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2012年09月21日 デザイン メールマガジン 法則・ノウハウ 【第151回】:デザイン版「引き寄せの法則」

2014年01月21日掲載開始

 





こんにちは。




ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz






最近はいろいろなことが多すぎて
ちょっと頭の中が整理できずにいます。



抽象的な話ですが、
「覚悟」を決めた途端に



その「覚悟」が本物かどうかを
試すような出来事が起こります。



本などでそういうことが
起こるということは知っていましたが、



創業して丸6年の中で、
ここまであからさまに「試されている」感を
感じる出来事が立て続けに起こったことはありませんでした。



ここには具体的に書けませんが、
良くも悪くもすごいことがいくつも起こっています。



これを乗り越えたら確実にステージが上がっているな、
とわかるぐらいに。。。



陣痛のようなものなんでしょうね。
新しい何かが創りだされる時に苦しまないわけはないですよね。



改めて強い意志でのぞもうと思っています。




さて、
今日はデザインの話を少ししたいと思います。



しかも、
ちょっと「そもそも論」的な話です。
「デザインってそもそも何なの?」みたいな。



あくまでも私なりの視点、解釈ですが
私もデザイン業界に10年以上いますし、



デザインは私自身はしないため、
デザインするよりもデザインのことを考えることに
多くの時間を費やしてきましたから、



それなりに面白い、わかりやすいと
感じていただけるのではないでしょうか。



こんなお話をします。



●そもそもデザインの役割とは?
●デザインの無拒否性とは?



今回は長いのでテーマは2つです。




●そもそもデザインの役割とは?



前提のお話から徐々に説明していきます。



ある物事があって、
それを説明できる表現というのはたくさんあります。



例えば、
「車」を説明するとして



・車輪が4つ付いていて、ハンドルと椅子があって、金属などでできているもの
・人を速く(早く)遠くまで運ぶもの



これは上と下で伝えていることが違います。
しかし、車の説明としてはどちらも正解なわけです。



これを「切り口が違う」とか「視点が違う」とか言ったりしますよね。



で、
上の文言は車というものの形状を表しています。



これは見たままの正確な表現ができるメリットがありますが、
「何のためにそれがあるのか(=役割、機能)」が
分からないというデメリットがあります。



対して、下の文言は
その機能に着目した切り口なので、
何のためにあるかがとてもわかりやすいというメリットがある。



反面、
「人を速く(早く)遠くまで運ぶものって電車じゃないの?」
という誤解を生む可能性があるというデメリットがあります。



このあたりの話は「象をさわる話」が有名ですよね。
http://bit.ly/Sahiai
(こちらのページはちょっと「仏教」的なお話も含んでしまってますが)



今回お話するデザインのことも、
それと同じだとお考えください。



そして、


「そもそもデザインの役割とは?」


という小見出しを付けたとおり、
どちらかというと車の説明で言うところの下の文言になります。



で、
上の文言のようにデザインを説明すると、



「描写」「設計」とか(これらはわりと動詞的)
「描画」「図案」「意匠」とか(こちらは名詞的)、



こんな言葉になります。



下の文言のように役割に着目した切り口で説明すると、
そもそも、デザインとは「何かを伝えること」です。



問題は、「何を伝えるか」ですね。



ここをはっきりさせないと、
先ほどの「車」と「電車」の誤解のように



「何かを伝えるのは『言葉』じゃないの?」



ということになってしまいます。



さて、
デザインはでは何を伝えるのでしょうか。



簡単に言えば


・定性的なもの
・言葉で説明しづらい、できないこと


などなどで、
これをまとめて「イメージ」とか「雰囲気」と
表現することが多いわけです。



象を言葉で説明すると、
象を知らない10人が聞いたとして10人とも
近いなりにも違う「画」を思い浮かべてしまいます。



しかし、
写真で見せれば10人全員が
共通の「象」を理解することができます。




●デザインの無拒否性とは?



デザインの大きな特徴として、



・見たものから何かしらの情報を受け取ってしまう



というものがあります。



どんな情報かはいろいろとありますが、
デザインで最も強い情報といえば「印象」でしょう。



つまり、
人は見たものから何かしらの印象を受け取ってしまい、
それは回避できないことがほんとんど(=無拒否性)ということです。



聞きたくない情報は、
話の文脈が聞きたくない方向に進めば耳をふさぐことができます。



嗅ぎたくない匂いは、
瞬間的に嗅いでしまうことはあっても鼻をつまむことで回避できます。



これらは、
回避した瞬間に不快から逃げることが可能です。



目の場合はどうでしょうか。



もちろん、
見たくないものは目をつむることができますが、
目を閉じてもすでに遅く、見えてしまったものの
印象から逃げられない(不快から逃げられない)
という場合がほとんどです。



とてもグロテスクな例えで恐縮ですが、
交通事故の瞬間を見てしまった、
死体の写真を見てしまった、
などは、目を閉じてもその印象から逃げることはできません。



人間がほとんどの情報を目から受け取っていると
言われる理由はこの無拒否性によるものだと私は考えています。



さて、
交通事故などであれば、ほとんどの人が見たいとは思わないでしょう。



しかし、
この世の多くの目から入る情報の中で、
誰も見たがらないものというのはそれほど多くありません。



交通事故の瞬間を見たくないからという理由で
目を閉じて道路を歩く人はほとんどいません。



ということは、
人間はものすごく多くのものを
自然と視界にいれているということです(当たり前ですが)。



そして
それが心理的に何かしらの影響を与えていて、
目から入った情報が好きか嫌いか、快か不快かの判断を
無意識で繰り返していることになります。



人はあるデザインを見た時に
これらの経験が元で何かしらの印象(大雑把に言えば快か不快か)を
自然と感じてしまいます。どんなに適当に作ったデザインでも
人は何かしらの印象を感じてしまうのです。



だから、
デザインを蔑ろにしてはいけないわけです。



適当にデザインを作ると

・自分が好きな人、お客さんになってほしい人、
 社員になってほしい人が反応しない


のはもちろんのこと、

・来てほしくない人、お客さんにしたくない人、
 社員にしたくない人が集まる



ということになってしまうわけです。



みなさんが来てほしい人を集めるのがデザインでもあれば、
来てほしい人を集めてしまうのもデザインだ、ということですね。




今回はここまでです!




津久井






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投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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