024年中に目指している
- 北海道ニセコに「ニッコースタイルニセコ HANAZONO」が開業予定
- うめきた2期地区開発事業敷地内、北街区賃貸棟の最上階を含む10-25階に「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」が2024年度上期に開業予定
- うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」に「阪急阪神ホテルズ」の運営するライフスタイルホテル「ホテル阪急グランレスパイア大阪」が2024年度下期に開業予定
- 京都市三条河原町に「ヒルトン京都」ホテルが開業予定
- 京都市左京区岡崎の老舗料亭「京都岡崎つる家」の敷地内IHG最高級ブランドの「リージェント京都」ホテルが開業予定
- 奈良市にある国の重要文化財である旧奈良少年刑務所が「監獄ホテル(仮称)」として星野リゾートにより開業予定
- 沖縄県宮古島にローズウッド ホテルズ&リゾーツの「ローズウッド 宮古島」ホテルが開業予定
- フィリピンの首都マニラにオークラ ニッコー ホテルズが運営する「ホテルオークラマニラ ベイショア」が開業予定
- ホテルオークラがカンボジア プノンペンに「オークラ プレステージ プノンペン」を開業予定
めちゃめちゃある!毎年こんな感じでコラムを書いていますが、今年は特に多い気がする!
「ホテルの開業とコストコはもうええ!」と千鳥のノブ風に突っ込みたくなりますが、昨年やその前はここまででかい箱物とコストコが新しく開業することはなかったです。
アウトレットモール、もういらないよ。多すぎる。あと外資がやたらとでかいものつくっている(もちろんコストコ含む)のが本当に気持ち悪い。こういった面からも日本が切り売りされていることがよくわかります。
日本の企業、負けるな!がんばれ!(アウトレットモール以外で笑)
「12月:熊本県菊陽町に建設しているJASMの半導体工場「TSMC熊本工場」稼働開始を目指している」はちょっと心配ですね。ネット上では「第二の水俣病になる」と噂されています。
ワク◯ソもそうですが、「人の命よりもビジネス」である限り、人間は精神的に成長できないでしょうね。むしろ退化しているか。。。
「春:愛知県豊田市に建築設計に坂茂氏を起用した新たな博物館が開業予定」は個人的にはキュンとくるニュース。
というのも、豊田市はヨメの実家がありますし、建築家の坂茂さんはうちの自宅のすぐ近くに事務所がある大御所です。たまにコンビニでスーパーマリオに出てくるワリオみたいな坂茂さんを見かけます(笑)
坂茂さんは実はとってもすごい建築家。Wikipediaにも載っています。
さて、こうやってみると新しい大型建造物や商業施設がかなりできているように見えますが、逆に閉館、閉業する施設はあるのでしょうか?
- 1月14日:広島市尾道市の「尾道福屋」が閉店予定
- 1月31日:愛知県一宮市の「名鉄百貨店一宮店」が店舗建物老朽化などの理由で閉店予定
- 2月末:埼玉県所沢市の「新所沢パルコ」が閉店予定
- 3月31日:青森市の「棟方志功記念館」が閉館予定
- 6月30日:台東区上野にあるファッションビル「ABAB上野店」が閉店予定
- 大阪市北区「大阪新阪急ホテル(1964年築)」2024年度末ごろ営業終了後建物解体予定
やはり地方からやられていきますね。よくないよこれ。政治がなんとかしないと。尾道、私は将来住みたいとすら考えている街です。がんばってほしい。
「3月31日:青森市の「棟方志功記念館」が閉館予定」も非常に残念なニュース。こういった文化的なものが「経済合理性」のみの判断で消えていく社会は間違っていると思います。行政、なんとかできんかったんか。。。こういうところに税金使えよ。
新阪急ホテルは来春(2024年度末)に壊すんですね。たしかに古いホテルだったもんな。。。新しく建てるのかな?
残念なニュースとはいえ、実はですね、昨年は「閉業」「閉館」などの情報は17個ありました。今年は大幅に減ってはいます。
さてさて、「イベント」「大型建造物や商業施設」という切り口で確定未来を見てきましたが、もうひとつ重要な切り口があります。
それは「法律」です。法律は自社の営業や経営を直撃する可能性がありますので、年頭に押さえておくべきでしょう。
2024年は、こちらのサイト「KEIYAKU-WATCH」によると次のような法改正があるようです。
2024年(令和6年)施行予定の主な法改正一覧
<法務>
1.フリーランス保護新法(2024年11月までに施行)
<労務>
2.労働安全衛生規則改正(2024年4月1日施行)
3.労働基準法施行規則改正(2024年4月1日施行)
4.改善基準告示改正(2024年4月1日施行)
5.厚生年金保険法・健康保険法改正(2024年10月1日施行)
<経理財務>
6.電子帳簿保存法改正(2024年1月1日開始)
7.金融商品取引法改正(2024年4月1日施行)
<知的財産>
8.意匠法改正(2024年1月1日施行)
9.商標法改正(2024年4月1日施行)
10.不正競争防止法改正(2024年4月1日施行)
11.景品表示法改正(2024年11月までに施行)
<その他>
12.障害者差別解消法改正(2024年4月1日施行)
13.障害者総合支援法改正(2024年4月1日施行)
14.民法改正(2024年4月1日施行)
15.不動産登記法改正(2024年4月1日施行)
16.民事訴訟法改正(2024年3月1日施行)
みなさんに(当然われわれも)大きな影響があるのは、やはり2番の「電子帳簿保存法改正(2024年1月1日開始)」じゃないでしょうか。通称「電帳法」というやつですね。
これ、インボイス制度とダブルでクソめんどくさいですね(汚い言葉遣いがありました)。ほんと余計なことばっかりする。。。
企業に「生産性を上げろ!」と言っておいて、生産性を下げざるを得ないことをさせる矛盾。これ、私の見立てだとわざとやっていると思います。政府(というかその向こうにいるヤツラ)は中小企業はいらないと思ってますから。
それと、われわれのようにフリーのデザイナーさんとの仕事が多い会社にとっては、1番の「フリーランス保護新法(2024年11月までに施行)」も気になるところ。
こちらの画像ですね。(同サイトより出典)
内容を見ると、「当たり前じゃん」という感じでなぜこれを今さらと感じてしまいます。インボイス制度で落とした評判の選挙対策かなと勘ぐってしまいますが、もっと勘ぐるなら、「ハラスメント対策」という部分です。
もちろんハラスメントはよくないですが、「何をもってハラスメントとするか」はきちんと線引されるのでしょうか。されないとしたら、多くの冤罪を生む可能性があります。というか冤罪をつくり出すことができてしまいます。
なぜ「下請法」とは別にこういう法律をつくるのか、不可解です。要注意。
5番の「5.厚生年金保険法・健康保険法改正(2024年10月1日施行)」も要注意じゃないでしょうか。アルバイトさんが51人以上いる場合、これらの方々の社会保険料加入が義務付けられます。
アルバイトさん、パートさんにとっては悪くない話のようにも感じるでしょうが、これはとんでもないステルス増税ですよ。そして、雇用側(企業側)からしたらどれだけのコスト増になるのか!
それこそ、地方でがんばっている大手資本ではない中堅クラスのスーパーさんとか、下手したら潰れてしまうのではないでしょうか?
最低賃金が上がり、社会保険もかかる。当然国が得られる社会保険料≒税金も増える。その社会保険料はわれわれの時代にはほとんどもらえない。もういい加減にしてほしい。
それと、ここでは施行される法律しか出てきませんが、今年一番大きな法的問題が、憲法改正です。
私は決して憲法改正反対論者ではないですが、今の草案は絶対反対。
まず、97条の「基本的人権は侵すことのできない永久の権利」を削除しようとしています。
そして、緊急事態条項を盛り込まれたら、政府が「緊急事態でーす」って言ったらすべて政府の指示通りに動かなければいけません。法律も国会を通さずにつくれてしまいます。
そもそも「法律」というのは国民が守るものですが、「憲法」は権力者を暴走させないために、国民が権力者に守らせるためにあるものです。この事実を私たちは今一度きちんと認識すべきです。
つまり、今の政治家が憲法改正しようとしているというのは、犯罪者に法律を変えさせるのと本質的には同じということです。これだけは絶対に阻止しないといけません。
●確定ではない未来
さて、ここからは「信じるか信じないかはあなた次第」という都市伝説的なお話をしたいと思います。
エンタメだと思って聞いてくださってけっこうです。嫌いな方はここで読むのをやめても構いません。ただ、私のことを嫌いにならないでくださいね(爆)
ワタクシ、2023年の1発目のコラムで、「確定ではない未来」として以下のように挙げておりました。
- 予測1:企業の倒産が2022年以前よりも増える
- 予測2:全体主義化が進む、全体主義化のための政治が行われる(法律ができたり)
- 予測3:食糧危機とエネルギー危機を起こされる
- 予測4:国民をどんどん貧乏にする
まず、「予測1:企業の倒産が2022年以前よりも増える」については次のような根拠をもとに予測しました。
- コロナ融資の元本据え置き期間が終わり、返済できない企業がバタバタと倒産する
というものです。では、実際はどうだったのでしょう?2023年12月8日のヤフーニュースでは次のように出ていました。
2023年の倒産は「8400件-8500件台」の見通し
2022年5月から19カ月連続で前年同月を上回り、月次の倒産は増加基調が続いている。 2023年はすでに10月時点で2022年の年間件数(6376件)を上回っており、11月までの累計件数は7691件と、前年から1300件以上も多くなった。
やはり増えてますね。では、この件数は多いといえるのでしょうか?
実は、もっと多かったのがリーマンショックのあとです。年間で15,000件くらいの倒産が2年ありました。また、東日本大震災のあとも12,000件くらいの倒産件数が2年つづいています。
なにせ、リーマンショックの前も年間で12,000〜14,000くらいの倒産件数が数年であったので、今はそういう意味では倒産件数は少ないほうといえそうです。
ただし、これは東京商工リサーチのサイトからの情報です。個人事業の廃業などは含まれていないと思われます。
まあ、私のイメージだともっと圧倒的に増えると思っていたので、この予測はハズレと言えそう。いや、ハズレてよかったよ。みんながんばってるもんね。
「予測2:全体主義化が進む、全体主義化のための政治が行われる(法律ができたり)」については、これは現在進行中でしょうか。
思ったよりも進行は遅いというか。。。いや、水面下でいろいろ動いているところではあると思います。
WHOのIHR改定やパンデミック条約の改定は実際に2023年に発議されましたし。これは緊急事態条項とセットでヤバいやつです。これらが合わさると、WHOが国の権力を超えてなんでも指示、強制できるようになっちゃいます。
ロックダウンや当然お注射もそう。他にも多くのことが「エセ公衆衛生」のもと強制されます。WHO脱退一択です。
というわけで、これも当たったとは言い切れないかな。でも水面下で取り返しのつかないところまで進められている可能性はあり、判断保留。
「予測3:食糧危機とエネルギー危機を起こされる」について、これも目立って大きな動きはありませんでした。
しかし、物価は確実に上がっていますし、今後イスラエルとパレスチナの戦争がどのような影響を及ぼすかわかりません。ホルムズ海峡などが封鎖されると、原油の97%を中東からの輸入に頼っている日本はとんでもないことになります。
これも判断保留かな。
「予測4:国民をどんどん貧乏にする」は、これも2023年だけでどうのこうのとはいえませんが、確実に現在進行中ですね。
増税メガネがどんどん可処分所得を減らし、物価は上がりのダブルパンチ。まだやろうとしているっぽいですからね。
これはほぼ当たりとも言えそうだけど、実感を持っている人はまだ多くないことから、これも判断保留かな。
もっとも、昨年の一発目のコラムの時点でもこれらがわかりやすく2023年に起こるとは思っていませんでした。徐々に徐々に、茹でガエルのように行われるだろうと。
なので、今年の予測としてはこれらの1〜4が継続していく、というものになります。
ただ、それだけでは面白くないので、ちょっと追加で。。。
今年のポイント、つまり世界がどう転ぶかは、以下の点にかかっていそうに思います。
- ロシアの動き(大統領選挙含む)
- アメリカの動き(大統領選挙含む)
- BRICSの動きとドルの崩壊(がどこまで進むか)
- イスラエルの問題
かな、と。
まず、ロシアの大統領選挙で万が一プーチンさんが落選しようものなら、世界はどこまでも闇に落ちると思います。
テレビに洗脳されてプーチンさんを極悪独裁者のように印象づけられている人が多いけど(うちの親含む)、ロシアが、プーチンさんが倒れたら、世界は一気にバランスを失うと私は思う。
アメリカがここまで傍若無人になり、世界中で大きな災害が多発するようになったのは、ソビエト崩壊直後です(何が言いたいかわかりますか?)。
つづいて、当然ながらアメリカの動き、特に大統領選挙などは大きなポイントとなります。
現在、トランプつぶしが行われていて、トランプさんが選挙に出ることを禁止する州がいくつか出てきています。そんなことあります?被選挙権を認めないって、すごいことやりますよね。めちゃくちゃ。
逆に言えばトランプさんが大統領に返り咲くとマズいと思っているヤツラがうようよいるということです(ちなみにトランプさんもテレビで悪い印象を植えつけられていますね)。
順当な選挙ならトランプさんが勝つと思いますが、立候補できない州があるとか、不正選挙の問題を解決できていない(バイデンジャンプで調べてみましょう)となると、返り咲けるかは微妙。
ただし、トランプさんが返り咲くことができれば、いったん世界は落ち着きそうな(または闇が明るみになる)気がします。
そしてドルの崩壊がどこまで進むか。
年末にサウジアラビアがBRICSに正式加盟しましたね。これにより、ペトロダラーと言われる原油取引に使われる通貨のかなりの部分がドルではなくなることがもはや決定づけられたと思います。
ただ、ドルが崩壊したら日本もヤバくなります。世界で一番ドルを持っているのが日本ですから、残念!(波田陽区)
それだけではなくBRICS+諸国ではない、いわゆる西側諸国(日本含む)は大混乱になると思います。世界が大きくうねりをあげて荒れるでしょう。
そもそも敵か味方かBRICS。まだ謎めいていて判断が難しいですね。
それらに付随して、イスラエルの問題がどうなるか。。。
まず、トランプさんが再戦できず、または選挙の前にドルも崩壊が進むと、イスラエルはさらに危険なことを行いそうな気がします。簡単に言えば核兵器使うとか。
なので、今、すごいバランスの上に世界があると思います。
で、タモさんがテレビで言っていたように、今は「新しい戦前」だと本当に思います。
歴史と金融のお勉強になるこちらの動画、よかったら見てみてください。これを見ると、金融と戦争のことがざっくりわかります(とってもわかりやすいです)。
では、2024年もよろしくお願いします!今年はもうちょっとデザインとかブランディングの話を増やすようにします(笑)!
今回はここまでです!
津久井
投稿者プロフィール
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ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。
かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。
2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。
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