2010年からはじまりました、ロゴマークオブザイヤー。
記念すべき第5回の審査結果が出ましたので、本ページにて発表いたします!
このページを見ていただいてありがとうございます。
2010年からはじまった「ロゴマークオブザイヤー」、
今年で5回目の開催となりました。
(昨年のロゴマークオブザイヤーについてはこちらをご覧ください)。
ロゴマークオブザイヤーは、
「その年を表す、象徴するようなイメージのロゴマークを決定する」
というビズアップオリジナルのイベントで、全部で5部門が設定されています。
そもそも、
という相反する考えのもと、
優劣を争うものではなく、その年の世相を表しているロゴ、という視点で
ランキング化するのであれば、お客さまやデザイナーの想いを否定することには
ならないということで開催されることとなった歴史があります。
日経MJ商品番付、ベストジーニスト賞、流行語大賞、日本レコード大賞などなど、
たくさんの賞レースがありますが、ロゴマークの業界でこのような賞を設けたのは
ビズアップが業界初!
今年もいろいろな出来事がありました。
そんな中でも無事にこのイベントを開催できたことをありがたく感じております。
きっかけは
「お客さまとビズアップが一緒に盛り上がれるイベントを!」
という考えからスタートしたイベントですが、
この賞をとおして何かお客さまに貢献し、社会に何かしらの
インパクトを与えることができると信じています。
コンセプトは、
「ロゴマークをとおして、多くの人にお客さまの会社に興味を持っていただきたい。
不況不況と言われて久しい中、デザインをとおして社会に元気を与えたり、
起業する人、新しい事業をはじめる人に勇気を持ってもらいたい。」
微力ではありますが、私たちは私たちのできることの範囲でも
十分社会に対して何かを伝えることができると信じています。
株式会社ビズアップ
代表取締役 津久井将信
【参加資格について】
参加資格は、2014年にビズアップにロゴマーク作成をご依頼いただき、
デザインを採用してくださったお客さますべてです(参加に際し、お客さま側での費用負担や準備はまったく必要なし)。
【審査基準】
ロゴマークはお客さまやデザイナーのそれぞれの想いがつまったものですので、
ロゴマーク自体に優劣をつけることはできない、というのが私たちの考え方です。
そこで、その年その年のテーマにあった部門を5つ設定し、
それにもっともイメージが近いロゴマークはどれかを審査基準とさせていただきました。
【審査方法】
ノミネートされたロゴマークを5つの部門に振り分けし、
それぞれの部門ごとに任意の300名に対しWEBリサーチを行いました。
イメージに近いロゴマークを部門ごとに1つずつ選んでもらい、
もっとも獲得票が多いロゴマークを最優秀賞、
次に獲得票が多いロゴマーク2点を優秀賞とさせていただきました。
【ノミネート作品数】
2014年にビズアップにロゴマーク作成をご依頼いただき、デザインを採用してくださったお客さまのうち、98のお客さまがノミネートしてくださいました。【部門の発表】
1.<最も「ありのままで生き生き」としたロゴ部門>
ノミネート作品の中で、生き生きさを感じるロゴ
2.<最も「レジェンド」になりそうなロゴ部門>
ノミネート作品の中で、最もレジェンドを感じるロゴ
3.<最も「個性の強いキャラ」を感じるロゴ部門>
ノミネート作品の中で、最も企業のコンセプトを表現する個性の豊かさを感じるロゴ
4.<最も「味」のあるロゴ部門>
ノミネート作品の中で、最もユニークな存在に光を当てたロゴ
ノミネート作品の中で、最も「ありのままで生き生き」としたロゴを発表いたします。
【この部門を設定した理由】
2014年は映画「アナと雪の女王」が大ヒット。
映画を観ていなくても、そのテーマ曲はテレビや街中で何度も耳にしているはず。流行語にもなった「ありのままで」にちなんで設定された部門です。
選ばれたのは、映画の主人公のように輝く存在になれそうなデザイン。
事業内容やコンセプトがありのままに表現され、生き生きとしたロゴマークをご紹介します。
アクション様と学生、そして子どもの三者を表現したデザイン。人の形は、逆さまにみるとイニシャルのAにもなります。「!」マークはアクションを起こすイメージ。社名の通りであり、いきいきと動き出すようなデザインとなっています。
担当デザイナー:きくち はるか
お客さま名:
クレッシェンドさま
歩く・進む・輝くという言葉がストレートに伝わってきます。明るく楽しい雰囲気を備えており、見る人を元気にしてくれるようなロゴマーク。「成長」を示す葉と「願い」を表す星のモチーフがポイントに。
担当デザイナー:きくち はるかお客さま名:
フラワーショップよしださま
社名のイニシャル「F」と「Y」を隠れ文字としてデザインしました。木の幹は、しっかりと花を支えるイメージで「地域密着」を表現。また、花束にも見えるようなラインにもなっております。
担当デザイナー:永井 善敬ノミネート作品の中で、最も「レジェンド」になりそうなロゴを発表いたします。
【この部門を設定した理由】
長く第一線で活躍しているのはスキージャンプ葛西選手のようなスポーツ選手だけではありません。
日本には世界最古の会社と言われる、578年創業の株式会社金剛組をはじめ、100年以上続くレジェンド企業やお店が、全国に約20,000社もあります。
そこでこの部門では、レジェンド感のあるロゴマークをご紹介します。
デザインのテーマとなったのは、「成長」「多様性」「専門性」。高層ビルとクレーンの軌跡のモチーフが、未来的なデザインとなって表現されています。左右に行きかう円弧は、新しい価値観の提案を表現しています。
担当デザイナー:渡辺 聡
ノミネート作品の中で、最も「個性の強いキャラ」を感じるロゴを発表いたします。
【この部門を設定した理由】
勢いが止まらない「ゆるキャラ業界」。でも、飽和状態でキャラクター本来の意味が霞んでしまっているのでは…?ビズアップは、キャラクターの役割の根本を再認識しようと、「企業の顔」「シンボル」としてキャラクターロゴを選ぶ部門を設定しました。
企業のコンセプトを表現する、個性豊かなロゴマークをご紹介します。
かわいい恐竜のキャラクター!トリケラトプスが送迎してくれるイメージを表現するために、手にMAPや車を持たせました。送迎が楽しみになるような愛されキャラの誕生です。
担当デザイナー:きくち はるか
ノミネート作品の中で、最も「味」のあるロゴを発表いたします。
【この部門を設定した理由】
高倉健さん・菅原文太さん・淡路恵子さん・声優の永井一郎さん(サザエさんの波平さん役)など、味のある名優たちが惜しまれながらこの世を去った2014年。
ロゴマークにおいてもユニークな存在に光を当てたいと設定された部門です。ここでは、味のあるロゴマークをご紹介します。
「月の裏側はよくわからない」ということを、抽象的な「霞」として表現しました。…というのはオモテのコンセプトで、マークを裏返すと平仮名「つき」の文字デザインに。そう、これぞ「つき」の裏側!デザインもさることながら、コンセプトを読んでも唸らされます。
担当デザイナー:村松 茂
ノミネート作品の中で、最も「和」日本が感じられるロゴを発表いたします。
【この部門を設定した理由】
ユネスコの世界無形文化遺産となった「和食&和紙」。同じく世界文化遺産登録された「富岡製糸場」。
世界中の人が訪れたい都市ランキングで1位になった「京都」(※アメリカ大手旅行雑誌「TRAVEL+LEISURE」発表)日本の魅力が再認識された年にふさわしい、「和」が感じられるロゴマークをご紹介します。
お米を稲の束で抱きとめているようなデザイン。頭文字「ふ」を印字のように表現し、赤色でインパクトを加えました。ふっくらとおいしそうなお米を印象付ける、まさに「味」のあるロゴマークとなりました。
担当デザイナー:桜井 麻那
以上で、受賞作品の発表は終わりです。
ひとつご注意いただきたいのは、受賞したロゴマークが受賞をしていないものよりも優れているということや、受賞デザイナーが他のデザイナーより優れているということは一切ないということをご理解いただきたいということです。
受賞したロゴマークや受賞デザイナーは、私たちで設定させていただいた2014年の部門にマッチしていたロゴマークおよびその作成デザイナーです。
ロゴマークは、多くの経営者の想いを表しているもので、決して優劣をつけきれるものではない、
というのが私たちの考えです。
ロゴマークオブザイヤー2014はいかがでしたでしょうか。
私たち自身も、いつも結果に良い意味で驚かされます。
さて、
2015年は時代の転換期となるという人が何人もいます。
そんな大きな波を味方につけられるのかどうか。
私たちも時代だけでなくたくさんの方々から応援されるような会社を目指します。
そのために、お客さまをはじめたくさんの方を応援する会社であるよう努めます。