ロゴコラムLogo column
世の中はロゴマークで溢れています。当たり前に目にしているロゴマークでも、1つ1つに企業の想いや理念が込められており、街で見かける有名企業のロゴマークにも様々なストーリーがあります。
今回のロゴコラムは厳選した有名企業のロゴマークの由来を一挙にご紹介します!
ツイッターのロゴマーク
「○○なう」で一世を風靡したツイッターのロゴマークは「ツイッターバード」という小鳥が描かれています。
一見普通の小鳥ですが、ツイッターが図解している「様々なつながり」「興味」「アイデア」の3つが重なった円から考えられおり、実は人間が美しさを感じるとされる“黄金比”の円を15個重ねてデザインされています。
この“黄金比”とは1:1.6の比率をした円の事を指し、この比率をベースにデザインされたものに人間は美しさを感じ、視覚的な心地良さを感じるといわれている最も有名なデザインの指標といえます。
ちなみにアップルのロゴマークもこの“黄金比”を元に構成されています。
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街中でよく見かけるセブンイレブンのロゴマークにも秘密があります。実は末尾の「n」だけ小文字になっているのをご存知でしたか?
ロゴ作成当時の資料が残っていないため正確な由来については謎に包まれていますが、いくつかの有名な説があります。
1つ目の説はデザイン面による理由です。
ロゴマークの考案していた当時、社長夫人が「ELEVENの文字をすべて大文字にするより、最後のNだけ小文字にしたほうが美しいのでは?」と提案したそうです。
たしかに、直線と派手な配色で構成されている中に、曲線が入ることにより柔らかく洗練された印象になります。
もうひとつの説は、商標登録による理由です。
当初「7-ELEVEN」と全て大文字で登録しようとしたところ、申請が通らなかったため最後のNのみを小文字にした、という説もあります。商標登録は「7-11」などのような単純な数字だけではできないため考え出されたデザインなのかもしれません。
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ディズニーのロゴマーク
ディズニースタジオのロゴマークは、ウォルト・ディズニーの死後20年以上経過してからデザインされた比較的新しいものです。少しづつ変化を重ね、現在ディズニーのロゴは3つのデザインで構成されています。
- シンデレラ城のロゴマーク
- 筆記体のロゴタイプ
- ピクシーダスト(妖精の粉、星)
ディズニーの象徴としてデザインされたシンデレラ城、筆記体のロゴタイプ、ピクシーダスト(星)の3つのデザインは1995年から変わらず採用されています。
2006年にピクサー社と提携してからは3Dを駆使した立体的なデザインへと変化しました。青一色だった背景もより写実的で幻想的な色合いに変化し、雲や花火の演出も加わりました。
近年では映画の内容によって演出も変えているようで、2006年に公開された『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』では25秒に及ぶロゴアニメーションを導入しました。
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マクドナルドのロゴマーク
お馴染みの有名ハンバーガーチェーン店マクドナルドのロゴマークは、マクドナルドの頭文字であるアルファベッド「M」が由来のデザインだと思っている人も多いですが、実はアルファベッドではないんです。
このロゴマークの「M」の部分は正式名称を「ゴールデンアーチ」といいます。
1955年にオープンしたシカゴ1号店の建物の両側には2本の金色の大きなアーチがありました。ある角度から見ると2つのアーチが繋がって「M」のように見える、というのがこのロゴマークの始まりでした。
スターバックスのロゴマーク
日本で最も有名なコーヒーショップと言えるスターバックス。
スターバックスのロゴマークは、ノルウェーの木版画に描かれているセイレーンを見つけたグラフィックデザイナーのテリー・ヘクラーによって作られました。
セイレーンはきれいな歌声で船乗りを魅了した人魚だといわれています。スターバックスのロゴマークには、セイレーンと同じように“最高のコーヒーで多くの人々を魅了したい”といった想いが込められているそうです。
長年親しまれているロゴマークのセイレーンですが、実は顔が左右非対称になるようにデザインされています。セイレーンの顔をよく見ると、向かって右側の鼻筋が左側と比べて太さと長さがわずかに違います。
人間の顔と同じようにわずかに左右非対称にすることで、セイレーンの顔つきに人間らしさが加わり、より親しみを感じられるようにと細部まで計算されたデザインなのです
ミズノのロゴマーク
ミズノの鳥のような形のロゴマークは「ランバード」と呼ばれています。
この「ランバード」が誕生するまで実に180個ものデザイン案がボツになり行き詰まっていたそうです。そんな中、当時の社長である水野健次郎氏(2代目社長)の言葉を元に「ランバード」は生まれました。
「宇宙には無限の広がりがあって、エネルギーを蓄えて発している」
「惑星は、自らのエネルギーで無限に軌道を回っている」
「スポーツもそんな風に広がっていけたら良いな」
この言葉から「惑星の軌道」というコンセプトをひらめき、どこまでも続く惑星の軌道を曲線で表現したのが「ランバード」です。「ランバード」にはスタイリッシュな印象だけでなく、スポーツ業界や自社の可能性が広がり続けるように・・・という想いが込められています。
ナイキのロゴマーク
ナイキの社名と特徴的なロゴマークの由来は、社員の1人が夢で見たギリシャ神話の勝利の女神「ニケ (Nike)」からと言われており、ナイキは「ニケ」の英語読みです。
そして女神ニケの翼は「Swoosh(スウッシュ)」と呼ばれていました。
これこそが、Nikeのロゴマークの原点とされています。スウッシュは「ビューンと音をさせる」という、素早い動きを意味する英語です。
ナイキのロゴマークは、勝利の女神ニケをスポーツブランドとしてのコンセプトと上手く組み合わせて、シンプルで黄金比に基づいた美しいデザインに仕上げています。
プーマのロゴマーク
社名となった「プーマ(PUMA)」の由来は、南アメリカ大陸のほぼ全域と北アメリカ大陸の広域に生息する大型肉食性哺乳類でアメリカライオン、クーガー、パンサー等とも呼ばれる「ピューマ(puma)」という動物です。
ピューマが飛び跳ねる様子が描かれており、正式な名称は無いですがジャンピングプーマやジャンピングキャットなどと呼ばれています。
設立当時のロゴマークはジャンピングキャットのデザインが少し違っていました。目がついており、前傾姿勢で獲物を狙っているようにも見えます。
ちなみにヴィンテージの分野では通称"目付きプーマ"と呼ばており、1970年代に製造されたスニーカーのベロやジャージのタグには目が付いている物があり価値の高いヴィンテージとして有名です。
目が無いシンプルなデザインに落ち着いたのは1970年以降で、現在でも使用されているプーマのロゴマークはドイツのラッツ・バックスという漫画家がデザインしたものです。
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これらの有名企業はロゴマークとだけでなく、ブランドを象徴する有名なタグライン(キャッチコピー、スローガン)があります。今回はその一部をご紹介します。
- ツイッター
「What’s Happening?(いまなにしてる?)」
日本で流行しだした当時「○○なう」のつぶやきが多かったのも「いまなにしてる?」の問いかけがあったからだと言われています。 - マクドナルド
「“I'm Lovin' It”」
直訳すると「わたしのお気に入り」という意味。「パラッパッパッパー」のリズムと一緒にCMで使われていたこのフレーズ、誰しも1度は聞いた事があると思いますが、実は新たな試みに挑戦するマクドナルドの姿勢が表現されています。 - セブンイレブン
「セブンイレブンいい気分」
韻を踏んだこのフレーズはアメリカのセブンイレブンで使われていた「thank heaven seven-eleven」というコピーを日本向けにアレンジしたものと言われています。 - ナイキ
「JUST DO IT.」
ナイキが創業当時から訴求し続けていた「人生もスポーツのようでありたい」という想いを表現したフレーズで、全世界で翻訳されずにこのまま使用されています。 - プーマ
「Forever Faster(フォーエバーファスター)」
「私たちは今もそしてこれからも世界最速のスポーツブランドであり続ける」という想いを表現したブランドプラットフォーム兼企業精神として訴求されたフレーズです。
「タグライン」とは会社のキャッチコピーであり『会社の宣誓文』。ロゴマークだけでは伝えきれない会社の想いや在り方を文字として可視化したものです。
ビズアップでは会社の核となるビジョンや企業理念などの在り方を“画”で表現したものが「ロゴマーク」“言葉”で表現したものが「タグライン」だと考えています。
“言葉”と“画”を組み合わせて表現する事によってブランドとしての一貫性が生まれ、会社全体のブランディングに大きく役立ちます。
その事からビズアップではロゴマークと合わせて、タグラインの作成もオススメしています。
ロゴマークデザインに悩んだら…
有名企業のように印象的なロゴマークやタグラインを作成する事は素人にはなかなか難しいです。
会社の象徴となる言葉と画を生み出すには、デザイン以外にもテーマやコンセプト、ターゲットなど事前に考えるべき事が沢山あります。
ご自身で考えやイメージを全てまとめてデザイナーに伝え、ピッタリはまるデザインを作ってもらおうとすると、かなり高度な発注技術が求められます。
そのためビズアップではお客さま専属の窓口である「ディレククター制度」を採用しています。
ディレクターとは、お客さまのご要望をお聞きして
- どんな方向性のデザインにすれば良いか
- どのデザイナーに頼めばお客さまの要望に添えるか
- プロとしてどのようなデザインにすれば評価の高いデザインになるか
など、カウンセリングによってお客さまのイメージをより具体的にし、デザイナーに正しく伝える役割の人のことを指します。
ディレクターの腕次第で、完成するデザインが大きく変わるといっても過言ではありません。
また、ひと口にデザイナーと言っても色々なタイプがいます。
たとえば…
- シンプルなデザインは得意だけど、凝った作りのものはあまり得意ではない
- カフェや美容室などのロゴは得意だけど、IT系の企業のようなロゴは不得意
など、一人一人に得手不得手があります。
ビズアップではさまざまな得意分野を持ったデザイナーを50名以上取り揃えています。
「得意不得意」と「人柄」を判断し、最適なデザイナーをチョイスする役割を担うのも、お客さまとデザイナーを理解するビズアップのディレクターにしかできない仕事です。
ビズアップのロゴマーク作成とは
ビズアップは日本で一番多くのロゴマークを作成している『ロゴマーク作成専門』のデザイン会社です。
業界初の『デザイン無料提案』を打ち出し、安心して依頼できるようなサービスを展開しております。
無料提案でも一切の手抜きは致しません。
お客さまにご満足いただくデザインを提供する為に以下をお約束します。
① | ロゴを「無料」で3案ご提案、気にいった場合にのみ料金発生 |
② | 独自の「ディレクター制度」であなたにぴったりのデザインをご提案 |
③ | 50名のデザイナーの中から最適な相性のデザイナーが担当します |
④ | 無料提案でも手を抜かず、ロゴカルテを作成しプレゼンします |
⑤ | 5回までの無料修正でさらに満足度の高いロゴに仕上げます |
⑥ | ロゴを活用したツール類(名刺封筒等)などもワンストップで対応可能です |
また、権利面でも安心できる商標調査、著作権譲渡、仕様書作成、印象調査も対応しておりますので、ロゴマーク作りにお悩みでしたらぜひご相談ください!
ビズアップではロゴマークをつくることに特化し、短期間でリーズナブルなロゴをお求めの企業さま向けのデザインプランを3種類。
期間と費用をかけて権利関係もクリアにされたい企業さま向けのブランディングプランを3種類ご用意しております。
⇒詳しくはこちら
投稿者プロフィール
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ビズアップ専属ライター。仕事が早くて質が高く、ビズアップスタッフからもビビられる。主にお客さまへのインタビュー記事や「ロゴtips」の記事を担当。
過去には六本木あたりでちょっと名の知れた時期もあったとか。。。今は初台から笹塚の間を電動自転車でひた走る。
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