ロゴコラムLogo column
こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz
12月も
後半戦に差し掛かろうとしていますね。
ということはあと2週間で
2018年も終わります。
そして来年は平成が終わります。
今年ももれなく早かった。。。
今朝のNHK、
朝の連続テレビ小説「まんぷく」は
ご覧になりましたか?
立花萬平(日清食品安藤百福さんモチーフ)が
新しい商品「ダネイホン」を全国に広めるために
やったことが、
・ロゴをつくった
・広告活動を行った
でした。
「♪まんぺいじるしのだねいほん~」
というラジオ広告、音声広告が流れ、
商品がどんどん広まっていきます。
「~~じるし」といえるロゴは
とても良いロゴだなーと感じます。
現代だと、
「アリさんマークの引越社」などが
これと同じですね。
このドラマ、
商売の基本的なことをわかりやすく盛り込んでいて、
見ていると意外と
ビジネスやマネジメントの勉強になります。
さて、
本日のお話です。
ドラマの当時はまだまだ
テレビではなくラジオが主流でしたが、
ラジオはこれからまた
復活するメディアだと考えます。
というわけで、
私が来年からやるラジオ番組に
ぜひ「ゲスト出演」しませんか?
「ダネイホン」じゃないですが
御社の商品やサービスをPRしてほしいのです。
ちなみに先に言っておきますが
出演に際しお金をいただくことはありません。
話がヨメないという方のために
一から話しますと、
実はワタクシ、来年からラジオで
自分の番組を持つこととなりました。
そして、
番組内容の公開が本日解禁となったため、
御社への出演オファーとともに
番組内容をお伝えしてみたいと思います。
もちろん、
読んでいただくことでブランディングの
勉強になる要素も盛りながらご案内します。
●
ラジオをはじめて丸3年、
正直ここまで早くこんな状況が
訪れるとは思っていませんでした。
もっともっと時間がかかると。
しかも、
私が出演しているレインボータウンFMは
江東区限定のコミュニティFMから
11月に格上げされたばかり。
総務省の許認可が降り、
東京都23区全域で聴くことができる
FM局となりました。
これは
・東京FM
・J-WAVE
・インターFM
についで東京で4番目に
大きい局となったということです。
否が応でも気合が入ってしまいます。
ここで私がラジオをはじめた
理由について少し触れます。
ブランディングのことを
考えたり研究していくほどに、
「メディアの存在は無視できない」
ということを
痛切に感じるようになりました。
ビズアップの至上命題は、
・・・・・・・・・・・・・・・・
世の中に埋もれている
すばらしい人、会社、商品を、
ブランディングの力で
世の中に認めてもらえるようにする
・・・・・・・・・・・・・・・・
です。
その入口がロゴなのです。
ロゴはブランディングの入口、
ファーストステップなのです。
なので
ロゴでご縁がつながったお客さまが
もしすばらしい商品やサービスを
提供しているのであれば、
それをどんどん広めるお手伝いを
したいと昔から考えていました。
お客さまだけではありません。
デザイナーもそうです。
何も有名なデザイナーでなくても
そういう人たちと同じくらい
良いデザインをするデザイナーは
日本にまだまだたくさん埋もれています。
そういうデザイナーの力を
もっともっと世の中の役に立てたい、
もっともっと認めてもらいたい、
こんな想いから
私たちはビジネスをしています。
お客さまもデザイナーも、
もっとその実力を知ってもらい
認めてもらいたい、ということですね。
そうしていく中で、
自分の力不足を感じるようになりました。
そして、
・メディアを持つ
・自分がメディアになる
ということの必要性を強く感じたのです。
そんな悩みからたった2週間で
「ラジオにレギュラーで出てみないか」
という話が舞い込みます。
即決しました。
1ヶ月経たないうちに
レギュラーで出演していました。
そして今回の新番組です。
さらに強力に、
お客さまの会社や商品、サービスを
世の中に広める力を手に入れたのです。
しかも私が
企画構成のすべてとメインパーソナリティを
やらせてもらえるのです。
番組内容は当然
お客さまの商品やサービスを告知できる
内容にしていこうと考えています。
●
企画構成をする上で、
まずはコンセプトを考えました。
コンセプトとは、
・・・・・・・・・・・・・・・・
見た人、聞いた人に一発で伝わり、
たくさんの情報を含んだ端的な言葉
・・・・・・・・・・・・・・・・
と私は定義づけています。
それを聞いただけで
聞いた人の頭の中に画(え)が
浮かぶところまでいくと
強いコンセプトになります。
たとえば「料理の鉄人」。
これはかつて流行ったTV番組の
タイトルでもありながら
コンセプトにもなっています。
「鉄人」
というと、
・その道で認められた人
・厳しい修行をしてきた人
などのイメージが湧き、
なんとなく「男性かな」と感じますよね。
人によっては
料理人らしき人が腕組みしている
画(え)が浮かぶかもしれません。
つまり、
「料理がすごく上手な人」というよりも
はるかにたくさんの情報量を含んでいます。
私たちの番組も
ここまで強いコンセプトではないですが、
大きなくくりでいえば
「番組を「会社」という設定にしてしまう」
というものになります。
そしてそこからさらに練り、
「下町の広報PR会社」
というコンセプト(≒設定)にしました。
なぜ「下町」かというと、
レインボータウンFMがある江東区の
木場や深川、門前仲町あたりが
昔からの下町であることがひとつ。
そして
お客さまの商品やサービスを番組で紹介しながらも、
リスナー側も楽しめる内容にするため、
「下町のドタバタ劇」的要素を
盛り込もうと考えたためです。
次に考えたのが番組タイトル。
番組タイトルは
・「下町のドタバタ劇」感を出す
・広報をする番組として成立する
・会社名だとわかる
という条件から、
・~~広報社
・~~企画
・~~パブリシティ
などなどの案が出ましたが、
「下町」感を出すためにこの中でももっともベタな
「広報社」を使うことに決めました。
そして、
ラジオ局が「レインボータウンFM」ということと
番組が午後2時から放送ということから、
「にじの広報社」
というタイトル(=会社名)としました。
「下町のドタバタ劇」感を出すためには
登場人物とそのキャラクター設定も
重要となってきます。
そこで、
ある種お調子者が集まる会社のほうが
成立させやすいかなと考えました。
会社というコンセプトがあることで
・メインパーソナリティの私は「社長」
・サブパーソナリティが「副社長」
・アシスタントが「秘書」
・プロデューサーが「会長」
というように
肩書をつけキャラ立ちをアシストします。
設定としては、
私が所属するチームCrystalというラジオチームを
「親会社であり超大手企業」という設定にし、
にじの広報社は
巨大企業Crystalグループの一子会社、
社長の私は雇われ社長で
CrystalグループのTOPである会長には
頭があがらない、ちょっとだけおべっか使い、
みたいなキャラにしました。
番組の各コーナーも
コンセプトに合わせて企業活動になぞらえます。
お客さまが
商品の告知に来るコーナーは「商談」ですし、
会社ではなく
個人として売り込みたい人は「面接」になります。
何か特技やノウハウを持っている人が来たときは
「コンサル」として話を聞く形をとれば、
コーナーとして成立します。
このようにコンセプトがあると
いろいろな物事がスムーズに
アイデア出しできたり決定できます。
さらに
番組タイトルロゴや登場人物のイラストまで作成。
こんな感じで進んでいます。
→ http://bit.ly/2PEpkt8
ここに出てくる秘書の
「ひらめちゃん」はインスタグラマーです。
なんとフォロワー数35,000人!!!
今回、
番組自体を広報していくために
SNSに強い人を招聘したいと思い、
いろいろなツテで出会うことができました。
●
さて、
このメルマガではこの番組に出たい人を
募集したいと思っています。
自社の商品やサービスを告知しませんか?
番組への出演は、
お金は一切いただきません。
とはいえ、
もう少し詳細な情報がほしいかと思います。
そこでまだ確定ではありませんが、
番組の構成イメージをお伝えします。
案出しの途中ですが、
ほぼこの形で進んでいくと思われます。
【14:02~14:07・・・オープニング(朝礼)】
【14:07~14:22・・・商談タイム】
【14:07~14:25・・・曲1】
【14:25~14:35・・・社歌紹介のコーナー】
【14:35~14:45・・・
【14:45~14:48・・・曲2】
【14:48~14:51・・・新入社員 三木山薄男のぼやき】
【14:51~14:56・・・エンディング(終礼)】
詳しく解説してみましょう。
【14:02~14:07・・・オープニング(朝礼)】
番組スタートからのオープニングトーク。
主にフリートークとなります。
コンセプトに合わせて
ここは「朝礼」という設定にしています。
【14:07~14:22・・・商談タイム】
ビズアップのお客さまに
出演してもらいたいコーナーです。
ここでは
商品やサービスの紹介、PRをしてもらいます。
しかし、
会長と社長による率直すぎる
辛口コメントが入ります。
会長は商品を見て
たぶん「えー、いらなーい」とか
ついつい言っちゃうと思います(笑)。
私(社長)は会長に頭が上がらない設定ですから、
社長に合わせてネガティブな意見をいいます。
そこを副社長が一生懸命フォローし
ポジティブな意見を出していきます。
実はこれ、
公開コンサルのようなものです。
「マーケティング綱引き」というのを
ご存知でしょうか?
これは人を無作為に2グループに分けて、
片方は商品のポジティブな意見のみを、
もう片方はネガティブな意見のみを出して
お互いに戦います。
こうすることで、
その商品の良いところと悪いところ、
強みと弱み、改良のポイントなどが見つかります。
これを
公開形式で番組内で行うということです。
ちなみに私たちは「表現」の会社ですので
商品そのものの意見も言いますが、
基本的には商品のPRの方法や
表現について意見を出していきます。
たとえば
今使っているチラシやパンフレットがあったら、
それのキャッチコピーとかに物申したり。
終わったときには
今後どのように商品を説明していくかの
道筋だけでも見つかるようにしたいと
考えています。
【14:07~14:25・・・曲1】
ここは単純に番組内で
1曲流すコーナーです。
この間に次のコーナーの準備をします。
【14:25~14:35・・・社歌紹介のコーナー】
私たちは言葉と画(え)を扱っていますが、
ブランディングでは最近は「音」も
重要と言われています。
この番組の企画構成を
喫茶店で練っているときのことでした。
ふと降ってきたんです。
「社歌を紹介したら面白いのでは?」
音楽ですからラジオとの相性はとてもいい。
ブランディングとの関連性も高い。
広報の会社というコンセプトにも合う。
何より社歌を紹介している番組はない。
そしてネットで色々調べていたところ。。。
社歌専門の音楽レーベルを発見!!
いろいろ見ていると、
そこの社長はなんと元メジャーミュージシャン。
格闘技が好きな方だとわかると思いますが、
女子格闘家レイナさんの入場曲で
使われている曲を歌っていたグループです。
すぐに電話しました。
そして社長さんと会話。
いきなり過ぎて当然のように怪しまれました(汗)。
しかし
順を追って話していくうちに
「面白そう」と感じてくださり、
「一度会って話しましょう」となったんです。
そして
会って企画書を見せながらプレゼンしたところ、
なんと出演を快諾!!
というわけで、
なんとこのコーナーでは
・CMO(チーフミュージックオフィサー)
として
元エイジアエンジニアのZRO氏がレギュラー出演!
いやー、電話してみるもんですな。。。
ちなみにこのビデオクリップが
エイジアエンジニアの曲で
レイナさんの入場曲で使われているものです。
→ http://bit.ly/2BdDyMu
このビデオクリップ、最高です。
こういうのをつくれる人は天才だと思います。
ぼくは狂ったように100回以上見ています(汗)
そして
メガネを掛けたモジャモジャヘアの
八百屋さんがZRO氏です。
【14:35~14:45・・・
「商談」のコーナーが
商品やサービスの紹介だったのに対し、
「面接」のコーナーは
何か特技を持っていたり自分を
ブランディングしたい人を呼びます。
ここでも商談コーナーと同様に
「会長・社長 VS 副社長」という構図で
その方を紹介していきます。
コンサルのコーナーは
私たちも話を聞きたい、勉強したい、
という方を呼んでお話を聞きます。
実際に何かのコンサルティングを
している人とかが候補となってきますが、
もしかしたら芸能人とかスポーツ選手も
呼べるのではないかなと考えています。
【14:45~14:48・・・曲2】
ここも曲を流すコーナーです。
【14:48~14:51・・・新入社員 三木山薄男のぼやき】
実はにじの広報社には新入社員がいます。
名前を「三木山薄雄」といいます。
ちょっと生意気で
ふてぶてしい感じの社員です。
それがこちら。
→ http://bit.ly/2Em22GH
はい、ねずみのキャラクターです。
彼を架空の社員として
ぼやいてもらうのがこのコーナー。
会長や社長、副社長に
いつもウラでひとりで噛み付いています
(ねずみだけに 爆)。
ちなみにねずみにした理由は、
2020年の東京オリンピックを意識して。
2020年はねずみ年なんです。
彼の口癖は
「浦安のねずみには負けねー」です(笑)
【14:51~14:56・・・エンディング(終礼)】
かなり盛り沢山な内容となりそうですが、
そんなひとしきりをやりきって最後が「終礼」。
つまりエンディングのフリートークです。
さて、
こんな感じの番組にしようと思っています。
いかがでしょうか?
「コンセプト」が背骨のような役割をして
すべてのアイデア出しや決定の軸になっていますね。
これは
商品開発や企画などすべてで言えることです。
ぜひ参考にしてみていただければ。
というわけで、
私たちの番組に出ませんか?
弊社スタッフが突然
出演オファーをすることがあるかもしれませんが、
びっくりしないでくださいね!
今回はここまでです!
津久井
好評いただいてます。
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投稿者プロフィール
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ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。
かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。
2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。
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