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2024年11月29日 ツールの紹介 ビズアップのこと ブランディング メールマガジン 【第746回】「ビズアップでこんなんつくりました〜(ロゴ以外の実績紹介コーナー)」

さて、11月最終金曜日。週が明けたら師走です。

2024年も早かった。とはいえ、思い出も色々できました。

今でも思い返しますが、2020年って、何も思い出がないんですよね。なぜならコ□ナによりさまざまなイベントや人との関わりをナシにされてしまったから。

「思い出」って感情にひもづくものだと思っていて、いろいろな出来事や人との関わりが感情を動かす(感動)から思い出になっていくのだと、そのとき痛感したものです。

そして、それこそが人間の人間である理由だと思います。なので、今までの記憶を失ったら、それは生物学的には「生きてきた」といえても、人としては「生きてきた」とはいえないわけですね。

っていうナゾに哲学的な話から入った今回のコラム。コロコロニュースはいまいちネタがないので今日はお休みしたいと思います(財務省批判が強まってますが、本当に解体してくれたらオモロイですね)。

というわけで本題です。

本日は、弊社で作成させていただいたロゴ以外のさまざまな制作物を、写真付きでご紹介させていただきます。

実は、ビズアップではロゴ以外にもさまざまな制作物をおつくりしています。

名刺や封筒のデザインはもちろんのこと、パンフレット、ホームページなども制作します。このあたりまでは、「まあ、そりゃそうだよね」という感じかと思います。

「へー、そんなこともできるんだ!」といったところでは、「CIの言語策定」や「ラジオCMの原稿作成とBGMの作成」など。

「CIの言語策定」とは「言葉のデザイン」であり、経営理念やビジョン、クレドなどをヒアリングをもとに言語化、デザインするものです。

企業がある一定の規模になると、経営理念やビジョンの言語化とその浸透は本当に重要になります。我々も数年前に痛感しました。

そういう意味では、この作業は規模が小さいころからやっておくに越したことはないです。最近ではひじょーーーにご依頼を多くいただいております。

ラジオCMなんかも珍しいですよね。台本をこちらで書き、そこで使われるサウンドロゴ(後述します)やBGMを作成することもできるんです。

というわけで、見ていただくだけでいろいろと楽しめると思います。それではスタート!

 

●ビズアップの「準オリジナル」商品とは?

まずご覧いただくのは、「モーションロゴ」です。

モーションロゴはビズアップの準オリジナル商品です。「準」とつけたのは他社でもやっているからなわけですが、なにせ「モーションロゴ」という商品を私が思いついたのは早かったです。2007年です。

ビズアップの創業が2006年ですから、もう翌年には思いついていました。しかし、当時は技術が追いつかなかった。この場合の技術はニアリーイコール「価格」です。どうやっても50万くらいはかかってしまう。

それでもいいよ、というお客さまももしかしたらいたのかもしれませんが、当時は商品化するのはとてもハードルが高かったんですね。

そこから動画ソフトの充実や技術者の増加により、価格が下がってきたところを見計らって商品化。それが2014年のことでした。

もう10年くらいはやっていますし、当然ご依頼実績もたくさんありますので、「準オリジナル」という表現をしました。

というわけで、本日ご覧いただくのは「リンクソートコンサルティング」さまのモーションロゴです。

リンクソートコンサルティングさまは、事業再生のお仕事をされていて、私も仲良くさせてもらっている代表の道家(どうけ)さんに助けられた経営者は数しれず、という凄腕のコンサルタントです。

どうでしょう。黒背景で重さを感じます。重さを感じるということは、高級感を感じるということです。

その他のモーションロゴの実績はこちらに掲載されています。

 

●動画もいけちゃう!

つづいて、なんとなく動画つながりということで、企業の紹介動画の実績をご紹介させていただきます。

動画は「利根川産業」さまのご依頼で作成させていただいた企業紹介動画。ご要望は、「産業廃棄物の業界のイメージを刷新するようなかっこいいものがいい!」ということでした。それがこちら!

トップ画面の背景にこの動画を入れたホームページがかっこいい!

つづいて、光徳電興さまの実績のご紹介。こちらは、モーションロゴと動画の合せ技です。

光徳電興さまのホームページより

こちらもやはりサイトのトップページの背景に動画を活用。これ、トレンドですね(ぜひ実際のサイトをご覧ください!)。

光徳電興さまの動画は、企業として実直で誠実さが伝わるイメージの動画になっていますね。

 

●紡げ!未来へのメッセージ

ビズアップのオリジナル商品「ビジョナリーレター」の実績をご紹介。

ビジョナリーレターは、ロゴと企業の想いを一枚のポスターに仕立てたものです。まさに「未来を表した手紙」といってもよいです。

  • ロゴ
  • タグライン
  • メッセージ

の三位一体で一枚のポスターをつくります。従業員やその他関係者の多くの人により届くように、ポストカードのようにして配ることもできます。

今回紹介するのは、アライプロバンスさまのビジョナリーレター。こちらです。

ロゴは当然弊社で作成させていただきました。タグライン(後述)もビズアップで作成。そのタグラインとロゴの成り立ちやアライプロバンスさまの歴史をインプットし、弊社のプランナーがメッセージをつくりました。

写真だと少しわかりづらいと思いますので、文面だけ以下に載せます。

100年前の日本に思いを馳せる
100年前の当社に思いを馳せる

さまざまな希望や未来とともに
さまざまな困難や苦境がそこにはあったはずだ

人々の想いや感謝が私たちの背中を押してくれた
だからこそ、100年経った今も私たちがここにいる

創造し、挑戦しつづけることは、100年企業の「約束」
必要なのは「情熱」と「異彩」、それこそが「アライズム」
それはこの100年を駆け抜けてきた私たちの「結晶」

そして、次の100年を、そこに生きる人々を想い描く

 

●ホームページの制作は、ライティングも撮影もできちゃいます

ホームページの制作も当然お請けしています。そんな私たちのホームページの制作でちょっと特徴的なのが、「原稿のライティングもこちらで行えますよ」という点です(オプション料金が発生しますが)。

パンフレットもそうですしホームページもそうなのですが、お客さまがもっとも苦戦し、腰を重くしてしまうのが「何を書いたらいいか、載せたらいいかわからない!」という点なんですね。

なので、我々は専属のライターがヒアリングをさせていただき、好き勝手しゃべっていただいたものを適切な質問を通して「言葉のデザイン」を行い、パンフレットやホームページに利用できるようにします。

今回ご紹介する高知県の「隅田精肉店」さまもそうです。隅田精肉店さまには何度もお伺いし、代表兼肉オタクの隅田さんと経営談義もいろいろとさせていただく仲です。

デザインのみならず言葉から撮影まで携わらせていただきました

隅田精肉店のお仕事としてはホームページの制作のみならず、パンフレットや包装資材のデザイン、弊社オリジナルのCIインフォグラフィック(後述します)など、トータルのブランディングとしてお手伝いさせていただきました。

今回のご紹介はホームページの制作のみですが、現在、隅田精肉店さまへインタビューさせていただいた記事の公開準備中ですので、またそちらをお知らせしたいと思います。

ちなみにこちら、カメラマンの手配と撮影もビズアップで対応させていただきました!

 

●ラジオCMは台本から考えます!

ラジオCMの制作も実績としてあります。ラジオはいろいろと見直されてきていて、特にローカルでは強力なツールになると考えています。

実際にこちらの「パナピットアザミ」さまのお客さまにアンケートを取ると、パナピットアザミさんのラジオCMやその他の出演を聴いたことがあるという方がが思った以上に多いです。

パナピットアザミさまのCMは月曜から日曜まで毎日流れます。そこで、CMの内容は統一感を出しながらも毎日変えることを念頭に、「サザエさん」をコンセプトにした台本にしました。

ケータイやスマホにやたらと詳しいタラちゃん的な末っ子「パナの助」が、お父さんやお姉ちゃんなど日替わりで変わる登場人物のケータイ・スマホの悩みに答えるというものです。

月曜から日曜まで内容を変えることで、強みやアピールポイントを毎日変えて発信しています。

それがこちら!(以下の再生ボタンを押してください)

これは月曜から日曜まである中の金曜日、登場人物は末っ子の「パナの助」とJK(女子高生)のお姉ちゃんです。

CMの最後には「サウンドロゴ」も入っており、こちらも我々で制作させていただきました。CM中のBGMもこちらで音楽クリエーターを招聘して作成。声優さんも我々の手配で招聘。

ちなみにBGMはサザエさんっぽい曲調ですが、サザエさんで使われているコード進行やメロディなどと一切被っていないという曲です。ビズアップには天才がいます(笑)。

 

●もういっちょラジオCM&サウンドロゴ!

そしてラジオCMをもうひとつ。こちらも台本の作成とサウンドロゴに携わらせていただきました。

お客さまは、北海道のラジオ局「FMノースウェーブ」さま。CMの広告主は北海道の警備会社で「ASE(エース)」さまです。

ASEさまは新進気鋭の警備会社さまで、札幌を中心とした北海道で今後拡大を図るための「認知」をラジオCMに託されました。また、ラジオCMによるリクルートをあわせて行いたいということでした。

ASEと書いて「エース」と読みます

とにかく目立ち、記憶される。メリコの「メ」に重きをおいた台本を検討しました。単純に音や何やらのインパクトだけでなく、内容的にもインパクトが出るように。。。

トータルで4本の台本を納品させていただきました。そのうちの1本「ヒーロー編」をどうぞ!(再生ボタンを押してください)

こちら、BGMは台本に合わせてFMノースウェーブさまがチョイス。そこはさすがプロなのでさまざまな音源をお持ちです。

北海道でまずは3ヶ月間の放送です!!北海道の方、ぜひFMノースウェーブの「KAT’S IN THE MORNING(#カツモニ)」をお聴きください!!朝6時から9時までの放送です。7時の時報に合わせてCMが流れると思います!

 

●画(え)のデザインだけじゃない、「言葉のデザイン」も得意です

ホームページのライティングやラジオの台本もそうなのですが、我々はいわゆる世間一般の「デザイン」のみならず、「言葉のデザイン」も行っています。

その中でも、キャッチコピーとはちょっと違う、会社の宣誓文「タグライン」のご依頼が人気です。

タグラインとは、例えばですが、

  • コスモ石油:「ココロも満タンに コスモ石油」
  • 小林製薬:「“あったらいいな”をカタチにする」
  • 大成建設:「地図に残る仕事」
  • ニトリ: 「お、ねだん以上。」

などなどです。

こちら、我々のサービスとしてはかなり定番でして、どちらか1社のご紹介というよりも、タグラインの実績をまとめたランディングページをご覧いただくのがよさそうです。

ちなみにこんな感じ。

その他の実績もこちらからご覧いただけます

 

●組織の軸をつくる言葉たち

タグラインにつづき、さらに「言葉のデザイン」のお話。

冒頭でもお話しましたが、その中でやはり最近ご依頼が増えているのが、経営理念やビジョン、ミッションなどの「言葉のデザイン」です。

今回ご紹介させていただくのは、大阪は羽曳野市の「粉室製作所」さまの「言葉のデザイン」です。それがこちらです!!

固くなりすぎず、でも軸を失わない、フラつかない、ブレない、というところを念頭に数パターンご提案させていただきました。その中の採用案が上記です。

我々自身も経験がありますが、経営理念やビジョンが言葉になっているのか、それとも社長の頭の中にしかないのかは、控えめに言っても雲泥の差があります。

ない会社は絶対につくったほうがいいと強く思います。ポジショントークっぽいかもですが、本当です。別に我々に頼まなくてもいいのでつくったほうがいいです。

 

●超人気!ビズアップのオリジナル商品「CIインフォグラフィック」

最後となりますが、ビズアップのオリジナル商品「CIインフォグラフィック」をご紹介します。

「CIインフォグラフィック」は、お客さまの経営理念やビジョンなどを一枚のデザインに落とし込んだもの。

お客さまへのヒアリングを通して、ビズアップのプランナーがコンセプトを何パターンか考えてご提案。その中でもっとも良いと思うコンセプトを選んでいただき、デザインへと落とし込んでいきます。

こちら、手前味噌で恐縮ですが、超人気です。もちろんビズアップも自社のCIインフォグラフィックをつくっています。

まずは大橋運輸さまのCIインフォグラフィック。

ありがたいことに、大橋運輸さまはCIインフォグラフィックの価値を高く評価してくださっており、4枚ほど今までに作成くださいました。それを商談スペースに飾っていただいております。

もう少し拡大して見たいですよね。こちらです!

そして先ほど経営理念やビジョンの策定でご紹介した粉室製作所さまのCIインフォグラフィックがこちら。

おつくりした「言葉たち」でネジをかたどった、アート性が抜群の一枚。手前味噌で恐縮ですが、かっこいい!

それと、「当たり前を支える、新しい1本を。」のタグラインも弊社で作成さていただきました。

さて、いかがでしたでしょうか。

ビズアップではロゴ以外にいろいろできるんだよ、ということを知っていただきたかったわけですが、単純に読み物としても面白いなと感じていただけたのではないでしょうか。

 

ここで最後にビズアップの年末年始のお休みのお知らせです。

ビズアップは年内は12月26日までが営業となります。というわけで最終27日はロゴコラム休刊。

そうすると、もう年内はあと3回しかコラムがありません。そしてそのうちの1回は、毎年恒例「ロゴマークオブザイヤー2024」がいよいよ発表となります!

さあ、これから忘年会もあり忙しくなりますが、ラストまで突っ走りましょう!

 

今回はここまでです!

津久井

投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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