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2013年11月29日 メールマガジン 本の紹介 【第209回】とある有名企業の会長から直々の 依頼。本をご紹介します。

2014年02月27日掲載開始

こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz
11月ももう終わりですね。
ほんとうに早い。
いつも思うのですが、
なんとなく12月より11月のほうが
あっという間のような。。。
ラスト1ヶ月、
2013年の有終の美を飾れるか。
おいしいお酒が呑める月にしたいものです。
もっとも
ここ数年は12月は忘年会だらけで
個人的には少し恐怖を感じておりますが。。。
(だから12月のほうが長く感じるのかも。。。)
さて、
毎週火曜日に発行している
お客さま紹介メルマガ。
こちらも
とても好評いただいており感謝しております
(掲載無料なので載せたい場合はご連絡ください)。
そのお客さま紹介メルマガをご覧になられた
【ライフネット生命保険の出口会長兼CEO】から
「ぜひ僕の本も紹介して」
と連絡をいただきました。
出口会長は
テレビなどにもよく登場されているので
ご存知かと思います。
出口会長
→ http://bit.ly/1cAQvw3
以前、
このメルマガでもご紹介しましたが、
私の経営者仲間の方が
出口会長を招いてのセミナーを
開催したことがあります。
※
その時の模様は
こちらのメルマガでお読みいただけます。
→ http://bit.ly/IufqZh
で、
このメルマガの最後にもある通り、
自分の表現の大切な場でもあるこのメルマガを
出口会長にも読んでいただけないか、と
厚かましいお願いメールをお送りしたところ、
なんとご快諾いただけたのです!
そして今回、
メルマガを読んでくださっていた出口会長から
本の紹介のご連絡を直々にいただけたわけです。
ただ、
ライフネット生命保険さまは
正確にはビズアップのお客さまではありません。
そうなると
お客さま紹介メルマガのコンセプトからは
外れてしまいます。
そこで考えました。
いつも良書だと自分が感じた本は
このメルマガでもご紹介させていただいていた、
だからもし出口会長の本が良書だと感じれば
(僭越ながら)、
本家のメルマガでご紹介させていただいたほうが
定義がブレずにすむな、と。
あとは
本を購入させていただいて実際に確かめるだけです。
その本が、
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部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書
「プレイング・マネージャー」になってはいけない
−ライフネット生命 代表取締役会長兼CEO 出口治明−
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早速アマゾンで予約、購入。
出張時に乗った飛行機の中で
読ませていただきました。
ここで少し話が飛びます。
2012年(昨年)というのは
ビズアップにとってとても大変な年でした。
「大きく変わる」と書いて大変。
文字通り、ピンチを皮切りに
組織が大きく変わったのです。
しかし、
フタを明けてみると、
2012年度
(2012年9月〜2013年8月)は
過去最高の売上と利益を記録する
記念すべき年にもなりました。
また、
その好調はまぐれでもなく今も続いています。
では、
なにか特別なことをやったのか。
いろいろやりました。
いろんなことを試しました。
そして、
いろいろ試した中でうまくいったことは、
奇策、突飛なアイデアでもなんでもなく
極めて本質的なことでした。
それは、
私自身のスタッフとの関わり方でした。
もともと、
ブランディングやマーケティングについては
それなりの知識や経験がありました。
ここが0ベースであれば話は別ですが、
7年分の知識と経験はそれなりのもの。
ですから、
会社が不調な原因はそこにはなく、
もっともっと本質的なことだったのです。
それが
メンバーとの関わり方だった、というわけです
(気づくのにだいぶかかりましたが)。
そして、
出口会長の本を拝読したところ、
まさに、なぜ組織がよく変化し
業績が良くなったのかの
答えが書いてあるような本でした。
もし同じような悩みを持たれている
お客さまがいらっしゃるのなら、
堂々とご紹介できる
絶対に読んでほしいと感じる本です。
その理由は
主に以下の3つに集約されるの
ではないかと考えています。
●徹底的にわかりやすい
●おそらく出口会長が同じ悩みを
 持たれていてそれを乗り越えた経験がある
●人間の現実を直視している
ひとつずつ説明します。
●徹底的にわかりやすい
わかりやすさは、
・ロジック(≒主張)の強さ
・表現のうまさ
から来ると私は考えています。
以前のメルマガでも書きましたが、
出口会長は
・徹底的に算数で考える方である
・表現の人である
ということが挙げられます。
セミナーでおっしゃった出口会長の名言の中でも
「数字、ファクト、ロジックのみで考えなければならない」
「多くの場合は感情的な判断で物事を進めている。
 それは算数ではなく国語で考えている証拠です」
「世界を見るには算数。算数でなければ世界は見えない」
などがあり、
数字から物事を読み解かれる方です
(実際には数字から入らないと物事を正確に読み取れない)。
この本でも
当然ながら数字を元にした話が多いため、
とても納得度が高いのです。
次に、
「表現の人である」という点について。
これは私個人の感覚なので
出口会長を評価するようで非常に僭越ですが、
でもこれは言わずにはいられない。
出口会長の表現がものすごくお上手です。
表現がうまい人の特徴のひとつは
比喩の使い方が上手だ、ということです。
たとえば、
この本では組織を「石垣」に例えています。
きれいに整った石ばかりを
使ってつくった石垣は実は弱い。
不揃いの石を組み合わせ、
隙間を砂利で埋めることによって
石垣は強くなる(本当にそうらしいです)。
この不揃いの石こそが
個性を持った組織のメンバーであり、
隙間を埋める砂利こそ、上司の役割だと
この本にはあります。
私自身も、
昨年組織がおかしくなった時には
この本にある通りのミスを犯していました。
メンバーの個性を活かすことを
まったく考えていなかったのです
(考えていたつもりだった)。
相手が期待通りに動かないことを
いびつな形の石を削り使いやすくしようとすることで
解消しようと考えていたところがあります。
今はメンバーの個性を
完璧に活かせているかと言えば
まだまだではありあすが、
どうすれば
メンバーの個性を活かした仕組みや役割分担ができるか、
という視点を持ちはじめてから組織が好転しはじめたのは
間違いありません。
表現が上手なことで
こういった自分の体験(成功だろうと失敗だろうと)との
「置き換え」がしやすくなる、
だから理解しやすくなります。
結果、
とても濃い内容の本ですがぐいぐいと読み進め
1時間程度で読了してしまいました。
●おそらく出口会長が同じ悩みを
 持たれていてそれを乗り越えた経験がある
これも私の推測でおこがましいのですが、
おそらく
出口会長も同じことで苦労された経験を
お持ちなのではないか、ということが、
本を読んでいて
特に出口会長の過去の経験の部分を
読んでいて感じたことです。
ライフネット生命保険をはじめられてからなのか、
その前のことなのかはわかりませんが、
そう感じてしまうのです。
私は出版を目指し
出版スクールに通っていた時期がありますが、
そこの代表の方が常々言っていたことがあります。
本というのは、
読者を救うものでなければならない。
そして、読者を救えるのは同じ悩みや苦労を
乗り越えた経験がある人である。
当時の私は
「そんな、人を救えるようなものは自分にはないよ」
と思っていました。
しかし、
自分を深堀りすればするほど、
本質的な部分に近づけば近づくほど、
現在の自分の活動と
その本質的な部分との間に
点と点を結ぶ奇妙な線が浮かび上がってきます。
ここに気づいている人と気づいていない人では
説得力がまったく違ってきます。
おそらくこれは
ノンバーバル(言葉にできない)だと思います。
そして、
私は出口会長に一度お会いしてお話をさせていただき、
出口会長を「感じた」経験があるからこそ
そこになんとなく気づいたのかもしれません。
ネットが発達して
いろいろな動画が見れるようになりましたが、
もしよければ
出口会長が話をされている動画などを
ご覧になってからこの本を読まれると、
感じることが多くなるのではないかと思います。
※
YouTubeで「出口治明」と検索すると
いろいろな動画が出てきます。
●人間の現実を直視している
人間というものを
過不足なく正しく見ようとされているのが
出口会長という方なんだな、ということ、
そして、
それが組織づくりにおいては
ものすごく重要なことなんだ、
ということがこの本からよくわかります。
たとえば、
・自分一人でできることは「たかが知れている」、
どれほど賢い人でもせいぜい「2〜3人分の働き」
という一節があります。
これは
何も人間を卑下しているわけではありません。
これが現実だということをきちんと認識しないと
組織は失敗するということです。
私は、
「自分の可能性」というものを
否定したくないしされたくもない、
だから
「相手の可能性」も否定しない、
こんな考えを持っていました。
しかし、この考えに
「自分一人でできることはたかが知れている」
という現実が抜けてしまうとどうなるか。
相手に過剰な期待をします。
以前の私がそうでした。
「可能性を否定しないかわりに期待を裏切るな」
という考えになってしまっていたのです。
そして
期待した結果を出さないスタッフを叱ったり
問い詰めたりといったこともありました。
人間の怒りの大半は、
相手に対する勝手な期待だ、
という言葉があります。
勝手に過度の期待をして、
その期待に「応えてくれない!」と
怒りだすのですから、始末が悪いです。
ここで
もうひとつ本の中の一節です。
・人間はすべからくアホである
人間はアホなんです。
会社のスタッフもアホ、
そしてなにより社長である自分が一番アホ。
それでもなお、
スタッフを愛せるか、
人よりアホな自分を愛せるか。
逆説の10箇条(※)ではありませんが、
それでもメンバーを信じ、
メンバーを信じている自分を信じる。
相手に期待をすることよりも
よっぽど大切なのがこれだということ、
そして、
そのためにはまず人間というものを
きちんと過不足なく見ること。
※逆説の10箇条
→ http://bit.ly/1cPVw3D
最後はちょっとネタバレチックでしたが、
こういったことに深く気付かせてくれる本が
今回ご紹介した出口会長の本です。
ぜひ読まれることをオススメします!
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部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書
「プレイング・マネージャー」になってはいけない
−ライフネット生命 代表取締役会長兼CEO 出口治明−
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ご購入はアマゾンから可能です。
→ http://amzn.to/1hlJ4hN
今回はここまでです!
津久井

投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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