ロゴコラムLogo column
こんにちは。 ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です! https://www.biz-up.biz 本日は6月5日。 そうです。 かねてからお伝えしている ・受注10,000社突破記念 ロゴの日(6/5)イベント の開催日当日です。 今日のメルマガの内容は、 役に立つお話というよりも 単なる所感となってしまいます。 なので、 ご興味ない方はぜひすっ飛ばしてください。 ビズアップをはじめて もうすぐ10年目に突入、受注も10,000社を 突破したということについて、 少し自分なりに振り返らせて いただこうと思っています。 と、その前に 今からでもご参加の申し込みを いただくことが可能です。 もしご参加されたい場合は こちらからお申し込みをどうぞ。 → http://bit.ly/1cmp1PK (下の方に入力フォームへ飛ぶボタンがあります) 【詳細情報のおさらい】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6月5日(金)のロゴマークの日に、 『ビズアップ・ロゴ受注10,000社達成!のお客さま大交流会』 を開催いたします。 https://www.biz-up.biz/event65/ 日時:6月5日(金)17:30 受付開始 18:00 オープン 山田真哉氏講演 19:00 セレモニースタート 21:00 閉会 会場:アキバスクエア URL:http://udx-akibasquare.jp/ アクセス:東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX 2F ・JR秋葉原駅 電気街口より徒歩2分 ・東京メトロ銀座線末広町駅 1・3番出口より徒歩3分 ・東京メトロ日比谷線秋葉原駅 2・3番出口より徒歩4分 ・つくばエクスプレス秋葉原駅 A1出口より徒歩3分 参加費:0円、ご祝儀制(ご祝儀0円もOKです!) ご参加お申し込みフォーム: http://goo.gl/forms/BYIW4Bkq9i ↑こちらのURLから簡単にお申込みいただけます! ほかにも、電話・FAX・メールと、いずれの方法でもお申込みいただけます。 ・電話 : 0120-65-37-65(受付時間/平日10時~18時) ・FAX : 03-6379-2020 ・MAIL : support@biz-up.biz ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さて、 自己満足であることは重々承知しておりますが 少しだけ過去の話をさせていただきたいと思います。 ● 独立前を振り返ってみると。。。 ビズアップは今から9年前、 2006年の9月に誕生しました。 「いつか独立したい」 「いつか社長になりたい」 その「いつか」が いつなのかもわからないまま、 毎日もんもんと過ごしていました。 勉強だけは怠りませんでしたが、 だからといって独立できるわけでもない。 簡単にいえばビビっていたんですね。 そんな時、 結婚して1ヶ月で 妻が妊娠したことがわかりました。 その時、 はじめて独立する決心がついたのです。 ・子どもが産まれてからでは自分は守りに入ってしまう ・そうしたら独立できないかもしれない ・人生のうち、1度くらい大きなチャレンジをしてもいいのではないか ・独立できないことをまわりのせいにして愚痴るような人生はイヤだ そして、 「子どもが産まれても生活できなかったら 会社員に戻りますのでチャレンジさせてください」 と妊娠中の妻に お願いをして独立を決めました。 ※ 実際に今でも私は長男に「産まれるまで」という 期限付きでチャレンジをさせてもらい、 独立させてもらったと思っています。 その後、 すぐに会社に辞表を提出。 その時点では 実はまだどんな商売をやるかすら 決めていませんでした。 しかし、 人間というのは不思議なもので、 本当の意味で覚悟を決めた時に 見えなかったものが見えるというか、 感じなかったことを感じられるというか。。。 ある程度の勉強をしていたため (そして資金がまったくなかったため)、 ・在庫のリスクがない ・人件費を変動費化できる ・マーケティングが弱い こんな業種、業界を探していました。 そして、 自分が過去に6年間携わっていたデザインの世界が まさに当てはまる業界ではないか、 というところまではぼんやりと考えていました。 しかし、デザインの中でも 「ロゴマークだ!」と思いついた時は へんな言い方ですがまさに 「降りてきた」 という言葉が最も当てはまるほど 自分の中に衝撃が走ったのを 今でも覚えています。 辞表を出して数日後の朝、 出勤前の散歩中に突然降りてきたのです。 そこからは早かったです。 すぐには会社を辞められませんでしたが その年の7月に形式上退社。 8月の2週間で 後進の教育のために2週間出社してタダ働き。 そのかわり14時くらいにはあがらせてもらい、 家に帰って独立準備。 9月開業。 辞表を出してから2ヶ月半、 実質の準備期間はおそらく1ヶ月なかったと思います。 なりふりなんてかまってられませんでした。 5ヶ月後には長男が出てきちゃいます。 デザイン会社なのに 無料のブログ、自作のしょぼいデザインで商売を開始。 実は独立直後の9月と10月は、 生活費稼ぎのために2ヶ月限定の 営業の派遣社員をやっていました。 リストを渡されて、 電話をしてアポを取って商談に行き、 引き合いを取ってきて上司につなぐ、 こんな営業でした。 もうこのころは覚醒してましたから、 ガンガンアポを取って ガンガン引き合いをとりながらも ちょっとでも時間が空けば喫茶店に入り ビズアップの仕事をしまくる。 19時に家に帰ってからも飯、風呂、仕事。 夜中の2時か3時まで仕事をしてまた出勤。 派遣のほうは結果さえ出していれば まったく文句は言われませんでしたので、 商談→喫茶店→商談→喫茶店の繰り返しでした。 そして、 派遣の期限、2ヶ月が経ちました。 派遣の上司からは正社員を打診されましたが もうそこで自分がブレることはありませんでした。 派遣の2ヶ月間はうまい具合に テストマーケティングの期間にもなっていて、 11月からはスムーズに一本化できました。 そこから ロゴのご依頼件数で困ったことは 今思い返すと結果的にはほとんどありません。 さて、 独立当初はあらゆる方面 (ヨメの友だち、自分の友人など多数)から ・おいおい大丈夫か? ・終わったな ・信じられない ・頭がオカシイ ・ひとでなし などの ありがたい言葉をいただきました(笑)。 なにせ妻が妊娠しているのに独立ですから。。。 でも、 本当にありがたいと思っていました。 なぜなら、 不思議と自分の中にストーリーがあったからです。 ビジネスがうまくいったときに、 この「非難」はネタになる、 そこまでボロクソに言われてた人が 成功したほうがストーリーとして面白い、 ということは実際にそうなるだろう、 こんなふうに考えて 自分の原動力にしていました。 不思議なんですが、 負け惜しみでも何でもなく ナチュラルにそう思っていて、 そう思えば思うほど 成功のイメージが強くなりました。 さて、 独立までを振り返ってみました。 ちなみに、 はじめは個人事業主として 自宅で仕事をしていました。 事務所を構えて 社員第一号が入社するのはこの半年後です。 ● 業界初の無料提案について 「ロゴマークのビジネス」 が降ってきてからすぐに インターネットでライバルの調査をしました。 調べると案の定マーケティングが弱い。 それだけでなく予想通りクライアントの 悩みや価値に照準を合わせることを やろうとしない業界だとすぐにわかりました。 なので、 「ロゴマークの無料提案」を思いつくまでに かかった時間はほとんどありませんでした。 しかし、 業界からはかなり叩かれるだろう ということも予想していました。 デザインの業界は アイデアを売っているようで そのアイデアに価値がないと感じる クライアントを否定したり、 アイデアが認められないとわかった途端 作業対価を求める体質があります。 ロゴマークは会社の顔です。 自分が使いたくないと思うロゴに 私が客だったらお金を払いたくない。 でもそれは同業他社からは 非常に「困る」ことだということも わかっていたのです。 もちろん、 だからこそこの業界を選んだのですが。 同業他社からはだいぶ叩かれました。 ネット上でも叩かれましたし、 人づてに間接的に避難されることも 一度や二度ではありませんでした。 はじめて会ったデザイナーに 面と向かって非難されたこともあります。 しかし、 そんな非難に屈せずに信念を貫き通せたのは ご依頼くださるお客さまがたくさんいらっしゃったこと、 そして 「無料提案だから安心してお願いできました」 というお客さまの喜びの声があったからでした。 また、 ビズアップの事業モデルは フリーランスのデザイナーさんの 協力なくしては成り立ちません。 無料提案に不安を抱えるデザイナーさんに 仲間になってもらうにはどうしたら良いか、 ここは難しいポイントでした。 ロゴのご依頼は順調でも 対応してくれるデザイナーさん探しには はじめはとても苦労しました。 しかし、 これもなんとかクリアできました。 自分のテーマである、 ★存在感、存在価値を高めて広める これはお客さまに対してだけでなく デザイナーさんに対してもきっと 求められる価値だと感じていたからです。 世の中には腕が良くても 自分の価値の打ち出し方がわからない デザイナーやクリエイターがたくさんいるはず。 その人達に価値の打ち出し方と 活躍の場を与えることができれば ビズアップの存在価値は高まるはずだ、 こう考えて、 とにかく熱意と謙虚さを忘れずに デザイナーさん(=仲間)を集めました。 そして、 今はただの委託先ではない 仲間と呼べるデザイナー陣が ビズアップの強みであり自慢にもなりました。 ※本日のイベントでも たくさんのデザイナーさんが 会を手伝ってくれます。 ここで次に起きた問題は、 「無料提案をパクられる」 というものでした。 非難していたデザイン会社も 同じモデルでビジネスをはじめました。 そうなると不利になるのは 私たちのほうでした。 資金がないため いつまでも自作のブログの 信頼度の低いデザインで集客していたため、 無料提案をパクっているのは ビズアップのほうだと思われてしまったのです。 デザインを生業にしているのに デザインにきちんとお金をかけられない (ウェブデザインは当時自社でできなかった)。 今だから話せるみっともない話です。 しかしここも 仲間の協力でデザインのリニューアルをし なんとか乗り切ることができました。 はじめはパクる会社を見つけては 注意勧告したり内容証明を送っていましたが、 焼け石に水でした。 でも、 「パクられるのは商売がうまくいっている証拠」 という言葉を聞いてからは、 ヨコ(ライバル)を見るのではなく 前(お客さま)を見て進んでいく勇気を 持つことができました。 そして、 お客さまに真摯に対応するほどに お客さまの声を通して自信を持てるようになり、 ヨコ(ライバル)のことがさほど気にならなく なったのです。 不思議ですが、 当時ビズアップをパクった会社は 今はほとんどいなくなってしまいました。 本当に不思議だなと思ったのですが、 そのころに歌手の椎名林檎さん歌っていた歌が なんだか無性に自分の心に刺さったことを よく覚えています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ もしも 彼らが君の何かを盗んだとして それは くだらないものだよ 返してもらうまでもないはず なぜなら 価値は命に従ってついてる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 椎名林檎 「ありあまる富」より引用 結局、 本当の価値は「無料提案」そのものではなく それを通して得られるものや見えてくるもので、 お客さまはきちんとそこを 感じ取ってくれているから ビズアップにご依頼をくださっている、 だから 10,000社のご依頼を達成することが できたのだろうと今は思います。 ● リーダーシップとビズアップのスタッフについて 私自身は、 リーダーとしてはまだまだ 発展途上もいいところです。 リーダーの本質を まだきちんと理解できていないとすら思っています。 そのせいで、 過去に何度も同じ過ちを繰り返したりもしました。 大切な仲間を失い、 社員数が半分になってしまったこともあります。 営業マンがお客さまに迷惑をかけたまま、 そして未請求を500万以上つくったまま どこかに行ってしまったりもしました。 今思うと、 その時その時の反省はありますが、 結局は自分が リーダーの本質をしっかり理解していないことが すべての原因だということだけはわかります。 ここでリーダー論を偉そうに語るつもりも その資格がまだないこともよくわかっています。 たぶんこれは 私自身が一生かかってちょっとずつ クリアしていく問題だろうということも なんとなく感じています。 今現在、 ビズアップは社員数15名となりました。 過去最多の人数です。 よく、 「結構いますね、経費とか大変じゃないですか?」 と聞かれます。 たいへんです(苦笑)。 まだまだ決してゆとりのある会社ではありません。 しかし、 今は誰一人として欠かすことのできない、 絶対に欠かしたくないメンバーが集ってくれています。 自分の実力だなんておこがましい、 本当に私は人に恵まれていると思います。 そして そのメンバーで今日という日を迎えられることが、 そのメンバーを、みなさんを前に紹介できるのが どれほどすばらしくありがたいことかを痛感しています。 なので、 ひとりでも多くの方に、 ビズアップ自慢のスタッフ陣とデザイナー陣を ご紹介したいのです。 今日の主役は私ではありません。 スタッフとデザイナーです。 たいへん図々しいお願いではありますが、 本日お時間が許すようであれば、 ぜひ会にお越しいただき、 私の大切なスタッフやデザイナーに ひと声かけていただきたいと思います。 さて、 もうすぐ事務所を出て会場に向かいます。 そして、 明日からまた新しい歴史を刻むための 1日がはじまります。 今回はここまでです! 津久井 【連絡先】 ・お電話:03-5876-8656 担当:津久井・菊池・林 受付時間:平日10:00~18:00 ・メール:support@biz-up.biz 津久井・菊池宛 24時間メール受付中
投稿者プロフィール
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ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。
かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。
2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。
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