ロゴコラムLogo column
こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です。
https://www.biz-up.biz
いよいよ師走ですね。
そして今年もやります!
【ロゴマークオブザイヤー2011】
今回で2回目となります。
※昨年はこちらです。
http://bit.ly/eIlBBc
2011年にビズアップにロゴのご依頼をいただき
採用くださった方にはご案内のメールを
送らせていただきました。
その際ご返信メールで、
あたたかいメッセージをくださるお客さまが多く、
私たちスタッフは本当に勇気づけられています。
「ビズアップは仕事が終わったあとも
こういうつながりを持ってくれるからうれしい」
というお言葉を
かけてくださった方もいて感無量でした。
この場を借りて
改めてお礼申し上げます。
ありがとうございます。
さて
先々週、先週と、
文章作成の重要性をわかりつつも
「なかなか書けない、書く気にならない」
という悩みを持つ方に向けて、
・文章を書いてみようと気になる
・文章が書きやすくなる
・文章を書く上での注意点などがわかる
というテーマで書いてきました。
今号は
販促物やパンフレットにどう応用するかを
実例をもとにお話させていただきます。
実例で挙げさせていただくのは、
現在ビズアップにお仕事をくださっている、
兵庫県の整骨院「さいの整骨院」さまの店頭用A看板です。
さいの整骨院さま、
快くご協力くださいまして
本当にありがとうございます!
●
まず、前提をお話します。
さいの整骨院さまは、
特別な治療法で施術されている整骨院さまです。
今回、
集客のお手伝いをさせていただくことになり、
まず手を付けさせていただいたのが、
・既存のお客さまへのアンケート
です。
アンケートの内容は
ちょっとしたノウハウがあるのですが、
取っていただいた
アンケートにすべて目を通したところ、
「院の前を通った時に整骨院があることを知り、
試しに通ってみた。通ってみたら他とは違う
治療法で身体がすぐに良くなったと感じた」
といった主旨の回答結果が
わりと多いことがわかり、
4号前のメルマガ、
【客を呼び込む店舗の入口デザインとは?(実例あり)】
http://bit.ly/uOrIOU
でも書かせていただいたような対策をすることで
お客さんが増える余地は十分あると判断しました。
●
ここで
販促につながる制作物を作る際の
ポイントをお話します。
・役割の範囲を明確にすること
です。
今回の店頭用A看板の役割はこれです。
・通行人に
「この整骨院は他とはなにか違うんだな。
もう少し知りたいな」という気持ちになってもらう
この看板で入店させようとするのではなく、
「詳しく知りたい」と思ってもらうことが
ファーストステップです。
心理的障壁の低いものから進めていきます。
ここで欲張って、
ひとつの販促物で知ってもらうことから
買ってもらうことまでやろうとすると
失敗する可能性があります。
さて、
この役割を決めた後に、先日ご紹介した
ピラミッドストラクチャーが出てきます。
こちら
http://bit.ly/suFg2j
図の右側にあるように
相手に何かのアクションを求める際は
最後に「How」が付きます。
アクションとはたとえば、
・資料請求
・発注
・問合せ
・紹介
・購入
などなどです。
●
さいの整骨院さまの
ピラミッドストラクチャーと
実際のA看板のデザインを
見ていただきましょう。
ピラミッドストラクチャー
http://bit.ly/rzWLMg
通行人向けの看板ですから、
あまり文章でたくさん書かず
アイキャッチになる写真を
多めに入れるようにします。
しかし、
写真よりもメインのコピーの方が
必ず目立つように気をつけます。
また、
「詳しく知りたい」と思ってもらった後に、
もっとよく知ってもらうことができるように
パンフレットを持ってかえって
もらえるようにします(How)。
A看板では多くを語らず、
パンフレットをじっくり見てもらうのです。
で、
出来上がったデザインがこちらになります。
http://i.imgur.com/dwFKY.jpg
文章術的な内容で書き進めてきたメルマガですが、
応用編ということで販促物に落としこむ方法を書いています。
さいの整骨院さまの場合を見ていただいてわかるとおり、
今回のA看板の場合、文章はそれほど難しくありません。
むしろ、何を言葉で伝え、
何を画で伝えるかのほうが重要です。
「枠組み(フレームワーク)」を
作るということは、
文章を書くうえで重要なだけでなく、
デザインをする上でも重要になるわけです。
みなさまにもぜひ覚えていただきたいのですが、
デザインと文章は不可分です。
今回はここまででです!
津久井
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投稿者プロフィール
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ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。
かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。
2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。
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