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こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です。
https://www.biz-up.biz
新年、あけましておめでとうございます。
2012年がはじまりました!
今年はどんな1年になるでしょうか。
多くの企業や、国でさえも正念場を
迎える年になると個人的には思います。
我社もそうです。
今年は絶対にいつも以上の結果を残し、
「生き残る!」年にしたいと思います。
ちなみに私は年男です(辰年)。
新年1発目のメルマガは、
新年らしく少し抽象的なお話をしたいと思います。
昨年末、
あるマーケティングコンサルタントの方が
無料の動画セミナーを1ヶ月にわたって公開していました。
もちろん、
この無料動画セミナーは会員獲得のための
布石(オファーと呼ばれます)なのですが、
内容としてはもっともだと思ったので、
自分の体験も含めご紹介したいと思います。
そのマーケティングコンサルタントは
濱田昇さんという方です。
私自身は濱田昇さんとは面識はなく
(一度セミナーで見かけたことがある程度)、
当然お話をしたこともありません。
ネット上ではわりと悪い評判も出てきますが、
圧倒的な結果を出す人は悪評も立ちますから
そんなもんだろう、と個人的には思っています。
それに、
ネット上の悪評と同じくらい良い話も聞きます。
実際に彼のコンサルティングを受けた知り合いが
数名おりますが、口をそろえて「彼のお陰で
今儲かっている」と言っています。
・インターネット予備校
・女性向け留学エージェント
・ビジネス速読術(私も受講しました)
・エクステリア、インテリア系設計会社
このように、もちろんみなさん
きちんとした商売をされている方ばかりです。
で、その動画セミナーは、
「自分のコアを見つける」
というキーメッセージを軸に展開されていきます。
すごく抽象的なのですが、
自分が今の自分である理由みたいなものを
「コア」と位置づけています。
これは何度か私のメルマガでも紹介させていただいた
・サイモン・シネックのゴールデン・サークル
・出版コンサル「エリエス」主催のプロフィール講座
でも
まったく同じことをキーメッセージとして
挙げているわけですが、
「ビジネス」、あえて下世話な言葉を
使わせていただくと「稼ぐ」ということに関しても
これがブレないことで大きな結果を出せる、
というのが濱田昇さんの主張でした。
●この「コア」とはどんなもの?
濱田昇さんがいうところの「コア」は
サイモン・シネック提唱の「ゴールデン・サークル」では
「why」という言葉で語られています。
※ゴールデン・サークルについては過去のメルマガで
サイモン・シネック氏の動画を紹介しています。
http://bit.ly/9ciJ2l
「コア」も「why」もすべて
ずっと内側にあるものです
(スゴイ抽象的ですね)。
サイモン・シネック氏の動画と
私の過去のメルマガをあわせて見ていただくと
ある程度ロジカルにこれを説明できるのですが、
すごく長くなるので割愛します。
例えるなら、
ブルーハーツの「情熱の薔薇」に出てくる
「答えはきっと奥のほう、心のずっと奥のほう」
でしょうか(世代ではない方はゴメンナサイ)。
で、
この心のずっと奥のほうにあるものは、
どんなもので構成されているかというと、
・コンプレックス
・過去の失敗やトラウマ
であることがほとんどです。
エリエスのプロフィール講座では、
これを徹底的に掘り返してえぐって行きます。
そしてこのコンプレックスや過去の失敗、
トラウマを原動力にゴールを目指すことは、
長い旅路みたいなもので山を乗り越えては
また次の山が出てきます。
かっこ良くいうとこれが人生です。
つまり、ほとんどの人間が無意識ながらも
過去の原体験をもとに行動している、ということです
(もちろん山を避けるという選択をする人もいます)。
今現在までにいくつの山を乗り越えてきたのか、
目の前の山を乗り越えるために今何をしているのか、
これが今の行動基準であることがほとんどです。
そして、
自分が乗り越えてきた山をまだ乗り越えていない人がいれば
その人を自分が救うことができるようになります。
一方、
自分が乗り越えるべき山を目の前にして苦悩もします。
こと商売に関しては
・自分が乗り越えてきた山をまだ乗り越えていない人を救うこと
これで稼ぐ必要があるということなんだそうです。
修羅場をくぐってきた経営者の言葉に説得力があるのも、
乗り越えた山の数が多いからこそ、それだけ救える人が多い
ということになるんですね。
●自分の「コア」「why」はどうやって見つけるか?
これは非常に抽象的な説明しかできません。
とにかく自分の過去を徹底的に洗い出し、
イヤな思いをしたこと、つらかったことなどを
掘り返していくしかないと言えます。
イヤだったこと、つらかったことは、
なぜイヤだったのか、なぜつらかったのか。
人によっては思い出したくもない
つらい過去の場合も少なくありません。
また、振り返った結果
自分には何もないと感じる人も多いと思います。
私の場合は、この作業を
3ヶ月かけてエリエスのプロフィール講座で行いました。
まず最初に、
自分の記憶にあることを思い出したくないことも含め
すべてエクセルに書き出しました。
出来事とその時に感じた感情の両方を
思い出せる限りすべて出してエクセルにまとめた結果、
A4で50ページ超になりました。。。
しかも、
ここまでやっても自分の中心にあるものが
全然わかりませんでした。
3ヶ月経ち、課題提出の前日に
「もう無理だ。間に合わない」と思いました。
で、
「だったら開き直ろう。
間に合わなくてもいいから一から考えよう」
と思ったときにふと映像として浮かんだのが
小学生の時の「通信簿」でした。
小学校3年生の時だったでしょうか、
通信簿の結果が、全教科「ふつう」だったのです。
「良い」「ふつう」「もう少し」の3段階評価で
真ん中の欄「ふつう」に縦一直線に並んだ「◯」の列を見た時、
子どもながらに愕然としました。
しかも、
勉強の科目だけでなく「生活態度」の評価も
すべて「ふつう」だったのです。
大したことではないように思いますが、
私にとっては絶望的でした。
存在を否定されたように感じたのです。
誰にでも取り替えがきく人間だと。。。
「もしかしてこれか??」
課題に取り組みながらそう感じた私は、
その後の自分がとってきた行動が
どんなものだったかをすべて見なおした結果、
「俺は『ふつう』なんかじゃない、
取り替えがきく人間なんかじゃない!」
という「why」が原動力となっていると
説明できることに気づきました。
点がすべてつながったような感覚でした。
以前のメルマガでも書きましたが、
私がロゴ専門のデザイン会社を経営している理由は、
ロゴマークというシンボルを通して、
それをお客さまの会社が確かに在ることの証とし、
お客さまの存在感、存在価値を高めたいから。
私がマーケティングが得意なのは、
高めたお客さまの存在感、存在価値を
世の中にたくさん広めることができるから。
私が自社にデザイナーを抱えずに多くの
フリーランスデザイナーと契約するビジネスモデルを
採用しているのは、素晴らしい才能を持っていながら
それを広めることができないデザイナーを救いたいから
(ビジネス的には自社に固定デザイナーを
抱えたほうが今よりはるかに儲かります)。
すべて一貫性があるのです。
ということで、
自分の「内側のもの」の見つけ方は
この程度の抽象的な説明しかできません。
すみません。
●明らかになった「内側のもの」を広めることが重要
このように自分の「内側のもの」がはっきりしても、
それを発信していかなければ意味がありません。
存在感を高め、存在価値を広く知ってもらうには
別の手段が必要になります。
私はこれを
「デザインとマーケティングの役目」
と位置づけています。
どちらもこのメルマガで
たくさんご紹介させていただいてきました。
もちろん本年も、そして来年も再来年もその先も
鬼に笑われようが何だろうが
何年先でもつづけていくという決意をしています。
みなさま、本年もどうぞよろしくお願いします!
今回はここまでです!
津久井
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投稿者プロフィール
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ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。
かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。
2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。
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