ロゴコラムLogo column
こんにちは。 ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です! https://www.biz-up.biz あらためまして、 あけましておめでとうございます。 2015年も あなたにとって良い1年となるよう、 微力ながら 私たちもお役に立ちたいと思っております。 お正月は 以下が過ごされましたでしょうか。 私は毎年妻の実家がある 愛知県豊田市で過ごしています。 休み中の何日かは、 お互い怠けグセのある私と長男で 近所のコメダ珈琲(喫茶店)に行き、 彼は冬休みの宿題を、 私は今年一年の計画を、 こんなことをしておりました。 さて、 毎年念頭のメルマガでは 所信表明チックなことを 書かせていただいております。 2015年初号も みなさまに対して ビズアップがどんな価値を ご提供できるかを踏まえながら お話をさせていただきます。 ● いきなりおかしな話からスタートします。 お笑いコンビ「オセロ」の中島知子さんが 妙な宗教だか占い師だかにハマった時のことです。 中島さんは、 その時住んでいたマンションの家賃を 何ヶ月も滞納していました。 で、 各ワイドショーがこぞって 変な占い師問題を放送する切り口のひとつとして、 この「家賃滞納」を取り上げていました。 中島さんが住んでいたマンションは 都心にある高級マンションです。 家賃も結構なものなのではないでしょうか。 で、 この高級マンション、 実は所有者は俳優の本木雅弘さん。 こんなこともワイドショーで紹介されていました。 本木雅弘さんといえば、 元シブがき隊の「もっくん」ですよね。 俳優として その演技力の高さは眼を見張るものがあり、 ドラマなどでは とてもアイドル出身とは思えない迫力があります。 また、 他の元シブがき隊メンバーと違い、 バラエティ番組などには あまり出ない印象がありました。 簡単にいえば、 俳優として本物と感じる印象があったのです。 そんな「もっくん」が 高級マンションのオーナーとは。 「ふーん、すごいな。 家賃収入ってどのくらいあるんだろ? (すぐ計算したがる)」 こんなことを 妻と話したと記憶しています。 予測でしかないですが、 働かなくても毎年2000万円くらいの 収入にはなってそうな感じでした(たしか)。 で、 その時に思ったんです。 「あれ?もっくんって こんな高級マンションを持っていたら、 もう働かなくていいんじゃない?」 「なのに(だからこそ?) 俳優業をつづけている? しかもかなり本気で。。。」 「オレはどうなんだろう。。。」 そして、 自分にとってゾッとするほど 恐ろしい質問を自分に投げかけました。 「君(つまり私)は、 一生困らないほどのお金を持っていても 今の仕事をつづけるのか?」 この恐ろしい質問の答えは 本当にすんなりと素直な気持ちで 「Yes」が出てきて、 自分でもびっくりするほど 安心した覚えがあります。 でも、 独立前に勤めていた会社の時の仕事であれば (そして今も勤めつづけていたとすれば) 答えはおそらく「No」です。 もっくんは 一生困らない不労所得があっても、 本気で俳優業をしている、 だからあの演技ができるんだ、 これが 本来あるべき姿なのではないだろうか? こんなことを感じたできごとだったのです。 ● ブランディングで もっとも大切なことは何かわかりますか? この一見関係なさそうなもっくんの話は ブランディングの観点から とても大切な示唆を含みます。 もちろんブランディングのみならず ビジネスにとってもっとも大切と 言い換えても良いくらいかもしれません。 ブランディングでもっとも大切なことは、 ★あなたはなぜそのビジネスをやるのか? ということです。 これこそが、 最大の差別化ポイントであり USPであるべきです。 ただ、 「なぜそのビジネスをやるのか?」を まだまだ言葉で表現できない場合もあります。 そんな時の指針となる質問が先ほどの 「お金に一生困らなくても『それ』をつづけるか?」 です。 この質問に「Yes」と答えられるなら、 間違った方向には進んでいないはずで、 ここを軸に組み立てるのが ブランディングです。 あとは、 それにふさわしい言葉と画(え)を 肉付けしていくわけです。 私はお金の正体がわかりました。 それは「シェイプシフター(変容する者)」です。 こんな話はあなたにとっては 当たり前だと思われてしまうかもしれませんが ビジネスにおいて、 お金を世の中を良くするための 道具(手段)と位置づけた時に、 お金は自分の部下のようになります。 一生困らないお金があれば、 それを基盤に世の中を よくする活動に集中できます。 この時、 一生困らないお金は 「世の中を良くする権利」とも とらえることができます。 稼ぐ(利益を出す)はこの時、 「永きにわたって世の中を良くする権利を得る」 ための手段となります。 ところが、 もしお金がほしい理由が 世の中のためではなく 自分のみのためであったり、 稼ぐことそのものが 目的(手段の目的化)になってしまった途端、 お金はその姿を変え、 「支配者」となります。 もちろん、 お金がいらないとか、 利益を出さなくて良いという話ではありません。 会社として社員を雇っていれば、 稼がなければ彼らの給料は払えません。 しかし、 社員を幸せにするのも 世の中をよくするためのひとつと考えれば、 これもまた稼ぐことが目的ではなく手段だとわかります。 「なぜそのビジネスをやるのか?」 これを私はこのメルマガで 「why」という言葉で再三お伝えしてきました。 これは、 サイモン・シネックという人の 動画を見て知った言葉です (私はこの動画が今のところ世界で一番好きです)。 よければご覧いただきたいと思います。 サイモン・シネック 優れたリーダーはどうやって行動を促すか? → http://bit.ly/M4wSnQ ● 今年、 ビズアップがどんな決意を新たにしたかも、 ぜひお聞きいただきたいです。 まずは、 ビズアップのメンバーに対して。 「一生お金に困らなくても ビズアップで仕事をしたいか?」 これがキーメッセージであり、 社長としての私のテーマです。 つまり、 メンバーにそう思ってもらえる社長であり、 会社であらねばならない、ということです。 「一生お金に困らなくても」 という条件があるということは、 人が働く上で 「お金が最優先事項ではない」 ということを表しています。 もちろん、 メンバーの生活が苦しいような給料は論外ですが、 お金は必要条件であり十分条件ではありません。 そして、 ビズアップのお客さまに対して。 もし自分がお金に一生困らなくても お客さまに提供しつづけたい価値はなにか? それは世の中を良い方向に変えていくものなのか? 私は「表現」しかできない人間です。 それを求めている人々がこの世に どのくらいいるかは正直わかりません。 でも、 それが必要で価値あるものだと 感じてくださるお客さまがいると確信しているし、 その価値を提供できれば 小さな世界かもしれないけど 良い方向に変えられるということも確信しています。 その価値を必要としてくださるのは誰なのか? 今年は 私の提供できる価値を 本当に必要としてくださる方を 探す1年と位置づけました。 そのために、 極力多くのお客さまに 直接お会いする機会を増やします (そのための組織変更もしました)。 年間を通して、 全国各地で交流会や相談会、 セミナーなどを開催していく予定です。 そして、 私が価値を提供させてもらうことで、 津久井のファンだ、ビズアップのファンだ、 こうおっしゃってくださる方が集まってくだされば、 私は個人的にはもう死んでもいいとすら思うと思います。 ただこの価値が 世の中を良くし「つづけて」いくことが できるものであれば、 それはもう 死んでいる場合ではありませんね。 その時、 私の次のテーマは 「この価値を提供しつづけられる 仕組みづくり(システムや教育)を 一生かけてする」 になると考えています。 さて、 2015年です。 今年はあなたにも お会いできることを楽しみにしております。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 今回はここまでです! 津久井 【連絡先】 ・お電話:03-5876-8656 担当:津久井・菊池・林 受付時間:平日10:00~18:00 ・メール:support@biz-up.biz 津久井・菊池宛 24時間メール受付中
投稿者プロフィール
-
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。
かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。
2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。
最新の投稿
- コピーライティング2024.11.15【第744回】言葉のデザイン「感じる言葉®」を御社もつくろう
- デザイン2024.11.08【第743回】なぜデザインが重要なのか?デザインの「役割」からお話します
- デザイン2024.11.01【第742回】脳みそとデザインの話
- メールマガジン2024.10.25【第741回】仕事で使える心理効果13選
カテゴリ一覧
関連記事
ご依頼・ご相談・
各種お問い合わせは
こちらです
インターネットの手軽さを最大限に活用しつつ、インターネットのデメリットである「顔が見えない・声が聞こえないやり取り」を極力排除した「出会いはデジタル、やり取りはアナログ」が私たちの目指すサービスです。ご依頼やお問い合わせは以下のフォーム、またはお電話で可能です。
-
フォームからのご依頼・
お問い合わせ24時間受付中