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先週のコラムでは、長男とその友人の高校の卒業文集に触れました。
長男の友人が書いた作文に登場する長男の生活態度は、とてもじゃないけど女子にモテるのとは逆行しているようでした。
クラス替えのタイミングで行われた自己紹介タイム、多くのJK(女子高生)たちが「好きなものはJ-POPです!K-POPです!」と語る中、長男は「嫌いなものはK-POPです」と切り捨て、JKたちを青ざめさせたそうなんです。
そしてこれも先週お伝えしましたが、そんな非モテ男感満載の長男に、卒業間際にして彼女ができたと。。。
昨日のことなんですが、なんと、その長男の彼女に会いました。。。びっくりしたのが、思いのほかJKでした。いや、JK真っ只中といってもいいかもしれない。
それにしても、不思議な気持ちになりました。どう接したらいいのでしょう。自分のおとんもかつてこんな気持ちになったのか?
以前、ラジオにレギュラー出演していたときがありました。
笑っていいとも!のテレフォンショッキングみたいな感じで、紹介を数珠つなぎにゲストを呼んでサシでお話するというコーナーを担当していたのですが、ミュージシャンだったり画家さんだったりが出演する中、一度だけ「ただのJD(女子大生)」が出演したときがありました。
いい歳したおっさんが女子大生と公共の電波をつかって公開おしゃべりをする。ひとことでいって「地獄絵図」でした。「バ、バイトは何をしているんだい?」とか、しょうもない質問しかできませんでした。
街なかで知らない女子大生にそんな質問したら、今なら逮捕されるかもしれない(汗)。昨日もそのときのラジオ出演がフラッシュバックしてきました。
この歳になってまだ知らない感情に遭遇するとは。。。人生は不思議です。
と、ここでちょっとお知らせ。
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前置きが長いけど、コロコロニュース。
さて、本日のお話です。
先週、カンボジアに行っていました。つい先日、スリランカに行ったばかりでしたが、帰ってきて1週間でまたカンボジア。日本に帰国する意味があったのだろうかと疑問でしたが(汗)。
本日はカンボジア滞在にからめて、「時流」みたいなお話ができればいいなと考えています。
●ご存知ですか?カンボジアの国民の平均年齢
カンボジア、行かれたことはあるでしょうか?私は今回はじめていきました。
羽田空港の深夜便で1:30発の飛行機に乗り込み、タイ(バンコク)の空港についてのが朝6:30過ぎ。
そこからトランジットで5時間も待たされましたが、空港内のタイ料理屋さんで食事をし、マッサージを受けて小さなプロペラ機でカンボジアに入りました。
ここで少しだけカンボジアという国の歴史について、ChatGPT先生に聞いてみましょう。
概要としてはこんな感じ。
ポル・ポトの話はおとんからよく聞きました。小学生のころ、テレビのニュースを見ながら話されたことをよく覚えています。子ども心に「日本とはぜんぜん違って平和ではない国があるんだ」と感じたものです。
カンボジアって、けっこう大きな国土の国だったらしいです。しかし、タイとベトナム、ラオスにどんどん削られて今の形になったと。
実際に現地のガイドさんから聞いた話でも、タイとベトナムが両サイドから攻めてきて、助けを求めてフランスの植民地になった、とのこと。
助けを求めたといっても、ゆうても植民地になったわけで、大変だったのでしょう。その後独立運動が起こり、1953年に独立。
1975年にポル・ポトが政権を握ってから、極端な共産主義(原始共産主義)がはじまり、知識人や富裕層を中心に150万〜200万人の人が虐殺された、ということです。
その後、ベトナムの支援を受けてポル・ポト政権が崩壊しますが、内戦状態が数年間つづきました。歴史は奪い合い。そして殺し合い。
日本もこれからそうなるかもしれませんね。いや、わかりやすい共産主義にはなりませんが、全体主義にはなるでしょうね。結局独裁ですね。
まあ、独裁はトップが人格者であれば決して悪いものではないのですが、国を牛耳ろうという人のほとんどが人格者ではないというある種の矛盾というかがあります。
私が25年くらい前に友人(旅行でカンボジアに行った人)から聞いたカンボジアは、まだまだ立ち入り禁止区域がたくさんあり、地雷が大量に埋まっているという状況でした。
そんなカンボジアの今の様子がこちらです。
シェムリアップのパブストリートという呑み屋街。観光客と現地の人で溢れかえっています。
装飾が派手。
裏路地も安全。呑み屋がたくさんあって人がたくさん。
カンボジアでは観光客にサーカスが流行っているそうです。とてもおもしろいということで行ってきました。
10個くらいある演目のうち、おもしろくないのは2つくらいらしく、なんとそのおもしくない演目にぶち当たりました。結果、一緒に見に行った仲間のほとんどが途中で寝ました(自分含む)。
セブンイレブン発見!
入ってみたら牛乳石鹸が売ってる!!日本のパッケージのまんま!
日本語が書かれたパッケージの商品。右から2番目の「和風ソースポークワンタン」の長音(「ー」)がおかしい。
カリスマ。
なんとなく見たことがあるパッケージの飲料。ハウス食品の商品。
韓国の商品だけどドラえもん。カンボジアでも、そして韓国でも人気なのだろうか?
サッポロのビールを発見。ヒューガルデンもあった。店ではだいたいカンボジアビールかアンコールビールしかなかった。
閉園した北九州スペースワールドから移設した観覧車らしいです。
若いころからいつかはアンコールワットを生で見てみたいと思っていたのですが、今回その夢が叶いました。日の出の朝焼けとアンコールワット。
アンコールワットの彫刻。神と悪魔の戦いを描いています。神の兵士はすべてお猿さんらしい。
なんでも、神様の奥さんを悪魔が寝取ってブチギレて戦争になったらしい。ヤキモチが壮大。
昔、授業で習ったんだっけな?樹に侵食されて今後破壊されてしまうかもしれない遺跡。
アンコールワットの売店のマネキンが角刈り。
新築のお家のトイレを借りたんだけど、新築なのにトイレの蓋と便座がズレてくっついている。
日本だったら絶対に許されないが、カンボジアをはじめとした海外の国ががさつと取るべきか、日本の仕事がすばらしいと取るべきか。。。
こちら、できたばかりのサッカースタジアム。今回のメインはサッカースタジアムを見に来ることでした。
本当はここでのホームゲームを見たかったんだけど、アウェイの試合になってしまった。そのかわりスタジアムに入ってちょっと球を蹴らせてもらいました。
スタジアムを上から見下ろした風景。ポカリスエットの大塚製薬がスポンサードしています。
実はこのスタジアムをつくったのは、日本人の友人。
彼はこのシェムリアップのサッカーチーム「アンコールタイガーFC」のオーナーであり、スタジアムは昨年11月くらいに完成したばかり。
カンボジアでビジネスをやるって、しかもスポンサーを募ってサッカースタジアムを建てちゃうなんて。海外でこんな大きなビジネスをやっている人が身近にいて、実際に現地も視察して、自分ももっとビジネスを大きくしたいと刺激をもらいました。本当にすごい。
ホームゲームを見られなかったので、パブストリートのカフェバーでパブリックビューイング。地元の人たちと応援。
試合は残念ながらアンコールタイガーFCが最後に逆転されて1−2で惜敗。
しかし、審判が買収されているようで、アンコールタイガーFCに不利なジャッジばかり。自分が審判だったらファールをとらないようなプレーでアンコールタイガーFCの選手が後半すぐに一発レッドカードで退場になるという。。。
この試合の審判は過去にもやらかしていて、1ヶ月半活動停止されていたらしい。そしてなぜかアンコールタイガーFCの試合で主審をやることが不自然に多いらしい。
アジアあるあるですが、いたるところに賄賂や買収がありますね。スリランカもそうでした。
カフェバーのトイレの壁がナゾにおしゃれだったので写真を一枚。
で、お気づきかもですが見てもらったこれらの写真、実は首都のプノンペンの写真ではありません。シェムリアップという都市です。カンボジアで2番目か3番目くらいの都市らしいです。プノンペンはもっともっと栄えていると。
シェムリアップでは現地の人もそうだし多くの観光客もいて、なんだかものすごい勢いを感じました。しかも居心地もいい。スリランカよりも過ごしやすかった。「住めるかも」とも思いました。
カンボジアの通貨は「リエル」ですが、実際には街中に米ドルが溢れかえっており、どこでも使えます。コンビニで買い物したとき、米ドルで払っているのにリエルでお釣りもらってちょっと困った。お釣りが足りているのかわからない(汗)。
リアルタイムではないですが、戦後の高度経済成長期の日本もこのような感じだったのではないかと思います。
それは人口においても同様で、カンボジアは内戦や虐殺で多くの人が殺されたというその悲しい歴史から、国民の平均年齢がめちゃくちゃ若いです。25歳前後で、国民の7割が30歳未満!つまり、働き盛りだけで国が構成されるようなものです。
日本も戦後は戦争の影響とベビーブームにより、似たような時代がありました。終戦から25年後の1970年の日本人の平均年齢は32歳だそうです。今は49歳ですって。今の自分の年齢とほぼ同じ(汗)。
とにかく今、世界でも稀に見る勢いの国がカンボジアだというわけです。
●ここでなぜか急に日本の歴史の話
ここでぜんぜん違う話をしてもいいですか?カンボジアの歴史ではなく急に日本の歴史。
日本の戦国時代の英雄といえば、「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」といって過言ではないでしょう(私は武田信玄が好きなんですけども)。
彼らを例えた句として有名なのが「鳴かぬなら〜〜ホトトギス」ですよね。
- 織田信長:鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス
- 豊臣秀吉:鳴かぬなら 鳴かしてみよう ホトトギス
- 徳川家康:鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス
みなさんはこれを読んで、どの武将が一番好きですか?
織田信長の「殺してしまえ」は非常に強烈ですよね。しかも小学生年代でこれを読んだら、鬼のように残酷だと思うでしょう。
信長が実際に殺していたかはわかりません。本当に殺していたかもしれないし、なにかの比喩かもしれません。
たとえば、会社に例えたら、使えない社員をクビにするとか降格させる、という意味かもしれません。
なので、超絶「意訳」するなら、組織は「人」だと。人により物事の成否が決まるから、優秀な人間しかまわりにおいてはいけないよ、という意味なのではないかと私は解釈しています。
つづいて、豊臣秀吉はどうでしょう?先ほど「武田信玄が好き」といいましたが、実は秀吉も大好きです。
それは、まさにこの句、「鳴かしてみよう」の影響でした。小学生のころの私にとって、「鳴かしてみよう」は「アイデア次第で不可能なことはない」という意味のように感じたからです。
実際に、秀吉は農民の出なのに成り上がって天下統一を果たします。小学生のころに読んだ「マンガで読む伝記」に描いてある秀吉は、アイデアマンでさまざまなアイデアを駆使して成り上がったように描写されていました。
これはいまだに私の中で根底に流れているメンタリティだと自覚しています。「殺してしまえ」「鳴くまで待とう」の中で一番イケているのは「鳴かせてみよう」に決まっている!と思っていました。
起業当初もこの感覚を大切にしていました。ところがですね、会社をはじめて数年も経つと、「鳴かせてみよう」に疑問を持つようになります。
どうにもコントロールできない「大きな何か」があるような気がして仕方ないわけです。
たとえば、小さな例でいえば「他人と過去は変えられない」みたいな話もそうです。「他人を変えられない」のであれば、変えることに時間をさくことは無意味です。
しかし、「鳴かせてみよう」メンタリティがあるとどうなるかというと、その無意味な時間に多くのリソースをさいてしまうのです。「なんとかなるはずだ、諦めちゃいけない」みたいな。
結果、成長が遅くなる。「殺してしまえ」メンタリティがある人なら、「鳴かせてみよう」とするよりも人をチェンジすることを選ぶはずです。
一番イケていると思っていた「鳴かせてみよう」メンタリティが足かせになることもある、というのが今の考えです。
そして、一番ダサいと思っていたのが、家康の「鳴くまで待とう」でした。
鳴くまでボーッと待ってるって、ダサくないですか?「なんとかしようとしろよ!」みたいな。
しかし、これも起業してみてある違和感を感じはじめました。
本当にボーッと待ってるようなメンタリティの人が、その後250年もつづくような国(幕府)をつくることができるのだろうか、と。自分が死んだあとも15代もつづくような政権をつくることができるのだろうか、と。
あるときに気づいたんです。これはもしかして「時流を読め!」ということなのではないかと。
当然ながら家康だってボーッと待っていたわけではなく、さまざまな策を打っていたはずです。そしてベストなタイミングで大きく打って出た。これが「鳴くまで待とう」の真意なのではないかと今は解釈しています。
そう解釈すると、長期政権を樹立したことについて腹落ちします。
昔の人はここまで考えて3つの句を考えたのだろうか。小学生の私は、一番わかりやすい「鳴かせてみよう」に反応していたんだなあと今は思います。
●時流に乗る方法
「ビジネスとは、時流と原理原則」とは故船井幸雄さんの言葉です。原理原則はもちろん重要ですが、それだけでは十分ではなく「時流」を読む力が経営者には必要だということです。
私は、極論すれば「時流に乗っている国に行けば必ず生きていける」と考えています。その都度時流に乗っている国に移住していくということです。
たとえばいっときのドバイとかがそうです(今もそうでしょうけど)。かつての日本だってそうだったはずです。
その国が成熟期に入り、成長カーブを描けなくなったら、また新しい時流に乗っている国に移り住む。これができれば、おそらくそれなりにお金持ちになって暮らしていけるはずです。
今回のカンボジアは、まさにその「時流に乗っている国」のひとつだと考えるわけです。
しかし、我々のビジネスがカンボジアでうまくいくかはわかりません。そこは「原理原則」を考えないといけません。
では、「時流を読む」って具体的にどういうことなんでしょう?どうやって読むのでしょう?
ここで少し話が飛びますが、「DX(ディーエックス)」って聞いたことありますか?「ある」という方、多いと思います。
「DX(ディーエックス)」とは「デジタルトランスフォーメーション」のことです(「デラックス」ではありません)。
意味としては、「デジタルによるビジネスの変革、変容」というのが正解のようですが、おそらく人々の頭の中で認識されているのは「今っぽいIT(化)」「新しいIT(化)」程度ではないでしょうか。概ね間違いじゃないと思うし、その解釈でも困らないと思う。
で、いっとき「DX(ディーエックス)」という言葉を聞きませんでした?「我社もDXを推進していかねば!」みたいなCMもよく見ましたし、今でもやってますね。「DX(ディーエックス)」という言葉は定着したとさえ感じます。
昔、師匠である伊吹先生にクライアントの新商品「おから茶」の話をしたことがあります。
「おから茶」は大豆イソフラボンが入っていて健康に良いわけです。当時、ヘルシア緑茶をはじめとした「健康」のためのお茶がたくさん出ていたこともあり、クライアントしては「時流が来た」と思っていたのではないでしょうか。
このお茶が売れるかどうかの議論をしたときに、伊吹先生に言われたことをはっきり覚えています。次の言葉でした。
「その『大豆イソフラボン』というのは、どのくらいの人々に知られている?その名前がどれくらいの人に知られていて、これからどれくらい広まるかによってヒットするかがわかる」
今ではよく聞く「大豆イソフラボン」ですが、当時はまだそれほど知られていない成分でした。結果、そのクライアントの「おから茶」は今はありません。
何が言いたいかわかるでしょうか。
ビジネスにおいて「時流を読む」とは、「その言葉(名前)がいつ、どれくらい流布されるかを見極める」ということです。
「DX」に関しては、おそらく誰もが今「時流に乗っている」と感じることでしょう。それはカンタンに言ってしまえば「DXという言葉(名前)が広まり認知されてきたから」ということです。「時流を読む」には「言葉(名前)に着目せよ!」ということです。
そしてさらに付け加えるなら、「言葉(名前)を拡散する装置」を持っていれば時流をつくり市場を生み出すことすらできてしまうということです。「言葉(名前)を拡散する装置」とはお分かりのことと思いますが、「メディア」です。
ちなみに補足です。「言葉(名前)」以外でも時流を読む方法があります。それは本屋さんに行って、最近の本はどういうテーマが多いかを知ることです。こちらはちょっと抽象度が高い方法になりますが。。。
カンボジアで「ロゴ」とか「ブランディング」という言葉が流行りはじめたらチャレンジしても面白いかもなー。
カンボジアでのビジネスに興味がある人がいたら、今回アテンドしてくれた友人(スタジアムをつくった友人)を紹介できますので、いつでも声をかけてくださいね。
今回はここまでです!
津久井
投稿者プロフィール

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ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。
かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。
2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。
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