ロゴコラムLogo column
こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz
今週は出張WEEKでした。
月曜日から大阪、神戸に入り、
火曜日には下関に行きました。
本当であれば
月曜日にある組織で講演をさせていただく予定だったのですが
急きょ「延期という名の中止」になってしまいました。
しかし、
ホテルの予約やお客さまとのお約束は
すでにしていたので予定通り大阪へ。
いつも
出張では「もったいない根性」が働いて
多くの方にお会いしようとするのですが、
実際はそううまく行かないですね。
知らない土地で
しかもホームから離れて仕事をしなければならない状況では、
やはり1日2社さま程度が限界のようです。。。
ちなみに、
3月の頭もまた大阪へ出張の予定です。
ありがたいことに全国からお問い合わせ、
お仕事をいただいております。
で、
私たちがお仕事をいただけるのはなぜか?
いろいろ理由はありますが、
そのうちの1つとして、
・私たちはチームでお仕事に取り組ませていただいている
ということがあると思います。
多くのお仕事をまわせるのも、
それぞれのお客さまの個性にあった仕事ができるのも、
チームとして取り組んでいるからです。
しかも
そのチームは「社員」という括りから飛び出して
それぞれ独立した人たちで構成されます。
おそらく、一昔前では考えられなかった組織形態だと思います。
「社員」という括りでは
小さな会社ではたくさんの人を採用できません。
しかし、
実際にはすばらしい個性、技術、人柄を持った人が
まだまだたくさん埋まっているのも事実。
こういう人たちとのチーム作りが
多くのお仕事(量も種類も)を受けられる仕組みを作り上げます。
そして、
私はこういう人たちの存在感・存在価値を高めて、
その人の価値をお客さまに届けるのが仕事のひとつでもあるわけです。
正直、利益は薄くなります。
それぞれ独立した人間と利益を分け合うわけですから。
デザイン会社が利益を多く得ようと思ったら、
固定の人件費でいかに社員にたくさんの仕事をさせるか、
これしかないわけです。デザイナーがよく徹夜するのはこれが理由です。
私たちは自分たちが利益を得るよりも
すばらしい才能を持った人たちの価値を高めて
お客さまに届けることのほうに重きを置いています。
これがいつか
クリエイターと呼ばれる人たちの仕事のあり方を変えると信じています。
そして、その結果としていつか利益につながると信じています。
なぜ利益よりも重きを置くのか、それについては・・・
もう何度もお伝えしましたね。
私の「why」が「存在感、存在価値を高めて広める」だからです。
自分だけでなくお客さまも社内のスタッフやデザイナーも。
さて、
「こういう人」とか「クリエイター」とか書きましたが、
少し漠然とした言葉ですね。「こういう人」の中には
・デザイナー
・コピーライター
・ディレクター
・マーケティングプランナー(売れるHPをつくる、など)
などなどがいます。
で、
かなり前置きが長くなりましたが、
今日は「こういう人」の中でも
「デザイナー」についてお話したいと思います。
よく耳にするのが、
・デザイナーは人種が違う
・宇宙人と話しているみたい
などなど。
そこでデザイナーの生態についてその謎を解き明かします(笑
●
デザイナーってどんな人?
一口に「デザイナー」といっても
さまざまな人がいるわけですが、
なぜか
「デザイナー」に対しての世間のイメージは
ある一定の偏りを持っています。
たとえば
「高飛車」とか。。。
よくあるデザイナーのイメージを少し挙げてみましょう。
【ポジティブなイメージ】
・新しいものを生み出す
・斬新な発想ができる
・職人で器用
・イメージ力がある
などなど
【ネガティブなイメージ】
・変人
・高飛車
・勘違いしている
・がんこで意見を聞いてくれない
などなど
こういうのが絡みこんがらがって
「宇宙人」とか「言葉が通じない」とか
人種差別では?と思われる言葉を耳にしたりするわけです。
でも、
実際にはそんなに怖がったり虚勢をはったりする必要はない
やさしい種類のデザイナー星人もいれば、
凶暴な種類のデザイナー星人もいます(笑
先に挙げたとおりの人もいれば、
そうでない人もいる、ということです。
●
なぜ、こういうイメージになったのか?
さて、
こういうイメージになったのはなぜでしょうか。
ちょっと
例を交えてみてみたいと思います。
たとえば、
【例1】
「デザイナーは高飛車」
→デザイナーになったことで
自分が偉いと勘違いし高飛車になったと思われがち
★実際には
もともと高飛車な人がデザイナーになったケースもありますし、
デザイナーになってから高飛車になっちゃった人もいます。
そして大切なことですが、高飛車ではない人もたくさんいます。
【例2】
「デザイナーは変わった発想をする」
→もともと変わっている人がデザイナーになる傾向が高いと思われがち
★実際には
これも、もともと変わった発想が得意だった人も、
デザイナーになってからそれが磨かれた人も、
デザイナーになってもできない人もいろいろいます。
デザイナーに対しては多くの人が
変わった発想や新しいアイデアを求める傾向にあります。
「それが得意」という隠れた前提をみんな持ってしまっています。
なので、
実際にはそれができるわけではないのに
それを「演じてしまう」デザイナーもいます。
本当は、
「手先が器用で絵が上手で好き」という
いたって普通の理由でデザイナーになった人でも
世のイメージにより
求められるとそれを演じてしまうわけですね。
で、演じてもうまくできなくてトラブルになったり。
さてさて、何が言いたいかというと、
実際には世の中に出回っているイメージとは
違うデザイナーもたくさんいる、
でも
先入観(隠れた前提)で思い込んでいるケースがある、
ということです。
【余 談】
高飛車なデザイナーの場合は
「デザイン=アート」
「デザイナー=アーティスト」
という勘違いが原因のほどんどです。
さらに
「アーティスト=偉い」
「アーティスト=先生」
という勘違いも発生し、二重の勘違いスパイラルが
このような人格を生んでいると考えています。
実際には
謙虚ですばらしい人格のアーティストもたくさんいるのに。
で、
こういうデザイナーには仕事を頼まないほうがいいです。
高いお金で気に入らないもの、売れないものを作ってきて
「このよさがわからないなんて、素人は困るよな」的な
対応をされること請け合いです。
●
ビズアップのデザイナーはどうなのか?
さて、
ビズアップのデザイナーはどうなの?
という疑問もあるかと思います。
断言できるのは、
先ほどの【余談】のようなデザイナーはいないということ。
これは我々の強みの1つでもありますが、
デザイナーとの契約時にしっかりとその人を見極めます。
見極めるのはデザインスキルだけでなく「人格」もです。
お客さまを不快にさせるようなデザイナーではないか、
ほしくないものをゴリ押しで売りつけるような対応をしないか、
お客さまのデザインの悩みを解決しようという姿勢をもっているか。
そしてなにより、
お客さまの会社のシンボル、ロゴマークを作ることが
どれだけステキなことでやりがいのある仕事なのか。
それを任せられるということにどんな意味があるのか。
こういうことを理解できるデザイナーとしか契約しません。
もちろん、
こういったことが契約前の審査だけでわかるとは限りません。
なので、今までに契約後にクビにしたデザイナーも数名います。
それと、
「デザイナーは万能ではない」という視点もとても重要です。
一口にデザイナーといっても得意なテイスト
(デザインの調子・音楽で言えば曲調)が違います。
お客さまが望むテイストを察知し、くみ取り、
最適なデザイナーを選定するのがディレクターの役割です。
これも我々の強みで、ネットのロゴ制作会社には
我々以外ほとんどない機能です。
なににせよ、
自分が万能だと思っているデザイナーは信用してはいけないです。
さて、
今号もまとめに入らせていただきます。
世の中の人のもつイメージ通りのデザイナーもいるし、
いるしそうでないデザイナーもいる。
まずは先入観を捨ててデザイナーに接してみるのが大事。
デザイナーも意外と普通の人間です
宇宙人ではございません(笑
今回はここまでです!
津久井
【連絡先】
・お電話:03-5876-8656
担当:津久井・菊池・林
受付時間:平日10:00~18:00
・メール:support@biz-up.biz
津久井・菊池宛
24時間メール受付中
投稿者プロフィール
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ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。
かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。
2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。
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