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2021年04月23日 コンセプト メールマガジン 人間の能力 【第573回】「はじめに感覚ありき」・・・言葉をつける天才たち

こんにちは。

ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz

 

4月も終りが近づいております。

ビズアップは今日は給料日。新卒の社員に初任給を出しました。

今までお世話になった両親に初任給で何かをプレゼントするといい、とよく言われますが、ステキですね。私は自分が初任給をもらったときに何もしなかったなー。ちょっと後悔。

そもそも私はプレゼント選びのセンスが絶望的に欠落しているので、あまり人にプレゼントをあげたことがないです。

以前、結婚記念日にヨメが

「花くらい買ってこい」

というもんで、仕事帰りに花屋さんにいきました。そこで観葉植物を買いました。花はすぐ枯れてしまうから、観葉植物のほうがいいだろうと。

ヨメには

「草じゃねーか!」

と怒られました(笑)

意味がわからなかったのですが、後日ビズアップ女性社員たちにその話をすると、彼女たちからも同じように怒られました。草と花は違うそうです(汗)

たぶん一般的な男性は持ち合わせていない感性が働いていると思う。これ、おそらく男女の(脳の)違いです(言い訳っぽいですが)。

女性に花をプレゼントできる男性は女性向けのマーケティングが強い人なのではないかと仮説を立てています。

さて、本日の新コ□プチ情報。

以前も紹介したYou Tubeチャンネル「及川幸久 THE WISDOM CHANNEL」からの情報です。

今日は新コ□に限らず、メディアがどれくらいひどいかについて「とある暴露」の紹介をしている回からの情報です。

アメリカのテレビ局で「CNN」ってありますね。あそこがどんなひどい放送をしているかが「ある方法」で暴露されてしまいました。

アメリカの独立系ジャーナリスト(どこのメディアにも属していない)でジェームズ・オキーフという人がいます。この人がやっている活動が「プロジェクトベリタス」というもので、その中でCNNのディレクターが「ハニートラップ」に引っかかり、いろいろな秘密情報をしゃべってしまったそうなんです(映像もあるようですね)。

CNNのディレクターは出会い系サイト的なところでプロジェクトベリタスの女性スタッフと知り合い、5回デートをしたそうです。そこで「ハニーフラッシュ」にかかりいろいろとしゃべってしまったわけです(笑)。

ひとつが新コ□について。「視聴率のために死者数を誇張した。CNN社長の指示だった」ということだそうです。誇張はいけません。誇張していいのはハリウッドザコシショウのモノマネくらいのものです。まあ、死者の水増しは日本でも海外でもやられているのはほとんど周知の事実に近い。今回その証拠が出てしまったような感じですね。

つづいては先のアメリカ大統領選挙について。「トランプを追い出すことにフォーカスして話を作り上げた」と話しました。「もしCNNがなかったら、トランプが投票で落とされていたかどうかはわからないと100%言える」といったそうです。というか不正選挙はほぼ確定的で、今でもそれについてさまざまな州で裁判が行われていますね。日本のテレビはそんなこと報道しませんけど。

最後。次にメディアは何で脅しをかけてくるかについて。「気候変動」をさんざん煽ってくるそうです。都市伝説好きからしたら、まあそうでしょうねという感じ。

で、これですからね。このおっさん、本当にいい加減にしてほしい。

この動画ではこのようなことも暴露されたと話されています。これもまあ予想通りという感じ。

私のさらなる予想では、新コ□の変異種がこれからたくさん出てくる、それは気候変動で地球の環境がおかしくなってしまったせいだ、そしてそれに対抗するためにはさまざまなワ◯チソを打つしかない、だから「ワ◯チソパスポーツ」が必要だよね、というロジックで攻めてくる、といったところです。

ちなみに、ジェームズ・オキーフはこのあとtwitterにアカウント永久停止をくらうという始末。言論封殺はすでにはじまっています。何が言いたいかというと「みなさん、出会い系サイトには気をつけてください」ということです(爆)。

及川幸久さんの動画はこちらです。前もお伝えしましたが、この方自身は幸福実現党の方ですが、動画を見ても幸福実現党に入りたくなるわけではないのでご安心ください(笑)。あとこれも何度も言ってますが私は無宗教です。

東京都は「令和の禁酒法」を発動しそうですが、飲食店のクラスター発生率は全体の2%に過ぎません(しかもクラスターが起こったって死なないし)。こういったデータの意味を東京都知事や大阪府知事は理解できないほどバカなんでしょうか?そんなことはありませんよね、いくらなんでも。では今、何が起きているんでしょうね。本当に「ウイルスによる騒動」なのでしょうか?事実は小説より奇なり。

ちなみに東洋経済はやっとまともなことも記事にしはじめた様子です。

というわけで、今週のプチ情報は終わりです(ぜんぜん「プチ」じゃない?)。

さて、今週は「言葉と画(え)」についてのお話。

 

●「はじめに感覚ありき」

聖書で有名な一節に「はじめに言葉ありき」なんてありますが、本当に「言葉からスタートしている」のでしょうか?ワタシ的にはこれは「No」です。

※ちなみに「はじめに言葉ありき」の意味は「言葉からスタートする」というのは超絶誤訳だそうです。本題からそれますのでここでは語りませんが。。。

はじめにあるのは「感覚」です。主に五感。もっと言えば直感とか第六感なども含むと考えます。

五感で感じたものをあとから言語化したり、感じたことに名前をつけているというのが私の考えです。マーケティングなんかでも「説明するのではなく感情を刺激しろ!」と言われますが、人間は言葉で(言葉を)考える前に何かを感じているわけです。

何かを食べたときに、まず言葉で理解するのではなく「おいしい」とか「まずい」とか感じてしまう。今は「おいしい」とか「まずい」という言葉がついていますが、ではこの言葉がついていなかった太古の昔に、人間は何かを食べても何も感じなかったかといえばそうではないことは想像に難くないと思います。

そして、この「感じたこと」を言葉できちんと表現できる人が本当の意味で「国語力がある」という人だと思います。

私たちがやっている仕事は、デザインとキャッチコピーやタグラインなどの言葉の制作です。これは言い換えると

  • 言葉から画(え)を生み出す
  • 画(え)から言葉を生み出す

ということです。もう少し付け加えるなら、「言葉と画(え)の行き来を繰り返して表現をする」ということです。この力が強いことが「クリエイティビティが高い」「クリエイティブだ」と表現されているわけです。

で、前述のとおり「はじめに感覚ありき」なわけです。何かを感じる、それを言葉か画(え)、またはその両方で表現するということです。

感じたことを画(え)で表現するのがデザイナーです。感じたことを言葉で表現している人は、たとえば小説家などがそうかも知れませんし、コピーライターなどもそうです。作詞家とかもそうでしょうね。

感じたことを言葉か画(え)で表現したときに、

  • すごくよくわかる!
  • 共感する!
  • なるほどそういうことか!
  • これはすごい!

と相手にさらに感じてもらう力が強いほど、人はその人を天才と呼ぶと考えています。

そういう意味では、視覚情報から言葉をつける天才が有名人の中にいます。誰かわかりますか?

 

●見た目から言葉をつける天才有名人とは?

その有名人とは、最近夏目三久さんと電撃結婚された有吉弘行さん(以下、有吉)です。

彼が再ブレークしたきっかけとなったひとつが、「あだ名芸」でした。これはまさに、ある芸能人を見て、その人の

  • 身なり
  • 使う言葉
  • 考え方
  • 人との関わり方
  • 顔つき

などなどのノンバーバル(非言語的)な情報=感じてしまうイメージから最適な言葉をつけているということになります。

聞いたときに、「そうそう!」とか「そういう人なんだ〜」とか、同意、納得、理解することができる。これができるのは個人的にはものすごく頭のいい人、まさに天才だと思います。

ここで有吉が付けたアダ名の一例を挙げてみましょう。

  • ベッキー:元気の押し売り
  • 小倉優子:ウソの限界
  • はるな愛:コスプレおじさん
  • 嵐の二宮くん:早退
  • 嵐の大野くん:気の毒坊や
  • 和田アキ子:R&B(リズム&暴力)
  • みのもんた:油とかげ
  • サッカー元日本代表武田修宏:スケベなたらちゃん
  • 山崎邦正(現月亭方正):実力不足
  • 高橋英樹:迫り来る顔面
  • おすぎ:泥人形
  • ピーコ:ファッションおじさん
  • 寺門ジモン:短足天狗
  • 上島竜兵:豚の死骸
  • 肥後克広:しぼりカス
  • 堀内健(ネプチューン):砂あそび
  • SMAP草薙くん:エラ呼吸
  • SMAP中居くん:偽SMAP
  • フットボールアワー後藤:病気のカラス
  • 志村けん:エロハゲ様
  • キングコング西野:元気な大学生
  • オードリー春日:ただのユニークな青年
  • オール阪神巨人の巨人:楽屋の厄介者
  • 千原ジュニア:へりくつガイコツ
  • 田中義剛:キャラメルヤクザ
  • 勝間和代:ややこしや
  • 麻生太郎:エヘン虫
  • 徳光和夫:涙の安売り
  • ダウンタウン:息の長い一発屋

どうでしょう?

個人的には小倉優子の「ウソの限界」がすごく好きです。これは思わず「そうそう」と思ってしまうパターン。山崎邦正の「実力不足」も同じパターンで好きです。

他に、田中義剛の「キャラメルヤクザ」などは、「そうなんだ〜、ヤクザな一面があるのね」と一発で理解できてしまいます。事実かどうかは置いておいて、そういうイメージを持ってしまうわけですが、それはその人の雰囲気や絵面、つまり「見た目のらしさ」とよくマッチしているから。

巨人阪神の巨人(楽屋の厄介者)も「楽屋では厄介者扱いされている面倒くさい人なんだ」というイメージが明確にできてしまいます。これも事実かどうかは別としてなんだか神経質そうな雰囲気、見た目の巨人師匠(失礼)とよく合っています。

とにかく、こういうことができる有吉はものすごいクリエイターだと私は思うわけであります。私も通っていた経営者の会のメンバーにあだ名をつけて、「見た目から感じた情報を言葉にする」練習をしていた時期があります(笑)。

 

●感じた「らしさ」を言葉にする他の事例

有吉の場合は、主に視覚情報がメインだと思います。

もちろん芸能人同士ですから、さまざまな話も聞いて総合的にあだ名をつけているとは思いますが、視聴者はそのあだ名がぴったりかを見た目で答え合わせしていることがほとんどであることから、視覚情報を言葉にしていると考えます。

では視覚情報以外に「感じたらしさ」を言葉にする例は他に何があるでしょうか。

曲のタイトルなどはどうでしょうか?特に歌詞が出てこないクラシックの曲など。私はクラシックが全然詳しくないのですが、さらに詳しくないと思われるヨメが最近アマゾンミュージックでたまにクラシックをかけています。

たとえばカンタンなところだろ、ベートーヴェンの「運命」などはどうでしょうか?「ジャジャジャジャーン」の激しい感じから、曲のタイトルが「運命」と言われると「なるほど」という納得感があると思います。

以下の曲などは、私が個人的に曲調(耳から感じるらしさ)とそのタイトルがピッタリですごいと思う曲です。

・ドヴォルザーク:新世界より「家路」(You Tubeに飛びます)
・エルガー:威風堂々(You Tubeに飛びます)
・ペール・ギュント:朝の気分(You Tubeに飛びます)

あんまり詳しくないので説得力ないかもしれませんが。。。そして最後の「朝の気分」は日本人にとっては「ラジオ体操の歌(新しい朝が来た)」のほうが「朝の気分」というネーミングにしっくりくるかもしれません(笑)。

いずれにしても何が言いたかったかというと、有吉が「見た目」から感じたものを言葉にするのに対し、「聞いた音」のイメージから言葉にする例を取り上げたかったわけです。

ちょっとこれとは完全に同じではないかもしれませんが、岡崎体育というミュージシャンは、映像から歌詞(言葉)をつけるといった曲を書いていてい、それもすごいと思います。さまざまなミュージックビデオを見て感じているうちに、パターン認識できてしまって、それに基づいた歌詞(言葉)をつけて曲までつけちゃった。ここまでいくと共感覚者という感じです(岡崎体育「ミュージックビデオ」)。

他にもミュージシャンの「レキシ」は日本の歴史から人間の感情を想像して歌詞をつけています。この人もある種「感じたこと」から言葉と音にすることのできる天才だと思います。「狩りから稲作へ」という曲では、定住を持たずにいた狩猟採集時代の人間が農業をはじめるようになったときの感情を「あなたとここにいたいから、私の想いはもう揺れない。どこへもいかないでずっとここにいて、私の願いは今日から稲作中心」という歌詞をつけています。面白い。

こういう人が会社のキャッチコピーやタグラインを考えたらどうなるのか、試してみたい(笑)。

さて、「あだ名」や「曲のタイトル」をつけるというのはどういうことでしょうか。これは私の考えでは「コンセプトをつけている」ということになります。

「コンセプト」は私の定義では「イメージを言葉にしたもの」であり、「感じる言葉」と言い換えることができます。「短い言葉の中に圧倒的な情報量を詰め込むことができる」という特徴を持っています。

感じたものを言葉に置き換える。これをビジネスで活かすことができれば、当然売上や利益が増えるということになります。人間は「はじめに感覚ありき」なので。

お笑い芸人やミュージシャンなど、一見「何の話?」と思われたかもしれませんが、一番言いたいことは「ビジネスで活かせたらすごいでっせ!」ということになります。

 

今回はここまでです!

津久井

投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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