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こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz
緊急事態宣言延長。。。ひとこと言わせてください。
「バカなの?」
なんてね。この言葉は半分本心で半分本心じゃありません。
科学的な人たちのほとんどが「コロナ怖くない」という結論に達しています。あの「8割おじさん」と呼ばれる西浦教授(このメルマガでも「40万人死ぬ」という暴言をディスらせていただきました)すら自分の考えが間違っていたことを認めたそうです。
きちんと頭を使える人からすると緊急事態宣言の延長はもうほんとに
「バカなの?」
というレベルなのです。
ただですね、安倍総理も小池知事も千葉、神奈川、埼玉の知事も、本当にそんなにバカなんでしょうか?
いやいや、ちょっと考えれば絶対わかるはず、総理大臣や知事になった人たちなんだからいくらなんでもそこまでバカじゃないだろう、というのが個人的な考えです。そこまでバカなほうが不自然。これが「バカなの?」の半分が本心ではない理由です。
では、なぜバカ呼ばわりされてまで緊急事態宣言を延長したのか。
・コロナは事実上終息している
・経済のほうがやばい
・各首長もそれくらいのことは理解できる
という前提条件があるとして、それなのに緊急事態宣言を延長するとしたらそこにはどんな「力」が働いているのでしょうか?テレビなどの媒体では絶対に報道できないことがウラで動いているとか。。。
というわけで今日はテレビなどの「媒体」のお話(強引 笑)。
テレビの影響力が大きいことからも分かるとおり、人間は残念ながら「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」に影響を受けやすい生き物です。この考えは非常に重要で、ブランディングではこれを多分に利用します。
「じゃあブランディングはウソをついている、ウソをつけ、ということか!」
と怒られそうですが、私はそうは考えていません。
私が考える商売のウソはブランディングそのものではなく、ブランディングだけ良くして粗悪な商品を売ることです。つまりウソをついているのは商品のほうだということです。逆に商品でウソをついていなければ、世の中の多くの人に役立つ商品であるならばブランディングをしないことは罪ですらあると考えます。
ところがですね。この理論、つまり「何を言ったか」より「誰が言ったか」に影響されるというのは、実際に人の心理をコントロールすることができてしまう危険な手法でもあるわけです。
たとえば国が今回の新型コロナウィルスをまったくもって軽視していたとしましょう。そこでデザイン会社の社長でしかない私が、
「新型コロナウィルスは危険です!外出は自粛してください!やばいですよ!政府や行政はすぐに緊急事態宣言をするべきだ!」
と声高に言ったとしましょう。
「マジか!そうしよう!」
という人は相当な津久井信者か100%ヤバい人です(どちらにせよヤバい 笑)
でも「何を言っているか」は同じですよね。違うのは「誰が言っているか」だけで国やテレビに出ている専門家が言ったことは信じて私が言うことは信じないのはなぜでしょう?当たり前のように感じるかもしれませんが、それを当たり前だと思うのは 先々週のメルマガ でもお伝えしたとおり「隠れた前提」にやられてしまいがちな騙されやすい人です。
「いやいや、お前は感染症の専門家じゃないだろ」
という反論が来そうですが、感染症の専門家で今回のコロナウィルスの国や行政の対応が間違っていると言っている人も「テレビに出ていないだけ」でたくさんいますよ。
さて、何が言いたいかといいますと、
媒体(「誰が言ったか」)に影響されてばかりいないで、そろそろ「何を言ったか」をきちんと見極められないと、ぼくら大変なことになりまっせ
ということです。
ちなみにまたテレビ朝日が捏造をしたそうですね。そのあたりも含めてお話してみたいと思います。
●そもそも「媒体」って?
「媒体」という言葉を耳にしたことがある人は多いと思います。
しかし、正確に説明しろと言われるとなかなかできない人も多いと思います。この「媒体」もまた私の大好物「フワフワ語」です。「フワフワ語」とは、なんとなくニュアンスで使っているけど正確に言葉で表現しろといわれると難しいものや、人によって捉え方や表現が微妙にずれているものです。
たとえばまさに「ブランディング」とか「コンセプト」とかいった言葉がそうで、私はこういった単語に明確な定義、言葉をつけていくことがもはやライフワークのようになっております。
さて、まずはいつもどおり辞書を使って「媒体」を調べてみます。
(三省堂 大辞林より) |
なるほどなるほど。ここでまた難しい言葉が出てきました。「媒介」です。これについても調べてみました。
ちなみに完全に余談ですが、うちの親は子どものころにわからない言葉を「教えて」というと必ず「辞書で自分で調べろや!」という人でした。なので今でも調べぐせがあります。
「媒介」は辞書によると
(デジタル大辞泉より) |
とあります。
興味深いのは「存在や認識が条件付けられる」という点ですね。これについては後述してみたいと思います。
さて、「媒体」を英語でいうとなんというかも調べてみました。
・媒体 = Media
と出てきます。
なるほど、それでUSBメモリなどの機器を「メディア」というのですね。そうすると一見おかしくなさそうな「メディアなどの媒体」という言葉は「媒体などの媒体」となり、「頭痛が痛い」とか「朝の朝礼」などのようにちょっとおかしな言葉づかいになりますね(笑)。
次にビジネス、特にマーケティングの観点からお話を少ししてみたいと思います。
「ダイレクトレスポンスマーケティング」というマーケティング手法において重要な要素というのは3つあると言われています。その3つとは、
・リスト
・媒体
・クリエイティブ
です。ここでもまた「媒体」が登場します。ダイレクトレスポンスマーケティングとは主に通販などでよく使われる手法で、反応(=レスポンス)をダイレクトに、つまり計測可能な状態で獲得することで数値管理をし、改善の指標にしていくようなマーケティングです。
たとえばチラシを1,000枚打ったときの反応率が1%であれば、問い合わせは10件となります。簡単にいえばこの「反応率」が高いとよいということなのですが(必ずしもそうとは言い切れませんが割愛します)、この反応率を決める要素が
・リスト
・媒体
・クリエイティブ
ということになります。どんなリストに対してどんな媒体を使ってどんな表現で伝えるか、これが成果を決めるということです。
このうち「リスト」というのは名簿のことに他なりません。高級外車を販売したいのに、年収が低い人のリストがたくさんあっても反応が悪いであろうことは想像に難くないですね。また「クリエイティブ」とは我々がまさに生業にしている「言葉と画(え)による表現」にほかなりません。どんなデザインでどんなキャッチコピーで表現するかによっても反応率は変わります。高級外車を販売するのにスーパーの安売りチラシのようなデザインのDMではやはり反応率は下がってしまうだろうということです。
そして「媒体」。
さて「媒体」は広告の世界においては
2.情報伝達の媒介手段となるもの。新聞・ラジオ・テレビなど。メディア。 「宣伝媒体」 |
でした。
「え?これらが反応率を高めたり落としたりするの?」
と思う人もいるかもしれません。
●媒体とブランディング
媒体によって反応率が変わるということはどういうことなのでしょうか?
これを知るために「リスト」「クリエイティブ」についてもう少し考えてみたいと思います。
リストによって反応率が変わる、というのはどういうことか。
年収が低い人にとって、高級外車はたしかに価値が高いものかもしれません。しかし、手に入れることができないであろうことを考えると、その価値はないに等しいと言えると考えます(何らかの方法で手に入れば別ですが)。逆に、超高収入の人たちにとって中古の一般車は価値がほとんどありません。
ここで言いたいのは、リスト(の人々)によって「価値が変わる」ということです。
同様にクリエイティブも、言葉と画(え)によって
「価値が高そうに感じる」
「安そうに感じる(自分でも手に入れられる)」
などなど(もっと複雑ですが単純化して話してます)、受け取り手によって感じる価値を変えるようコントロールしていると言えます。
どうやら「価値の変化」がその本質にあるようです。
ということは「媒体」も「価値を変化させるもの」だと言えそうです。それにより受け取り手の印象が変わり結果反応率が変わるということです。
「価値を変化させる」
というのは、ビジネスにおいていえば
「自分にちょうどよい価値だと感じさせる」
「自分が手に入れたい価値だと感じさせる」
と言い換えられます。ここで前述の
2.ヘーゲル哲学で、存在や認識が他のものによって条件づけられて成り立っていること。 |
が興味深い示唆をしていることに気づきます。これを読み解くならば
「存在や認識(=その商品の価値)」が媒体の持つイメージ(=条件)で成り立っている
ということが起こっているということです。
簡単な例でいえば、今まさにタイムリーですが、テレビで報道されたものはテレビという媒体の持つイメージですべて正しそうな印象を持ってしまう、ということです。これが、テレビが印象操作をしやすい理由です。
では、媒体にはどんなものがあるのでしょうか?辞書にも載っていた
・新聞
・ラジオ
・テレビ
は間違いなく「媒体」と言えそうです。他にも雑誌なんかもそうですよね。ここで、
「媒体とは価値を変えてしまう力を持つもの」
という定義に着目したときに、他にもまだまだたくさんあるということがわかります。
たとえば、「ショッピングモール」などはどうでしょう?
ビズアップのオフィスがある東京の「笹塚」という駅にはすぐ近くに小さいショッピングモールがあります。弊社スタッフの北村が以前、ここのショッピングモールに入っている店が「やばい」とよく言っていました。「やばい」とはそこのショッピングモールの店で売っているものの価値が「やばい」という意味です。
たしかにこのショッピングモール、小さくて暗くて地元感にあふれていて、都心にあるおしゃれな施設や郊外にあるキレイで大きなショッピングモールとは雰囲気が明らかに違います。でも、だからといって売っているものの価値が本質的に劣っているかというと、私にはわからない面もありました。単純に私のセンスが悪いのかもしれませんが(汗)。しかも中には靴屋さんなどもあります。靴屋さんの靴は何もその店のオリジナルを売っているわけではなくメーカーのものを売っています。都心のおしゃれな施設に売っているニューバランスのスニーカーと笹塚に売っている同じモデルのスニーカーの本質的な価値が違うということはありません。つまり品揃えの問題はありそうですが、本質的な価値が低いとはどうも言えなさそうでした。
ただ、北村だけでなくおそらくそのスタッフと同じ年代の人からしたら、「ここでは買わない(選ばない)」ということは往々にしてあるだろうと私自身も感じます(私も買わないと思う)。
これは明らかに「ショッピングモールの印象」がそこで売っている商品の価値に悪いほうの変化(陳腐化を感じさせる)を起こしている例です。ということは、ショッピングモールの印象によってそこで売っている商品の価値が変わってしまうことを考えれば、「ショッピングモールは媒体」と言っても差し支えなさそうです。店舗型のご商売をやられている場合は「どこの施設に店を出すか」により価値に影響を受ける可能性が高いので注意が必要だということです。
これと近いのが「街」そのものです。表参道にあるのか、大泉学園(地元です)にあるのか。それにより同じものを販売していても買い手の受け取る価値は違う可能性が高い。会社の所在地も同じです。オフィス街にあるのか住宅街にあるのか、これによりその会社の印象が変わるわけで、「街」もやはり媒体です。以前、先輩経営者に聞いた話ですが、大阪の寝屋川にオフィスがあるときと、友人が構えた梅田にあるオフィスに電話だけ置かせてもらったときとで問い合わせの数が違ったそうです(当然梅田のほうが増えた)。
ちなみにここで注意が必要なのが「価値が変わる」というのはなにも「価値が高いか低いか」だけではないという点です。「価値が高いか低いか」には「らしさ」というブランディングの重要な切り口が抜け落ちています。東京で言えば「新宿らしさ」や「青山らしさ」や「渋谷らしさ」や「下北沢らしさ」が確実に存在しますし、大阪でも「キタ」と「ミナミ」でそれぞれ「らしさ」が違うと思います。こういうことも「価値が変わる」ということの中に含みます。
さて、他にも媒体はあるでしょうか?「人」などはどうでしょう?
たとえば、芸能人と仲良しの人などを見ると、なんとなくその人自身もすごい人そうに感じたりしますね。すごい企業の社長と懇意にしている人も同様にすごい人のように感じますね。その人自身のことをたいして知りもしないのにすごい気がしてしまうという現象が起こってしまいます。「虎の威を借る狐」というやつですね。芸能人をCMに使うのもまさにこれです。心理学では「ハロー効果」なんて言われます。
しかしCMの効果は落ちてきています。みんな「売り込みだ」と思って見るからです。そこで数年前に起きた事件が思い起こされます。「ペニーオークション事件」です。有名芸能人がある商品を愛用しているとブログで紹介して商品購入を促したものですが、芸能人がキックバックをもらっていることが明るみになってしまい事件となりました。これはまさに芸能人を「媒体」として商品の価値を高めて起きた事件でした。
会社や団体など自分が所属する「コミュニティ」も「自分にとって」の媒体ですね。下世話な話、大企業の社員のほうが住宅ローンが通りやすかったりするのは、大企業という媒体によりその人の価値が金融機関にとっては高まっているということです(もちろん厳しい審査基準があると思いますけど)。
ということは、媒体の価値が高まれば自ずと自分の価値も高まり、媒体の価値が低くなれば自ずと自分の価値も低くなるということが言えるわけです。「住宅ローン」を例に出したのでピンとこないかもですが、自分の会社のことを悪く言うということは、自分の所属する媒体の価値を下げる行為です。結果、その媒体に所属する自分の価値もセットで下がります。なので止めたほうがいいですね。自分も損です。
●でも媒体に騙されてはいけない
さて、媒体によって価値が変わるということは理解していただけたと思います。これをビジネスでどんどん活用していただきたい。媒体を上手に使うのはブランディングの手法のひとつです。
ただ、今回のメルマガの主題はそこにはありません。
「媒体の持つイメージを利用しよう」というお話をしておきながら恐縮ですが、「媒体の持つイメージに騙されるな!」という真逆のことを言いたいわけです。
以前、NHKでリーマンショックにより会社をリストラされた40代男性の不遇を報道していました。リーマンショックでリストラされたせいでその後幾度となく転職を余儀なくされ、結果今は低収入で人生苦しんでいる、こんな内容でした。
リーマンショックでリストラされたのは確かに不遇だと思いますが、その後転職を繰り返しているのも低収入なのもすべてその人の選択によるものであって、リーマンショックはただのきっかけにしか過ぎない。同じ状況でも果敢に生きている人はいくらでもいるはず。でもNHKという媒体が放送することで「会社や景気や経済や政治が悪い」という認識を多くの人がする(認識に変化が起こっている)。NHKともなればそれだけ「良いほうにも悪いほうにも価値を変えてしまう力」があるということです。
先ほどのダイレクトレスポンスマーケティングの要領で私たちの生活を考えると、「リスト」は国民や一般市民であり、「クリエイティブ」は伝わってくる内容=何を言っているかになります。
では「媒体」は?
・テレビをはじめとするメディア
・国や政府、行政
・総理大臣や知事
・SNS
こういったものは本来の価値を変化させるのですべて媒体だと考えられます。SNSは年齢層が高い人からしたらまだ「媒体価値が低い」ので、そこで伝わるニュースの価値も低くなってしまいます。でも「SNSだから情報の価値が低い、その情報はウソだ」というのは媒体により判断を変えられてしまっているということであり、本質的なものが見えていないといえます。
さて、冒頭でテレビ朝日が捏造をまた行ったということを書きました。先日のメルマガでお伝えした 渋谷医師のこと(Facebookがが開きます) でやらかしたばかりなのに。
今回は何をしたか。コロナ終息に向かいつつある中で「こいつら気が緩んでまっせ!」ということをテレビで報道しました。具体的には鉄道ファンが写真を撮るために駅に集まって密をつくっているいる様子を放映し、鉄道ファンを悪者にして「気の緩み」に警鐘を鳴らしたわけです。ところが、そのニュースで使われた写真はつい最近のものではなく、緊急事態宣言前の3月の写真だった。3月の写真をつい最近のできごとのように見せて「こいつら(駅に集まった鉄道ファン)やばいよ、みんなは気を緩めちゃダメよ」と放送したわけです。3月にその駅にいた鉄道ファンにより捏造がバレました。
ツイッターではこの放送をした番組「羽鳥慎一モーニングショー」のこの行為に対する「#モーニングショーはクソ」というハッシュタグがバズり、7万回以上(もっとかな?)つぶやかれてトレンド入りしてしまいました。
さあ、この捏造事件を持ってして「やはりテレビ朝日はひどい、クソだな」というのはとても浅い考えです。右寄りの方はTBSやテレビ朝日をディスりますが、ではこちらのハッシュタグはいかがでしょうか。
「#バイキングはクソ」
「バイキング」とはフジテレビのお昼の情報番組です。なんとテレ朝とまったく同じようなことをやってしまいました。竹下通りの混雑した映像を流したのですが、なんとこれも3月のものだったのです。今度は竹下通り入り口にあるマクドナルドの「てりたまバーガー」のタペストリが決め手でした。「今はてりたまの季節じゃない」ということでバレたんですね(苦笑)。
というわけで左寄りの方がディスる日テレとフジテレビもおそらく同じ穴のムジナというやつなわけですね。NHKももちろん同じ穴のムジナです。もうテレ東しか信じられない(笑)。私なんかはテレビっ子としてテレビ大好きで育ちましたので悲しい気持ちになりましたが、こちらをご覧いただくとテレビがしていることがよくわかるかと思います。
「TV局がやらせをしまくっていることを突き止めた10の証拠」
だいぶ前から有名な記事ではありましたがご紹介します。写真が多いのでぱぱっと見れます。
というわけで、特定の番組、特定のTV局の批判はまったく無意味。テレビそのものの媒体としての信頼度(テレビはウソつきなのか?)を問うほうが本質的だということです。では右寄りの局もあれば左寄りの局もあるのはなぜか。かんたんです。日本人を分断させたい、仲悪くさせたいんでしょう。そうなることで「誰」が得をするか考えるといろいろと見えてきます。その「誰」を考える上で「中国じゃないか」とか「韓国じゃないか」とか「アメリカじゃないか」とか「ロシアじゃないか」とか、「どこかの国だろう」とイメージすると思いますが、「国だろう」という隠れた前提を取り払えないと真相は見えません。そして腹を立てるならばTV局や自分のイデオロギーに反する人や隣国をはじめとするどこかの国ではなく、分断させられている私たちを見て「シメシメ、狙い通り」とほくそ笑んでいるヤツらに腹を立てるべきなんです。私たちは三国志でいうところの「二虎競食の計」にドハマリしているわけです。
なーんて柄にもなくイデオロギーだなんだなんて話をしてしまいましたが(汗)、ここについてあまり人と議論するつもりも主張するつもりもないです。ちょっと話題がそれましたが「媒体」の話しに戻りましょう。ツイッター上ではこんなニュースが一部の人の間で密かに話題になっています。ご存知でしょうか?
「マダガスカル大統領暴露"私の作るコロナ治療薬に少量の毒物を入れるよう、WHOが私に2千万ドル提供してきました"」
およそ3200人がこの記事をリツイートしています。これが本当なら大事件なのになぜテレビで伝えないのでしょう?「ウソかホントかわからないから」というのは、番組内で捏造をしている(ウソを放送している)時点で理由にはなりませんよね。
こう考えるとトランプさんやプーチンさんが右も左も関係なくどのTV局でも「傍若無人」「トラブルメーカー」という悪いイメージで報道されることには強烈な違和感を覚えます。気になる方は本当にそうなのか調べてみるといいですよ。ネットには真偽のほどは定かではないですが、少なくともテレビでは放送されていない様々な情報が出てきます。テレビを信じるなとは言いませんが、それを見てからでも判断は遅くないはず。
また本題から少しそれるところでしたが(汗)、「じゃあテレビがダメならネットを信用すればいいの?」というとこれも違います。なぜなら「テレビ」「ネット」などの「媒体」に判断がまだ影響されているからですね。その情報を信じるか信じないかを媒体に影響されている限りはダメということです。とてもむずかしいけど。。。
先日、「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグがツイッター上で大爆発しました。わずか3日で470万件もツイートされたそうです。それによりこの法案は見送られることとなりました。
政治がやっと民意を反映した、しかもネットから火がついたということでその意義は大きい、よかったよかった、という印象を感じた人は多いと思います。私もその側面ではおそらく良いことだろうとは思いました。ただ私はつぶやかなかった(普段もほとんどつぶやいてませんけども 笑)。
人を簡単に騙す方法があるんです。それは「自分で選ばせる、選んだと思わせる」です。手品なんかでもありますよね。自分で選んだカードを当てられるとすごいと思いやすい。人は自分で選ぶと(選んだつもりになると)騙されたと気づきづらいわけです。
そして芸能人がたくさんつぶやいていた。今日のメルマガの文脈でわかるとおり芸能人も「媒体」です。この件を表面的に理解しただけで、媒体のイメージに引っ張られてツイートした人は相当多いはず。そして媒体を上手に使うのは何の意図があってでしたっけ??って考えるとうかつに信用ならんなと。。。しかも神輿担がれていた人が賭け麻雀ですぐにリークされるなんて不自然でしょう。一緒に打っていたのが記者らしいですね。いつでも情報公開できたのになぜこのタイミング?ちなみに私はこのハッシュタグで話題になったき○り○ぱ○○ぱ○○さんはちょっと信用できないんですよね。でも彼女はこの件で強力な媒体だった。。。
さらに言えば、コロナに関連して私たちがおそらく今なら「お願いします!」といって自分で選んでしまうものがあります。何だと思いますか?これがわかるとなぜ「媒体」がこんなにコロナを「怖いものだ」と煽るのか、なぜてりたまバーガーのタペストリでバレるようなウソまでつくのか、辻褄が合ってきます。なぜこのタイミングで日本の褒章が海外の人に出されたのか、その人が「それ」を使って何をしようとしているか、今まで何をしてきたかはネットを見るといくらでも情報が出てきます。真偽のほどはわかりませんが、知ってから判断したほうがいい。ちなみに海外の人の受章は歴代2人目で、1人目は東京大空襲を指揮したアメリカの将軍だそうですよ。なぜそんな人に日本の褒章を?
というわけで最後のほうはだいぶ都市伝説感がある文章になり恐縮ですが、大切なのはいろいろな媒体からなるべくたくさんの情報を得ようとするということです。そうしないと特定の媒体のイメージに判断が引っ張られてしまいます。
津久井信者の方は私という媒体に騙されることなくこの文章を読んでいただきたい(あ、そんな人いないか 笑)。
私は個人的にはメディアが変わったときに時代が変わるのではないかと考えています。そういう意味では今はおそらく時代の大きな転換期だと思います。すばらしい時代がくることを願って。。。
今回はここまでです!
津久井
投稿者プロフィール
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ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。
かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。
2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。
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