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2014年11月21日 WEBマーケティング メールマガジン 広告 【第257回】ビズアップが試したFacebook広告の効果をお教えします

2015年02月13日掲載開始

こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz
最近、
うれしいことがあります。
Facebookを活用していると
お客さまからの友だち申請を
いただけることです。
メルマガでは
いろいろと偉そうに書いていますが、
基本的にシャイな性格でして。。。
お声掛けいただけると
声を出して喜びます(笑)
また、
Facebookではいつも
くだらないことばかり書いています。
お客さまに見られると
ちょっと恥ずかしいのですが、
まあ、仕事では見せない面も
出していこうかと思いまして。。。
というわけで、
もしFacebookでお友達に
なっていただけましたら
とてもうれしいです。
私のページはこちらです。
→ http://on.fb.me/17yHmUc
そんなFacebookですが、
いまや多くの人たちが利用していますね。
日本の利用者数は
2100万人超だそうです。
※2014年5月現在
2100万人って、
日本の人口からいって
6人にひとりですよ。
東京都の人口のおよそ倍。
しかも
登録可能なのは13歳以上なので
それ以下の年齢の人口を除いて、です。
すごいですね。。。
で、
最近Facebookが力を入れているのが、
Facebookそのものを広告媒体にした
・Facebook広告
です。
ビズアップはFacebook広告にも
広告を出稿しています。
ここのところ、
「Facebook広告ってどうなの?」
「Facebook広告のやり方教えて」
などと言われることがあり、
もしかして知りたい人は
多いのではないか、と思い
今回のメルマガのテーマに選びました。
実際にFacebook広告を使ってみた感想や、
数字的な面も含めた実績を
言える範囲でお話したいと思います。
参考書チックなものではなく、
リアルな感想となります。
当てはまる業種や商品もあれば
当てはまらないものもあると思いますが、
利用者(今回であればビズアップ)の
生の声を知ることは意味があるかと思います。
●
Facebook広告とはどんなものか?
まずは
Facebook広告がどんなものかを
すごく簡単ですがご紹介したいと思います。
Facebook広告は
簡単にいえばこちらの画像のようなものです。
→ http://bit.ly/1p2DPc2
広告の仕組みとしては
・インプレッション型
・コストパークリック型(以下CPC型)
のふたつがあります。
インプレッション型は、
純広告に近いというか、
・トータル◯◯万円で◯◯回表示させます
というものです。
対して
CPC型は表示させるだけであれば
広告費は発生しません。
広告をクリックされて
はじめて料金が発生する
ネットならではの仕組みです。
どちらも一長一短あります。
たくさんの問合せや
購入に結びつける自信があるならば、
上限の広告費が決まっている
インプレッション型のほうが
費用対効果が高くなります
(1件あたりの露出が安くなります)。
逆に、
クリックされてはじめて
広告費が発生するパターンは、
少ない予算でも広告を出稿し
費用対効果を合わせながら運用ができます。
Facebook広告は、
ターゲットがざっくりですがしぼれます。
・場所(地域)
・性別
・年齢
・好きなものと趣味・関心
・交際ステータス
・勤務先
・学歴
を選択でき、
ムダな出稿を防ぐことができます。
ただ、
このターゲット設定は
けっこうざっくりとしか設定できません。
絞りすぎると
露出が少なくなりすぎますし
逆に絞らないと多くなりすぎる、
ちょうどいい設定ができる感じが
個人的にはあまりしませんでした。
ただ、
これもどんな商材かなどにより
条件はかわると思われます。
申し込みや設定は
Facebookの自分のページから
すぐにできます。
必要な項目を入力すれば
すぐに出稿がはじまるので
とても手軽にスタートできます。
しかし、
正直ちょっとわかりづらいです。
ネットで検索すれば
やり方を紹介しているサイトが
いくつか出てきます。
●
Facebook広告の効果について
ここに挙げる効果については、
あくまでビズアップの場合はどうか、
という前提であることにご注意ください。
つまり、
どんな人でも、どんな商品でも、
ビズアップと同じような効果、結果に
なるというわけではありません。
まず、
はじめる前からある程度
推測していたことが
いくつかあります。
それは、
1.
Facebook広告はビズアップの
「ロゴ」という商材には
向いていないのではないか?
2.
たとえうまく行っても
いつかは広告効果が枯れてしまう
(限りなく薄くなってしまう)のではないか?
3.
へんな書き込みにより
評判を落とす危険性もあるのではないか?
どれもネガティブな推測でしたが、
しかしながらやってみないことには
何もわかりません。
なので、
思い切って出稿してみました。
まず、
1について解説してみたいと思います。
1.
Facebook広告はビズアップの
「ロゴ」という商材には
向いていないのではないか?
Facebookはそもそも
ビジネスユースではありません。
いろいろな人が投稿を楽しむところです。
なので、
BtoCならばいざしらず、
BtoBではうまくいかないのではないか、
もっと言えば、
そんな遊びのような場に広告を出しても
反応は取れないのではないか、
こう思っていたわけです。
しかし、
実際はそんなことはありませんでした。
開始したのは今年の2月からでしたが、
Facebook広告からのロゴのご依頼は
月に20件を超えました。
多いと30件近く行きました。
我々は毎月
およそ100〜120件くらいの
ロゴのご依頼をいただくので、
これは結構な割合です。
BtoBは効果がない、
とは一概には言えない
ということがわかりました。
次に2についてです。
2.
たとえうまく行っても
いつかは広告効果が枯れてしまう
(限りなく薄くなってしまう)のではないか?
これは、
正直言って予想通りでした。
BtoCならば
ユーザー数2100万人と考えると、
ターゲット設定をするにしても
その数(≒市場)はかなりあります。
しかし、
「経営者」となると
決して数は多くありません。
我々の場合、
ターゲット設定は
・経営者
・30代以上
と設定した記憶があります。
経営者というのはいいとして、
なぜ30代以上にしたか。
それは
Facebook広告という媒体を
あまり信用していなかったからかもしれません。
・20代で
・経営者で
・Facebook広告から頼んでくる
「本当にきちんとした経営者なのだろうか(偏見)」
こう思ってしまったのです。
悪く考えれば、SNSであれば
肩書などはいくらでも偽れます
(偽る人は20代に限らないでしょうけど)。
また、
20代前半でなんとなく
起業家になってみた、
ビジネスは動いてません、
こんな人も多い気がしました。
今思うと
結構な偏見の気がして恐縮なのですが、
まあ、
そういった設定をしていった結果、
ターゲットになるユーザー数は
およそ12万人くらいとはじき出されました
(広告をスタートする前にFacebookが算出してくれます)。
今後この数が
爆発的に増えるとは考えづらい、
そして、この12万人はかなりの頻度で
なんどもビズアップの広告を目にする、
こういったことを考えると、
おそらくひと通りクリックされて
ロゴの依頼がされたら
効果がなくなるだろう、
ということで
さきほどの2番のような
予想をしたわけです。
ただ、
我々のような仕事は
結構なタイミング商売です。
ロゴをつくる理由がうまれる
そのタイミングこそが、
ご依頼をいただくタイミングです。
なので、
以前このメルマガでも書いた
「ミスターミニット戦略」のように、
広告として接触しつづける意味はある
と考えています。
依頼の数は減りますが、
タイミングが来た人と
我々を引きあわせてくれる
今はそんな使い方になっています。
最近は
Facebook広告からの依頼は
3〜5件くらいです。
つづいて
3番について。
これは
少し特筆すべきと思いますので
次の章にゆずります。
●
Facebook広告のお客さま層
先ほどの
予測の3番、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
へんな書き込みにより
評判を落とす危険性もあるのではないか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
について
お話してみたいと思います。
これも
予想通りへんな書き込みが
2〜3ほどありました。
へんな書き込みは、
Facebook広告から
ご依頼いただいた方2名からの書き込み、
その他の方(たしか1名)の書き込みの
計3回ほどありました。
ひとり目の方が、
「スタッフの対応が最悪」という
書き込みをされました。
それに同調して、
もうひとりのご依頼者も
ひどく批判的な書き込みをしました。
で、
よくよくその方々を
Facebookで観察してみると
ひとりは
おそらく地方のテレビにも
何度か出たことがある女性で、
とても
自尊心の強い方のようで、
簡単にいえば
「お客さま、はは〜!」
とひれ伏すような対応を
求められていたようでした
(叶姉妹のお姉さんのような感じでしょうか)。
我々はご存知の通り、
「よいロゴをつくることに真摯」
なのであって、
お客さまとは
仲良くさせていただきたいですが、
お客さまは神様です的に
媚を売るつもりはまったくありません。
なので
結局お仕事をこちらからお断りしたか
または「協力したくない」ということで
デザインを出す前にキャンセルになったようです。
もうひとりの書き込みの方は、
キャバクラ経営の方でした。
先ほどの方に同調しつつ、
「修正のデザインが
 一向に上がってこない、
 何の連絡もよこさない」
このような内容の
書き込みだったと記憶します。
ご存知の通り、私たちは
きちんと修正の内容を把握するために
必ずお電話をさせていただいていますが、
何度電話しても出ていただけない、
という報告がスタッフから上がっていました。
何度も電話してやっと出た、と思ったら
彼女さんらしき人?が電話に出て、
「よくわからない、
 今は電話に出れない(寝てる?)」
的なことを言われたそうです。
どちらの方のことも
あまり批判はしたくないのですが、
個人的にはスタッフの報告を
信用したくなりました。
そのような方々は
厳しい言い方をすると、
私たちにとってはお客さまではありません。
ただ、注意しなければならないのは
そこで反論するような書き込みをすると
収集がつかなくなったりしてしまうことです。
はたから見ている人たちは、
反論の書き込みを見ると
「どちらも似たり寄ったり」
と感じてしまいがちです。
私が取った作戦は
1.
あくまで真摯に対応&質問し
相手の回答を引き出す
2.
必ず見方になってくれる
書き込みが現れるはずだから
それまで待つ
の2つでした。
批判的な書き込み2つについて、
ひとつめは
どこがご不満点だったのか、
どんなできごとがあったのかを
後学のためにも具体的に教えてもらえないか、
といった内容を
丁寧な言葉づかいで書き込みました。
次に、
ふたつめに対しては
現状把握をさせてほしい旨と
修正の要望を詳しく聞く時間が
ほしい旨を書いた気がします。
「気がします」と書きましたが、
正直、Facebook広告の操作が
いまいちわかっておらず、
当時の書き込みをどうやれば
見れるかわかりません(汗)。
いずれにしても
すごく丁寧で失礼のないように、
というのを意識したのを覚えてます。
そして、
味方が現れるのを待ちました。
そうこうしていると
批判的な書き込みに同調する人も現れました。
ビズアップに依頼したこともないのに、
そして批判的な書き込みをした人が
どんな人かも知らないのに
思い込みだけで
同調して批判してくる人です。
その人のページも見ましたが
以外にもそれなりに歳の行ったおじさんで
正直言って
この年令でこういう稚拙な同調をするのかと
ちょっと虚しくなりました。
しかし、
ここでも反論すると
炎上する可能性があります。
「誰と戦うかがその人間の器を決める(by 津久井)」
という
自前の名言(照)を頭の中で反芻しながら
とにかく感情的にならないよう
自分をセーブしました。
ありがたいことに
救いの手を差し伸べてくれる
味方がついに現れました。
「私も利用しましたが、
 私の時は対応もよく満足でした」
といった内容の書き込みを
くださったお客さまがいらしゃったのです。
これを
ビズアップが自分で言うのと
お客さまに言っていただくのとでは
天と地ほどの差があります。
その後、
批判的な書き込みや
事情を知らないのに決めつけで
同調するような書き込みはパタリと止まりました。
さて、
へんな書き込みとその対応策、
といったお話になってしまいましたが、
Facebook広告からの
お客さまの客質がどうか、
ということについて回答すると、
あくまで傾向としてはですが
やはり真剣度の低い方、
協力体制のない方からの
ご依頼が来る傾向にあります。
しかし、
もちろん真剣なお客さまも
来てくださいますし、
前述しましたが、
商品の特性やその他の前提によって
結果は変わってくると思います。
いずれにしても
一度少ない予算で試してみると
何かしら面白いことがわかると思います。
さて、
いかがでしたでしょうか?
数字を出すのは
ちょっと勇気がいりましたが
少しはお役に立てるかと思います。
今回はここまでです!
津久井
【連絡先】
・お電話:03-5876-8656
   担当:津久井・菊池・林
   受付時間:平日10:00~18:00
・メール:support@biz-up.biz
   津久井・菊池宛
   24時間メール受付中

投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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