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また緊急事態宣言が発令されてしまいますね。
もういいんじゃないかな、無視して。いい加減この茶番に多くの人が気づいてきたと思います。
「いや、感染者数が増えているじゃないか!」という方には、さんざんお伝えした反論を。
PCR検査の精度はいかようにもいじれます。つまり、感染者数を増やすことも減らすこともいかようにも可能なのです。「Ct値」という遺伝子の増幅回数を示す数値がありますが、これが高ければ高いほど「偽陽性」を生んでしまいます。
「偽陽性」とは、ちょっとしたウイルスのカスみたいなものが数個くっついていただけで陽性とされてしまうということです。そのウイルスが活性か不活性かは問いません(不活性ウイルスとは死んでいるウイルスみたいなものです)。
あとは感染者数を増やしたければ検査数を増やすだけ。バカを数字で騙すなら母数を隠せってやつです。
調べていませんが、感染者数が増えている理由は、PCR検査(Ct値が高い状態)の母数を増やした、またはワ◯チソによって感染者数が増えた、のどちらかです。ワ◯チソによって感染者数が増えるというデータは世界中であります。
そしてこんなことはちょっと調べればわかります。多くの日本人が自分で調べて判断できるようになってほしい。
政治家や役人はバカではないです。ということはわかってやっているということです。何のためにやっているんでしょうね。ここがわかれば、この「コ□ナ洗脳」が解かれることでしょう。
以上、今週のコロコロニュースでした。
ちょっと今日は変わったテーマで書いてみたいと思います。
●まずはこちらをご覧ください
ちょっとくだらない動画をひとつ紹介させてください。私が大好きなお笑い芸人ロバートのネタです。こちらの動画(架空の施設名にCMっぽくメロディーを付けていく遊び)、1分50秒あたりから再生してみてください。
ロバートの秋山という人は天才だと思います。面白いから天才という安直な話ではなく。。。彼が天才だと思うのは、「らしさ」を感じて笑いに変換して表現する能力の高さです。
私の師匠、伊吹卓先生の「メリコの法則」、
- メ:目立つこと
- リ:理解できること
- コ:好感が持てること
で言えば、「リ」を感じ取る能力がものすごく高いと思います。「リ」の「理解できること」は「〜〜っぽい」とも言いかえることができます。
もはや彼の代表作といっても過言ではない「クリエイターズファイル」は、この「〜〜っぽい」のカタマリといっても過言ではないです。「敏腕プロデューサーっぽい」とか「売れっ子プランナーっぽい」とか、そういった「らしさ」をふんだんに感じ取ってキャラとして演じています。
- クリエイターズファイル(面白いので見てみてください、動画ではないです)
で、先ほどの動画、これも「地方のCMっぽい」ですよね。彼がこの中でさまざまな架空の企業のCMにつけているメロディー、これを私たちの業界では「サウンドロゴ」といいます。
この「サウンドロゴ」、それこそCMを打っている企業さんだったらつくられるとよいと思います。
この動画を見て、秋山本人が企業のサウンドロゴを考えてくれるサービスがあったらいいなと思ったのですが、すでにそれに近いことをやっていますね。福岡出身の彼は行政とタイアップしてこういった企画も行っているようです。
ちなみにサウンドロゴからはかけ離れてしまいますが、「節(ぶし)」というロバートのコントがあります。地方の村で受け継がれている「〜〜節」が8000万曲あって、お酒を呑んでいてもすぐに「節」にいくので会話にならない、というコントです。
この中にでてくるさまざまな「節」も、ものすごく「それっぽい」んですよね。何が「それっぽい」かをよく理解しているので、逆に外して笑いを取ることもできます。繰り返しになりますが、本当に彼は天才です。
●さまざまなサウンドロゴの事例
いきなりしょうもない動画をいろいろ紹介しましたが、本日はお笑い談義をしたいわけではなく。。。サウンドロゴの話をしたかったんです。
「サウンドロゴ」はものによってはとても強烈に相手の印象に残すことができます。
たとえば、以下の文言を聞いたら多くの人がサウンドロゴを思い出すのではないでしょうか?
- 「♪は か た の しお!!」
若い人だともう知らない人もいるかもしれませんが、昔から使われているサウンドロゴですよね。
ここでいろいろなサウンドロゴの事例をご紹介してみたいと思います。
これはどうでしょう?
- 救心
「♪きゅ〜しん、きゅうしん」というサウンドロゴがぱっと出てくるのではないでしょうか。
これはどうですか?
- 高須クリニック
ヘリコプターやナゾのアラブ人大富豪の画(え)もあわせて浮かびますね(笑)
- クラシアン
はどうでしょう。「♪くらーしあんしん クラーシアン!」ですね。クラシアンはサウンドロゴだけでなくネーミングも秀逸だと思うんですよね。
個人的にタグラインも大好きな「コスモ石油」の
- 「♪コ コ ロ も 満タンに コ ス モ 石 油」
はメロディーも心地よく、タグラインの秀逸さもあってやはり記憶に残るサウンドロゴですね。
- 「♪あなたとコンビに ファミリーマート」
もメロディーがぱっと出てきます。同じコンビニだと、だいぶ前ですがセブンイレブンの
- 「♪セ ブン イレブン いい気分」
はサウンドロゴのかなりの先駆けと言っても良さそうです。
- 「♪パッとピッと プロミス」
- 「♪愛がーいちーばんー アイーフルー」
- 「♪は じ め ての アコ ム」
なんていうのもありますね。ノンバンク3連発です。
さまざまな企業のサウンドロゴは、実はYou Tubeに結構まとめてアップされています。見てみるととてもおもしろいですよ。
などなど。他にもたくさん出てきます。
●最強最古のサウンドロゴとは?
先日、ある動画を見ていたところ強烈なサウンドロゴを見つけてしまいました。おそらくみなさんもよく知っているサウンドロゴです。
それは何かというと、「お豆腐屋さん」です。わかりますかね?「♪ペーポー」というあのラッパのような音。これ、「サウンドロゴ」なんていう言葉が生まれるはるか前から存在していますね。現存している中で最古のサウンドロゴなのだろうか。
動画は堀江貴文のホリエモンチャンネルで、豆腐の移動販売で会社を大きくした経営者とホリエモンの対談でした。
動画の内容はいかに豆腐の市場規模が大きいか、豆腐の移動販売が優れたビジネスモデルか、という話でした。たしかに話を聞くとなるほどと思うところがたくさんある。フランチャイズ展開も成功しているようで、そう考えるととても優れたビジネスなのでしょう。
ただ、気になったところがありました。どうやって集客していたかという話に及んだとき、その経営者がこういったんです。
「あの豆腐屋の音を出せばお客さんが集まってくる(から特に集客では苦労していない)」
もちろんいろいろ考えてビジネスモデルを構築したのでしょうが、実はサウンドロゴ一発で集客できてしまっているということがどれほどすごいことかには、その社長さんはあまり気づかれていない様子でした。
豆腐屋さんのサウンドロゴが優れている点は、著作権がフリーの状態だったからと言えます。「〇〇豆腐店」だけが使えるということではなく、豆腐の移動販売だったらどこの豆腐屋さんでも使ってよいという。
先ほど事例で挙げた企業は、大手企業ばかりです。つまり、CMの投下量がものすごく多いです。1社でも人々の記憶に刷り込まれるほどCMを打てます。
対して、豆腐屋さんスタイルは、業界を盛り上げることができる権利の使い方になっています。
少し似ている事例だと「くまもん」があります。「くまもん」は著作権フリー。多くの企業や団体がくまもんを使いました。そして誰でも使えることにより、ゆるキャラの中でもはやただ1匹の生き残りと言っても良いようなポジションを得ました。
豆腐屋さんのサウンドロゴは日露戦争のころから使われているようですね。これに近いのが、金魚売りの「♪きんぎょーえーきんぎょー」や、屋台ラーメンのチャルメラ音ですね。
最後に、先日ラジオCMを打ちたいというお客さまのサウンドロゴを作成しました。というかラジオCMの企画構成、台本作成、声優、サウンドクリエイターの手配まで全部やりました。
月曜日から日曜日まですべて台本が違うのですが、金曜日バージョンをお聴きいただければ。サザエさんオマージュでつくられています。サウンドロゴは最後に出てきます。
もしもサウンドロゴをつくりたいという場合はお声掛けください。特にうちのサウンドクリエイターは私の従兄弟でして、日向坂とかの楽曲も書いているプロでございます。お待ちしております(笑)
今回はここまでです!
津久井
投稿者プロフィール
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ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。
かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。
2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。
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