ロゴコラムLogo column
こんにちは!
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
雑談ですが、
弊社の事務所のとなりは
事務所物件ではなく住居物件なのですが、
そこにお笑い芸人の方が引越してきました。
最近よくTVに出始めた方です。
とても仲良くなりました。
個人情報がありますので
誰かはこのメルマガではかけませんが、
知りたい方は個人的にメールいただければ
こっそりお教えします。
さて、前回、前々回にわたってお話してきた
「入口デザイン」のお話ですが、
今回は最後に事例を2点ご紹介をしたいと思います。
●前々号:「入口デザイン」とは何か?
●前号:「入口デザイン」がなぜ重要か?
●今号:事例の紹介
▼入口デザインで繁盛している病院、してない病院
次の写真をご確認ください。
http://bit.ly/bd6TIo
この二つの病院は直線距離で
100m程度しか離れていません。
近隣の人であれば、
どちらの病院も認知しています。
AクリニックとBクリニック、
どちらの方が患者さんが多いと思いますか?
当然ながら、Bクリニックですね
(これは非常にわかりやすい例です)。
この2院は実は私の自宅のすぐ近くにあります。
ですので、
どちらのクリニックが患者さんが多いか、よくわかります。
なぜAクリニックは
集客(集患)がうまくいっていないのでしょうか?
一番の要因はこれにつきます。
・院の中がどのようになっているか想像つかない
前々回も書きましたが、
人は「診察してもらう」ということに
ある種のリスクを感じます。
院の中が想像できないと、
どんな先生かわからない、
不衛生だったらどうしよう、
閑散としてたらヤブ医者なんじゃないか、
などなど、
ネガティブなことを考えだします。
クリニック、治療院系の「入口デザイン」は
院の外観、特に入口付近です。
ここでネガティブな印象を与えては絶対行けません。
病院、治療院の入口デザインのポイントは、
・不衛生に感じる
・診察が怖そう、下手そう
・設備が古そう、一昔前の治療をされそう
をすべて排除することにあります。
病院の中がどうなっているかわからない、
想像つかない、または想像はつくが
ネガティブな想像をしてしまう、
このような「入口デザイン」になっている場合は
とても危険です。
特にビズアップの調査結果によると
「衛生面」は集客(集患)に直結するというデータが
はっきりと出ていますので、ご注意ください。
Bクリニックは、
クリニックの中を外から確認することが少しだけできます。
プライバシー等の問題で、
中を全面的に見せることはできないですが、
玄関の間口を大きくとることで、
中の様子がうかがえる上に
開放的で入りやすい作りになっています。
患者さんがどのくらいいるかも
ある程度外から分かります。
そしてなにより衛生的です。
デザインの雰囲気も
この地域にはまだ子どもが小さい家庭が多い、という
地域の特性をしっかり意識したものになっていて戦略的です。
Aクリニックはどうしたら良いでしょうか。
少なくとも看板やタペストリーなどで、
・どんな先生が
・どんな内装の院で
・どんなポリシーをもって治療しているか
を外から確認できるようにするのが
すぐにできる打ち手でしょう。
▼看板のデザインを変えただけで
お客さんが2倍になった自動車修理工場さま
私たちがロゴをつくらせていただいたお客さまに
自動車修理工場を営まれている宮崎ボデーさまが
いらっしゃいます。
ロゴができた暁には看板を替えたいと
思っていたとのことで、
私たちが懇意にしている看板屋さんを紹介しました。
・看板を付け替える前の宮崎ボデーさまの写真
http://bit.ly/d26i3a
ちょうどそのころ、
宮崎ボデーさまには
ホームページ作成のお仕事もいただいておりました。
宮崎ボデーさまの強みなどを
丁寧にヒアリングさせていただき、
キャッチコピーや文章などの
ライティングもお手伝いさせていただいていました。
宮崎ボデーさまの強みは、
なんといってもカーディーラーからも
仕事がたくさん来るというその品質の高さ。
そして、カーディーラーを通さない場合は
中間マージンが発生しないので、
価格を抑えられるという、この2点でした。
そこで私が考えたキャッチコピーが
・車の修理、
ディーラーの品質と安心感を
工場直の価格でご提供できます!
というもの。
大手の安くて雑な技術の修理屋さんとは
一線を画しながらも、
カーディーラーに頼むより安くできる、
というところにポジショニングするための
キャッチコピーです。
そしてつけた看板がこちら。
http://bit.ly/bzRdpV
「ディーラーの品質と安心感」
と書いてしまうと、
カーディーラーとの付き合いで
問題が出てしまう可能性があるため、
看板に入るキャッチコピーは
「最上の仕上がり」となっています。
この看板をつけてから、
集客が2倍以上になったとのこと。
今回、メルマガでのご紹介を快諾頂きました
(ありがとうございます!)。
2倍以上の集客ができるようになったポイントは
以下の3点だと考えます。
・単純にデザインによるイメージUPがなされた
・キャッチコピーで強みが伝わった。
・「修理を依頼してもいいんだ」と伝わった。
「単純にデザインによるイメージUPがなされた」
について、これはそのままの意味です。
先ほどのクリニックの例で言うところの
ネガティブな印象を与えない、というものです。
デザインの役割として、最も一般的ですね
(ただ、デザインの役割というは本当はこれだけではありません)。
「キャッチコピーで強みを伝えている」について、
利用したらどんなメリットがあるか、
他とどう違いそうか、をキャッチコピーで
打ち出すことによって、集客にかなりの差がつきます。
先ほど、デザインの役割は
「良い印象を与える」ということだけではないと書きました。
この看板では、これでもかというほど
大きな文字でメインのキャッチコピーが書かれています。
このように、
多少洗練さやレイアウトのバランスを失っても
伝えたい言葉を必ず読ませる、これもデザインの重要な役割です。
「『修理を依頼してもいいんだ』と感じさせる」
とはどういうことかといいますと。。。
看板を付け替えるまでの宮崎ボデーさまは、
当然ながらカーディーラーさんからの仕事以外にも
お客様から直接仕事を請けていらっしゃいました。
そして、外から見る限り看板もあって
自動車の修理をしているのも見える、
自動車修理工場であることは一目瞭然です。
それでも、
依頼しない人が大勢いたのです。
なぜか?
それは、
「直接仕事を請けてくれるのかわからないから」です。
「は?」と思われたことでしょう。
町の修理工場であれば、
直接仕事を請けるのは当たり前だと感じるかもしれません。
ところが、
一般の人はそうは考えません。
「ここは直接持ち込んでいいのかな?」
「一般の仕事は受け付けてくれないのではないか?」
「なんか聞ける雰囲気じゃないな?」
「聞いて値段が高かったら断りづらいな」
などなど、
「入口デザイン」で発信している情報が少ないと
一般の人は勝手にネガティブな想像をしてしまいます。
看板を新しくしたことで単純に、
「あ、依頼していいんだ」
ということが伝わったわけです。
しかもキャッチコピーで頼むメリットがわかる。
デザインの役割は
・理 想 → 集客を増やす
・最低でも → 機会損失を無くす
と前回このメルマガで書きました。
宮崎ボデーさまの場合は、どちらかと言うと
・機会損失が無くなった
ということになると私は考えています。
そして、大事なのは以下の点です。
宮崎ボデーさんの場合、
看板をつけるコストはかかりましたが、
集客するために今までの仕事のやり方や
価格を変更したわけではありません。
「入口デザイン」が常に情報を正しく発信し
お客さまに伝えてくれて、集客につながっているのです。
さて、三週にわたって
「入口デザイン」というものを紹介し、
今号は2点の事例をご紹介しましたが、
「うちもデザインを変えたらこうなった!」
という事例がありましたらぜひ教えてください!
日本国内であれば飛んで行ってお話をお聞きします!
また、「入口デザイン」について
個別に相談されたい方がいらっしゃったらご連絡ください。
私も今はまだまだ研究中のみですので、
相談だけなら無料でご対応いたします。
【お問い合わせ先】
・お電話:03-5876-8656
担当:津久井・宇都宮・菊池
受付時間:平日10:00~18:00
・メール:support@biz-up.biz
津久井・宇都宮・菊池宛
24時間メール受付中
今回はここまでです!
またメールさせていただきます!
津久井
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■発行元 株式会社ビズアップ www.biz-up.biz
■発行者 津久井 将信 support@biz-up.biz
本メールに掲載された記事・情報を許可なく転載することを禁じます。
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投稿者プロフィール
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ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。
かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。
2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。
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