ロゴコラムLogo column
株式会社ジャパンオートパーツ24さま(呼称:ジェイアップ24)は自動車パーツ販売を中心とした物流事業を行っており、50年以上続く歴史ある会社様です。
創業から50年以上“山中商会”という社名を使われていましたが、2020年に会社名を変えるという大きなご決断をされました。社名変更に伴いビズアップにロゴマークの作成をご依頼頂きました。
社内公募で決定した“ジャパンオートパーツ24”という新社名は、「日本の物流を止めない」というスローガンと、強みである24時間365日の部品取扱いを表す「24」を入れることで、何を事業としている会社かをわかりやすく表現した社名だそうです。
今回は創業者であり、現在会長を務める山中さまにロゴマーク作成についてのお話を伺いました。
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ロゴのご依頼から制作完了までの体験談
ービズアップに相談する前は、どんなお気持ちだったか教えて頂けますか?
2020年に将来的なフランチャイズ展開を視野に入れて現在の社名に変更をしました。ビズアップさんへは、それに合わせてロゴマーク作成を依頼したので楽しみな気持ちが強かったです。
ーービズアップをどういった経緯で知りましたか?
山中商会時代にコンサルタントをして頂いていた今井さんに紹介してもらいました。信頼できる方からの紹介だったのでまちがいないだろうという気持ちでした。
世界にひとつだけのロゴデザイン
ビズアップのロゴ制作に対する“お客さまの本音”
ーービズアップに依頼してよかった点を教えてください。
選択肢が多い点がとてもよかったですね。
社内で投票をして10案の中から選んだのですが、はじめは5つを選んで、次に2つに絞って、最後はその2つで決戦投票をして決めました。
僕は何かを決める時って沢山の選択肢があった方がいいと思うんです。最初からこれかこれって2択で決めるのではなく、多くの選択肢の中から絞りこんで、そこから厳選する事で社内全体の納得感が得られる良いロゴマークを決められたと思います。
ーーそうだったんですね。新しい社名も社内公募で決められたそうですが、従業員さんの意見を尊重いらっしゃるんですね。
社名は毎日名乗るものなので、従業員にも思い入れが無いとうまく馴染まないと考えて役員だけではなく、社内全体で決めました。
最終的に残ったのは、昔の社名になぞらえたもの、会社がやろうとしている事を表現したもの、今風のかっこいい名前・・・と見事にバラバラな3案でしたが、名刺を出した時やリクルートの方が目にした時にひと目で「何をやっている会社か分かってもらえる」社名に最後は決めました。
かっこいい名前もいいけれど、すぐに意味が伝わらなかったら使いにくいかなと思い結局は1番無難な案になりましたね。笑
ーーなるほど。社名もロゴマークも同じように社内全体で決める選び方をされたんですね。
はい。ロゴマークも社名も同じような選び方をして、最終的に決まったのはどちらも1番無難で1番伝わるものでした。
社名もロゴも、ある程度絞り込んでからはプラス面とマイナス面を議論しました。結果的に将来的にも日常的にも使いやすいものが良いという意見をみんなで共有出来たので、この過程があったからこそ、一丸となってやっていける社名やデザインが決められたと思います。
実はロゴを選んだ時、最初から今のロゴが1番人気だったわけじゃないんです。10から5つに、5つから2つに、絞り込んで、最後はこっちの方が人気がでていまのロゴマークに決まりました。
最初から1位のものを選んだ方が簡単ですが、意見がバラバラな段階で決まった1位を総意だと思ってはいけないと思うんですよね。
最初から1位のものを選んでいたら、ロゴも社名も今とは違うものになっていたと思います。私はこの選び方をしてよかったです。
ーーロゴ制作で相談先をビズアップで検討している会社が身近にあった場合、どのようなアドバイスをなさいますか?
よくインタビューして、その会社が「どういうものを表現したいか」を聞き取ってデザインに反映させたら満足できる良いものが出来上がるんじゃないかなと思います。
ロゴマークは会社のアイデンティティになるからこそ、最終的にはやっぱり意味が込められているものを選びたいんですよね。
その点、ビズアップさんの提案書はデザイン1つ1つに意味合いの解説があったので選定する際の参考になりました。
株式会社ジャパンオートパーツ24さまの夢と今後の展望
ーー山中さまの今後の夢や、会社の展望を教えてください。
会社を続けて欲しいですね。
個人でなく会社を中心に物事を考えて「最後の最後迷ったときは、会社にとってなにがプラスになるか」で判断できる会社であって欲しいです。
会社を生き物と考えて、会社という生き物を生かし続けるには自分がどう立ち回ったらいいのかというのを考えていってもらいたいですね。
そのためにも60歳で社長を交代するルールを決めたので、これはこの先も続けて欲しいです。
ーー現在山中さまは会長をされていますはが、なぜ60歳で社長交代をする決断をされたんですか。
やっぱり、能力が落ちていくからですね。
どんな人間でも50歳を過ぎたら発想力、対応力は落ちていきます。それを経験と人脈でカバーして出来るように見えているだけ。うまくいった成功体験があるからこそ、新しいものを取り入れる柔軟な発想力が無くなっていってしまうので、会社の将来を考える頭としてはちょっと古いと思うんです。
社長は交代しましたが今後は、サポーターとして新規事業やフランチャイズ展開などの経営面でサポートしていきたいですね!
――山中さま、本日はお忙しいところ、貴重なお話をいただきありがとうございました。
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投稿者プロフィール
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ビズアップ専属ライター。仕事が早くて質が高く、ビズアップスタッフからもビビられる。主にお客さまへのインタビュー記事や「ロゴtips」の記事を担当。
過去には六本木あたりでちょっと名の知れた時期もあったとか。。。今は初台から笹塚の間を電動自転車でひた走る。
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