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2011年08月19日 メールマガジン 法則・ノウハウ 【第99回】:パンフレットを作る上で押さえるべきポイントとは?

2014年01月14日掲載開始






こんにちは。





ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です。
https://www.biz-up.biz






本日は
メルマガ発行時間が大幅に遅れてしまいました。
大変申し訳ありません。



原稿書き上げてはいたのですが、
朝から撮影でメルマガ発行の設定をしておらず
打ち合わせやトラブルが重なって、
この時間になってしまいました。



ちなみに、今日の撮影は
とある幼稚園さまのHPとパンフレットを
お作りするための撮影でしたが、



カメラマンはなんと私です。。。



きちんとしたカメラを使いますが、
独学程度の知識しかないので、
そんな私でよければということで、



パンフレットやHPのご依頼をいただいた場合は
特価で撮影させていただくことが可能です。



撮影枚数はなんと3,800枚超えてました。



さて今日はそんなことで、私が考える



「マーケティングの視点から見た
 パンフレットを作る際のポイント」



をお話しますね。




●なぜ作るのか
●どうやって使うのか
●ターゲットは誰なのか
●見た人にどういう行動を取ってほしいのか




●なぜ作るのか



なぜ作るのかの目的を
はっきりさせる必要があります。



漠然と、
会社案内パンフレットがほしい、
お店のパンフレットを作りたい、
だけだと、何となくのものしか仕上りません。



また、
「集客したい」
といった大きな目的だとブレが生じます。



・会社の認知度を上げたいのか
・資料請求の数を増やしたいのか
・問合せ電話の数を増やしたいのか
・クチコミを誘発させたいのか



他にもあると思いますが、
このようにできる限り具体的に
目的を設定すると良いです。




●どうやって使うのか



作ったパンフレットをどのように使うのか、
それによって、パンフレットに載せる
コンテンツは変わってきます。



・営業マンが持って歩くのか
・どこかに設置するのか
・DMとして送付するのか
・どこかのカタログなどに広告として同梱してもらうのか



などなど、
これもいろいろとあると思います。



たとえば、
営業マンが盛って歩くのであれば、
営業マンの能力によって作る内容がかわります。



営業マンがしっかり営業できる場合は、
売り込み的なことよりも、
営業マンが覚え切れない細かい情報(価格表など)を
淡々と載せたほうがよいでしょうし、



新人の営業マンに持たせるのであれば、
新人の能力をアシストできる内容にした方がよいでしょう。



どこかに設置するのであれば、
持ってかえってもらうためにどうすべきか
考える必要があります。



まず目立たせることが最優先ですし、
手に取りたいと思わせるコピーなどが必要です。



さらに
「持ってかえりたい」とか
「家に置いておきたい」と
思える内容やデザインである必要があるのです。



このように、
どのように使うかで
パンフレットの内容は変わります。




●ターゲットは誰なのか



ターゲットが重要な理由は、
ターゲットによって、
何をどんなメッセージで伝えるかが変わるからです。



メッセージとは「言葉」とは限りません。
デザインや写真もイメージを伝えている
という意味でメッセージです。



ものすごく簡単にいえば、たとえば
化粧品を男性に売るか、女性に売るかで
伝える内容や言葉、ビジュアルなどが変わります。



「ターゲットは絞れるだけ絞る」



というのがマーケティングの鉄則で、
ターゲットを絞れるほど尖ったメッセージを作れます。



たとえば、



「大学生の皆さん」よりも
「女子大生のみなさん」と
呼びかけたほうが反応は高まります。



もっと言えば、
「◯◯大学の女子学生のみなさん」
のほうがさらに反応は高まります。



ダイレクトレスポンスマーケティングを
日本に広めた神田昌典さんも、



商店街などで


「お母さん方!!」


と叫ぶよりも


「○歳以下のお子さんをお持ちのお母さん!」


と叫んだほうが、
振り返る人が多いと本で言っています。




●見た人にどういう行動を取ってほしいのか



最初の
「パンフレットを作る目的」とも絡むのですが、
それを見た人にどういう行動を取ってほしいかを
決めなければ、良いパンフレットとは言えません。



会社の認知度を上げたいのであれば、
物量(配布数)を増やす必要があるかもしれません
(コンテンツとは若干ずれますが)。



資料請求や電話の問合せの数を増やしたいのであれば、
レスポンスデバイスと呼ばれる部分が重要になります。



資料の申し込み方法や、
電話での問合せ方法(主に電話番号)などがそれです。



クチコミを誘発させたいのであれば、

・◯◯なのに△△!
・新事実!実は〜〜!



などなど、
人に喋りたくなるコンテンツがないと
いけませんね。



ここでは主に
「ストーリー」で内容を知らせると
さらに強いメッセージになります。





さてさて、
最後にまとめさせていただきますが、



上記に書かせていただいたのは
あくまでもマーケティング的な視点です。



パンフレットを作る上では、

・マーケティングのプロによる第三者的視点(今回のお話)
・みなさまの持つ、今まで商売をやられてきた経験値・経験則


の両方が必要で、
マーケティング的な視点に囚われるあまり、
今までの自社の経験や実績を無視すれば、
良いパンフレットはできません。



当たり前になってしまいますが、
作り手とお客さまのコラボレーションが
やはり重要なんですね。




今回は ここまででです。





津久井




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投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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