「明日のきれい」を形に。業界のイメージを一新するロゴ制作秘話 | ロゴコラム

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「明日のきれい」を形に。業界のイメージを一新するロゴ制作秘話

2025年02月14日お客さま事例「明日のきれい」を形に。業界のイメージを一新するロゴ制作秘話

有限会社明進清掃　代表取締役社長　芝地洋志さま

廃棄物の回収や不用品整理など、地域の暮らしを支える重要なサービスを提供する有限会社明進清掃さま。これまでに築き上げてきた信頼と実績を土台に、Webサイトのリニューアルに合わせて、新たなスタートを象徴する企業ロゴを制作されました。
新しいロゴには、どのような想いやストーリーが込められているのでしょうか。代表取締役社長の芝地さまにお話を伺いました。

目　　次

廃棄物業界のイメージを変えたいという想い

――明進清掃さまの事業内容について教えてください。

私たちは、企業や店舗、家庭などで出る廃棄物の回収や処理、不用品の回収を行っています。他には、家庭の粗大ゴミや備品整理、遺品整理なども手掛けています。こうした廃棄物業界は、どうしてもあまり良いイメージを持たれないことが多いんですよね。だからこそ、親近感を持っていただける会社でありたいという想いがあります。

――今回、ロゴを制作しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか？

実は、これまで会社のロゴというものがなかったんです。40周年を迎える少し前に自社のWebサイトをリニューアルしようと考えたときに「これを機に、きちんとしたロゴを作ろう」と思いました。以前、名刺には社名をデザイン化したようなマークを使っていたのですが、正式なロゴとしては不十分だと感じていました。

――数あるデザイン会社の中から、ビズアップを選んだ理由を教えてください。

Webサイトで調べて見つけました。正直、同業他社でロゴに力を入れている会社も少なく、知り合いのつてもなかったので、自分で調べるしかなかったんです。ビズアップさんのWebサイトには「3案無料」と書いてありましたし、制作事例も素晴らしかったので依頼しました。他にも安価なフリーランスや入札型のサイトも検討しましたが、やはりしっかりとした会社にお願いしたほうが安心だと思い、ビズアップさんに決めました。

親しみやすさと柔らかさを追求したロゴ

――最初にどのようなロゴを依頼したのでしょうか？

廃棄物業界に対するイメージを少しでも良くしたいという想いがありました。どうしても「ゴミ」「廃棄物」という言葉は、堅い印象やネガティブなイメージがつきまといます。だから、柔らかくて親しみやすいロゴを作ってほしいと伝えました。特に、色味や具体的なデザインの希望については細かい指定をせず、お任せする形にしました。

実際に提案いただいたデザインの中には、廃棄物業界特有の「リサイクルマーク」や「地球をモチーフにしたデザイン」などがありました。しかし、その中で1つだけ方向性が異なるデザインがあり、社内で話し合ううちに自然とそれに決まり、最終的に採用しました。

――ロゴの気に入っている点を教えてください。

一番気に入っているのは、明るいオレンジ色と柔らかなフォントを基調としたデザインです。オレンジ色には「温かみ」や「安心感」といったポジティブな印象があり、会社の雰囲気を伝えるのにぴったりだと感じました。また、堅い印象を持たれがちな業界だからこそ、親しみやすいイメージにしたいという私たちの想いにも合致していました。

社内で話し合った際も、他の案と比べて自然とこのデザインに意見が一致しました。リサイクルマークや地球をモチーフにした案も悪くはなかったのですが、今のロゴは、より私たちらしさが表現されていると感じています。実際に名刺やホームページにロゴを使用したときも、シンプルで視認性が高く、使いやすい点も大変気に入っています。

――制作過程ではどのようなエピソードがありましたか？

ロゴの制作だけでなく、イメージキャラクターの名前である「ソルナ」を提案してもらいました。「ソルナ」はラテン語で太陽を意味する「ソール」と月を意味する「ルナ」を組み合わせたもので、ロゴのデザインにもマッチしています。このように、名前の提案やキャラクターのアイデアまで広げていただけたのは驚きでした。

また、「あしたのきれいのお約束」というタグラインも提案してもらい、すぐに採用しました。この言葉のおかげで、私たちが提供するサービスの価値や信頼感を、より明確に伝えられるようになりました。さらに、タグラインを英訳にした「Promise of Cleanliness」も考えていただき、ロゴが華やかになりました。

新しいロゴがもたらしたポジティブな変化

――完成したロゴや制作過程に対する満足度はいかがですか？

満足度は非常に高いです。特に、ロゴのかわいらしい雰囲気が気に入っています。廃棄物業界はどうしても堅いイメージがつきまといますが、このロゴのおかげで「親しみやすい会社」という印象を与えられるようになりました。

また、社内でもこのロゴに対する評価が高く、事務所に大きなパネルとして飾っています。お客さまが来社した際には「このロゴは何ですか？」と聞いてくださることもあり、自然と話のきっかけにもなっています。

――お客さまからの反響もあったのですね。

はい。お客さまにもポジティブな反応をいただけます。2023年に40周年を迎えたのですが、その際にもビズアップさんに周年ロゴを提案してもらいました。このロゴでは、ゴミ収集車を「40」という数字に見立てたデザインになっていて、ユーモアがあると好評でした。

また、ロゴ制作とあわせて、経営理念のCIインフォグラフィックもビズアップさんに依頼しました。私たちはもともと会社のミッション・ビジョン・バリューを持っていましたが、それをより視覚的に伝えられるように、デザインとしてまとめてもらったんです。加えて、新たに経営理念を考える際にもアドバイスをもらい、会社の想いを明文化することができました。

完成したCIインフォグラフィックには、私たちの業務を象徴するトラックや従業員のイラストが描かれており、さらに本社がある明石のシンボル「明石市立天文科学館」もデザインに取り入れてもらいました。2024年初めに完成したばかりですが、事務所の応接間に掲示し、社員だけでなくお客さまにも見てもらえるようにしています。経営理念を目に見える形にすることで、社内の意識統一にもつながっていると感じています。

名刺から記念品まで幅広くロゴを展開

――新しいロゴはどのように活用されていますか？

名刺、ホームページ、封筒、モバイルバッテリー、ボトルなど、さまざまな場面で活用しています。特に40周年の記念品として作ったモバイルバッテリーとボトルは人気が高く、配布したお客さまや社員からも「実用的でいいね」と好評でした。これまで企業のロゴが入った記念品を作る機会はあまりなかったのですが、ビズアップさんに相談したことで、デザイン性の高いアイテムが完成しました。

また、WebサイトのリニューアルやCIインフォグラフィックの制作にもロゴを活かしています。これにより、会社全体のブランディングが一気に統一された印象がありますね。こうした取り組みを進めることで、社員たちにもより愛着を持ってもらえていると感じます。

さらに、お客さまへのご挨拶用として、キャラクター入りのカレンダーも作成しました。キャラクターデザイン自体は別の会社にお願いしましたが、そこにもビズアップさんが制作したロゴを取り入れています。かわいらしいデザインに仕上がり、お客さまにも喜んでもらえました。こうしたツールを通じて、会社の認知度やブランドイメージがより一層広がっていくと期待しています。

新しいロゴとともに進む未来

出典：有限会社明進清掃公式サイト

――今後、どのような展望を描いていますか？

今後は、不用品回収のサービスにさらに力を入れていきたいと考えています。そのためにも、専用のWebサイトを作り、ロゴやキャラクターを前面に出していきたいですね。違法業者の問題が依然として多い業界なので、許可業者としてしっかりとお客さまに信頼される存在でありたいです。

また、ロゴやキャラクターを活用し、より地域に根ざした企業としての発信を強めていきたいと考えています。例えば、キャラクターをゴミ収集車にラッピングし、地域の方々にもっと親しみを持っていただけるような取り組みも進めたいですね。単に「ゴミを回収する会社」ではなく、地域の環境を守るパートナーとして、より多くの方に私たちの想いを知ってもらいたいです。

ロゴ制作を考えている企業へのメッセージ

――最後に、ロゴ制作を検討している企業に向けてアドバイスをお願いします。

ロゴは単なるデザインではなく、会社の顔であり、想いを伝える重要なツールだと実感しました。ビズアップさんは、漠然としたイメージを形にしてくれる頼れるパートナーです。修正の対応も丁寧で、スケジュール通りに進めてくれる点も安心でした。

――ビズアップを一言で表すと？

「依頼したことを目に見える形にしてくれる会社」です。私たちの想いをしっかりと形にしていただき、本当に感謝しています。

今日はありがとうございました！

有限会社明進清掃さまは、今回のロゴ制作を通じて、企業の想いをより明確に伝えられる形にされました。業界のイメージをより親しみやすくし、お客さまや地域の方々に信頼される存在となるために、ロゴだけでなく経営理念のCIインフォグラフィックや記念品制作など、多方面にわたる取り組みをされています。

私たちビズアップは、単にロゴをデザインするだけではなく、企業の想いやビジョンを「見える形」にすることで、事業の発展に貢献したいと考えています。ロゴが企業のシンボルとして根付き、明進清掃さまのさらなる成長を支える存在となることを願っています。これからも、デザインを通じて企業の未来を共に創り上げるパートナーであり続けたいと思います。

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