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こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz
暑いですね。
私は毎朝自転車で会社まで通勤しています。
なので暑いとけっこうしんどい。
今朝の出来事ですが、
イヤホンである動画の音声を聴きながら
自転車を漕いでいました。
すると、
お巡りさん2人くらいが大きな交差点にいて、
「イヤホンを取ってね~」
と笑顔で言ってきたので、
私もニコッと笑顔で返しました。
イヤホンは取りませんでした。
なんだか本質的ではないと思うんです。
何が本質的ではないかというと、
一時的にイヤホンを外しても
お巡りさんのいないところで
どうせまたイヤホンをするから。
それどころか、
「イヤホンを外してね」というお巡りさんと
イヤホンしていることに気づいていながらも
それを言ってこないお巡りさんの2種類がいるから。
実際に同じ日に両方のお巡りさんに
遭遇したことが何度もあります。
なので説得力がないと感じてしまいます。
そもそもお巡りさんって
私はあんまり好きではありません。
高校生のときから
友達と一緒に自転車に乗っていても
なぜか私だけよくお巡りさんに止められました。
よっぽど
怪しい学生だったのかもしれませんが(汗)、
なんだか弱い者いじめしている人が
多いように感じてしまいます(個人的恨みかな?)。
私は大学のときに横浜に住んでいましたが、
神奈川県警の交通課のやり方はもはや
「カツアゲ」でしたよ、ほんと。
つい今週のことですが、
私の家の前で太ったお巡りさんと一般の人が
自転車同士でぶつかりそうになりました。
私から見ると、
その太ったお巡りさんは
かなりフラフラと運転していました。
一般の人はお巡りさんの右うしろ側から
お巡りさんを追い抜こうとしたのですが、
その瞬間に急にお巡りさんが右折しようとして
自転車同士がぶつかりそうになったわけです。
客観的に見てもフラフラと
わかりづらい運転をしていた
お巡りさんが危ない(悪い)のですが、
一般の人がうまくかわして
右側を抜けていった後に、
ぶつかりそうになったことに
腹を立てたお巡りさんが
「クソがっ!!!」
と叫びました。
私はなんとも言えないイヤな気持ちになりました。
また
近所の居酒屋で家族で食事をしていたときには
非番のお巡りさんふたりが呑みながら上司の悪口を
大きな声で話していました。
自宅の近くには警察署と警察官の社宅があり、
会話の内容からそこに勤めているお巡りさんだ
ということは明らかでした。
これにもたいそうがっかりしました。
先週のメルマガで、
・個人の評価は所属しているコミュニティの評価と連動してしまう
とお話しました。
なのでそのコミュニティにいる人は
コミュニティのことを悪く言ったり
コミュニティに不利益を及ぼす行動をすることで
自分自身も不利益をこうむっているわけです。
このようなことを
どこで誰が見ているかわかりませんから、
お巡りさんにはぜひ気をつけてもらいたいものです。
正直言って彼らが守らせようとするルールは
本質を失った形骸化された何かでしかなく、
とうてい説得力を感じるものではないと
思ってしまいます。
では、
説得力とは何なのでしょうか?
説得力がある人というのは
どういう人なのでしょう?
私の中では
この写真のような人が説得力がある人です。
こちら
→ http://bit.ly/2M0fkN4
冗談のような本当のお話。
本日はある動画をご紹介しながら
説得力というものについて
考察してみたいと思います。
●
動画の人は最近有名な
「DJ社長」という人です。
広い意味では「YouTuber」という
くくりの人なのかもしれませんが、
社長として、またアーティストとして
いろいろ活動されているようです。
普段はだいぶくだらない動画を
アップしているようですが(すんません)、
この動画は何やら惹きつけるものを
感じざるを得ません。
動画ではDJ社長の成功と失敗、
光と影的なことを話しています。
動画のつくりなどもありますが、
そのストーリーには経営者であれば
誰もが反応してしまうと思います。
実は私が今朝
自転車に乗りながら聴いていた
音声はこの動画のものです。
なぜ説得力があるのか?
説得力のひとつ目のキーワードは
どうやら「ストーリー」にありそうです。
彼は高校生のときに福岡で
「カラーギャング」という
悪い人たちの集まり(笑)で
活動していました。
しかし、
お母さんから
「お願いだから高校だけはちゃんとしたところに行って」
と言われて
それなりの進学校に通っていたそうです。
そのときに、
「自由でいたい」
「社長になれば自由になんでもできる」
という考えから社長を目指したようです。
学校の先生には
「お前みたいなクズ人間が社長になれるわけない」
とかなんとかいろいろ言われたみたいですね。
その後社長になるため東京の大学に進学。
社長になるためには
500万くらい貯めないといけない、
どうやって500万を貯めようかと
考えたようです。
そしてバイトでは
せいぜい月5万円くらいしか貯金できない、
そんなに時間はかけたくないと思い、
とにかくいろいろな社長を紹介してもらい、
社長が集まる交流会などにも積極的に
出ていたみたいです。
そこで、
「自分でパーティーを開けば手っ取り早く
もっと稼げるのでは?」
と思い、
パーティーの主催者として
イベントをいくつも開催したんですって。
はじめは
50人くらいしか集められなかったけど
はじめて自分で動いて利益を出すことができ、
少しずつ規模を拡大したようですが、
当然その中で失敗や借金なども何度も
あったみたいです。
50人集めたときに
300人集めたらもっと儲かる、と
でかい会場を押さえたにもかかわらず、
そして
メチャメチャがんばったにもかかわらず
50人しか集められず大赤字。
悔しいからまた300人の会場を借りて
さらにメチャメチャがんばってがんばって、
そしてまた失敗。
やっと
300人くらい集められるようになったときには
500人の会場を借りてしまうのでやはり失敗。
借金もふくらみ
電気ガス水道も全部止められたり、
1日におにぎり一個しか食べられない、
家も追い出されるなどの経験もしたようです。
「なんでこんなにがんばっているのに」
とも思ったようですが、
がんばったらいいわけではない
ということに気づき、
とにかく
「考え方」を考えたり調べまくり、
結果2500人のイベントを成功させ、
さらには3500人のイベントも成功。
そのときには
目標としていた開業資金の500万が貯まり、
はれて会社を設立したんだそうなんです。
東京から福岡に戻り
そこでも大きなイベントを
バシバシ成功させたようですが、
まわりからは相当叩かれたみたいですね。
詐欺グループだとかネズミ講だとか
散々悪評や悪いウワサを流されたり。
それでもイベントを何度も成功させ、
金も地位も手に入れたところで
よくあるパターンですが天狗に。
天狗になると不思議なもんで
ちゃんと試練がくるというか。
詐欺に騙されたそうです。
それも一度だけじゃないようですね。
そこから逆に2,000万とか3,000万の
借金を抱えるようになってしまい、
一発逆転のためにさらに借金をして
1万人収容できる巨大な会場をかり、
再起をかけたギャンブルをします。
が、
これもあえなく失敗したようです。
さて、
かなり端折って説明しましたので
もしかしたらピンと来ないかもですが、
実際の動画はもっともっとストーリー性を
感じるものになっています。
彼はまだ再起の途中のようですが、
この激しい振り幅のあるストーリーの
主役である彼の話に説得力を感じてしまうのは
おそらく私だけではないと思います。
●
人はストーリーに反応してしまうというのは
神話やおとぎ話がずっと伝わっていることからも
明確なわけです。
「ストーリーとしての競争戦略」
という本のAmazonでの紹介文は、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大きな成功を収め、
その成功を持続している企業は、
戦略が流れと動きを持った
「ストーリー」として組み立てられている
という点で共通している。
戦略とは、
必要に迫られて、難しい顔をしながら
仕方なくつらされるものではなく、
誰かに話したくてたまらなくなるような、
面白い「お話」をつくるということなのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とあります。
実は読みたいと思っていてまだ読んでないのですが、
それだけストーリーは強烈な力を持っていて
説得力を強固にしてくれるものであるわけです。
そして、
さらにこの動画が説得力を強めているのが、
2つ目のポイント、DJ社長の「行動力」だと思います。
彼自身が実際に経験してきたことだからこそ、
この動画の説得力がさらに高まっています。
彼は数千万の借金を解消するために
自分自身を有名人にするしかないと
考えたようです。
その解決策が正解かどうかは
結果を持ってしかわからないわけですが、
実際にいろいろなイベントの主催者に
頼み込んでイベントでDJをやらせてもらったり、
それどころか
そのイベントに行くための交通費を浮かすために
ヒッチハイクで福岡から大阪に行ったり。
失敗しても懲りずに何度も挑戦する。
成功も失敗も
行動力があってこそできることで、
普通の人ならできないようなことを
実際にやってしまうからすごい。
「やるだけじゃん」
「やったらいいじゃん」
というのが
こういう人の思考回路だと思いますが、
それが普通の人にはできないからこそ
強い説得力が生まれますね。
「A」ということを経験した人としていない人、
どちらの話に説得力があるかは明白です。
DJ社長にとっての「A」は
おそらく世の中の人の誰もが
できない(と思っている)経験です。
それにしても
DJ社長は怖くないのでしょうか。
私は「行動力」のウラ側には
もうひとつの「ある力」が
存在すると思っていて、
それはおそらく
「サバイバル能力」
だと思います。
しかも
「サバイバル能力」というのは
技術や手法のことではなく、
実は「絶対に死なない!」という
強い意志や自信のことを指すと思っています。
人は意外と死なないんだと思います。
失敗したくらいでは今の世の中命まで
持って行かれることはそうそうない。
実はそこに技術や技法はそれほど必要ではない。
だから、
「絶対に死なない!」という
強い意志や自信さえ持っておけば良いというか、
むしろそれが
「サバイバル能力」の本質だと思います。
しかし多くの人が、
カンタンに言えば「ビビる」。
ビビるから行動しない。
行動しないから経験できない。
経験できないから説得力がない。
きっとこういうことなんだと思います。
「サバイバル能力」、これがなければ
おそらくここまでの行動はできません。
もしくは生命維持装置が
ぶっ壊れているかですかね(笑)
●
DJ社長は実はとても頭の良い人だと思います。
なぜなら
「自分なりの気づきと言葉がある」からです。
彼の話の説得力が強い3番目の理由は、
彼自信の気づきを彼のオリジナリティある
言葉で伝えることができるからです。
さまざまな成功や失敗から
どんな気づきを見出すか、
その精度が高い人は頭がいいです。
さらにはそれを自分なりの言葉で
かつ多くの人に響く言葉で伝えられるのも
頭がいい人だからこそできることです。
進学校にいたときに
1000人くらいの生徒の中で
ひとりだけ留年したそうです。
そのときに年下の人に
「ひとりだけ年上で気まずくないのか?」
と聞かれたときの返しは
「オレは年上だから
みんながオレに気を使えばいいだけ」
と言ったそうです。
ただの屁理屈ですが常識にとらわれていたら
できない返しですね。
大学の経営学部に入ったときも
授業を受けても社長のなり方がわからず、
先生にどうやったら社長になれるか聞いたら
「何だコイツ?」
みたいなリアクションだったそうです。
そのときに気づいたのが
「コイツ(先生)、社長じゃなかった!」
ということ。
彼にとってはものすごい盲点であり
気づきだったようで、
そこから社長という人たちに
直接話しを聞いたほうが早いと
いろいろな社長に会いに行ったそう。
こういうのも当たり前といえば当たり前ですが、
気づける学生はそう多くないと思います。
そこから自分でイベントを企画するも失敗。
そのときには怖い先輩からもお金を借りたようですが、
当然なかなか返せず先輩に言われるわけです。
「テメェ、来月返さなかったら殺すからな!」
そんな怖い先輩も
「来月まで待ってくれる優しい先輩」
という解釈(笑)。
数々の失敗を通して
「がんばる」ということについての
彼の解釈もとてもわかりやすく面白い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結果がすべて。
がんばったから今日は会場費払わなくていいよ、
なんてことはありえない。
大事なのはがんばって結果を出すかでなく
どうやって結果をだすか。
たとえば
「遠くまでいった人が勝ち」というレースがあって、
がんばって結果を出そうとする人は
家にチャリがあったらチャリに乗って
「うわぁぁあ!」ってがんばって漕いで
遠くに行こうとする。
でも、
「どうやって遠くに行こう?」と考えるやつは
家にチャリしかないなと思ったら
次の日原付きの免許を取りに行く。
で、
1週間くらい働いて原付きを買って
あとは原付に乗ってスロットルを捻るだけ。
チャリで出発したヤツから
1週間くらい出遅れるけど3日もあれば追い抜く。
がんばって結果を出そうとするやつは
追い抜かれたときに「もっとがんばらないと!」
と言って寝ずにチャリを漕いだり休憩もせずに
チャリを漕ぐ。
でも1ヶ月したときの結果は歴然。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彼は動画の中で
「私がんばったけど結果出なかった」
という人に
「当たり前だ、がんばったら結果出ると思うなよ!」
「考えろ!考え方もわからんやったら考え方を調べるんや!」
といいます。
福岡で会社を設立して初のイベントを
2000人規模でやりたいと言ったときには
さまざまな人たちから悪口、陰口、嫌がらせを
受けたそうです。
何もしていないのに
悪い集団だと警察に通報されて
警察署に呼び出されたこともあるそうです。
それでも彼はいいます。
「悪口や陰口って言われてるほうが主役だから。
言ってるやつは脇役なんよ。だからいっぱい
言われてるやつがかっこいいわけよ」
うーん、とても励まされますね。
気づいて、伝えられる。
こういう力を持った人が
行動する力を発揮すればするほど
その威力は何倍にも増幅されます。
彼は前述のようにまだ再起の途中。
「レペゼン地球」という名の
DJ集団として活動しています。
今の夢はドームツアーをできるくらいの
有名なアーティストになることだそうです。
それはお客さんが5人とか15人とかしか
いないときからずっと言いつづけているそう。
人に笑われても
「夢っていうのは人に笑われているくらいがちょうどいい」
ですって。応援したくなるのは私だけでしょうか。
とてもこんな写真の人とは思えませんね(笑)
→ http://bit.ly/2n8HYha
ちなみに
「7つの習慣」を日本で大ヒットさせた
ジェームス・スキナーは言います。
「目標はそれを持ったときに
やり方が分かるようでは小さすぎる」
DJ社長を見ていると
この言葉がよく理解できます。
この動画、
経営者は結構響くと思います。
私は響きまくったので
ついついメルマガで紹介してしまいました。
このメルマガで知る100倍は面白いと思うので
下品な表現もたまに出てきますが見てみてください。
下手な自己啓発セミナーや本よりも
よっぽど得るものが多い、説得力の高い動画です。
長いので時間があるときに見てくださいね
→ http://bit.ly/2AB5Rr1
あと、
冒頭でお巡りさんを結構ディスりましたが
ちょっとだけフォローを。
こういうステキなお巡りさんもいます。
→ http://bit.ly/2O46lIk
さて、
来週はデザインの話をしますね(たぶん)。
今回はここまでです!
津久井
好評いただいてます。
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どんなことでもお聞きください!!
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→ http://bit.ly/FOETmu
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投稿者プロフィール
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ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。
かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。
2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。
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