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こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です。
https://www.biz-up.biz
サッカー女子、
なでしこジャパンすごいですね!
私も小学生からサッカーをやっていて、
今でも年甲斐もなく11人制のサッカーをやって
軽く熱中症になったりしています(汗
猛暑なのに試合中に寒気がするんですよね(苦笑
それはそうと、
なでしこジャパンの快進撃で
元気をもらったという人も
多いのではないでしょうか。
タフな戦いを強いられているはずの彼女たちですが、
眉間にシワを寄せてイライラギラギラしながら
奮闘しているかというと、そうは感じませんよね。
むしろハツラツと、楽しんで
プレーをしているようにすら感じます。
個人的に思うのは、
彼女たちは精神的にとても安定しているということ。
すごいことだと思います。
私は自分自身のメンタルは
決して強いほうだと思いません。
環境や心境に
パフォーマンスが影響されることが
ままあります。
それが自分の弱いところだと
思っています。
そんな話を私の何人かいる師匠のうちの
ひとりに相談したところ、
ある1冊の本を紹介してくれました。
「メンタルタフネス」
著者はジム・レーヤーという
スポーツ心理学の権威です。
多くの有名選手の
メンタルトレーニングを手がけた人で、
もともとナショナルランキングをもつ
テニスプレーヤーだった人でもあります。
この本が、本当に名著です。
今では絶版になっていて
中古本でしか手に入りません。
本日は
この本を紹介したいと思います。
●タフネスとはなにか
●ストレスの必要性
●理想的な心理状態(IPS)
という3つのお話をさせていただきます。
●タフネスとはなにか
この本では
タフネスとは試合状況がどうであろうと、
才能とスキルの上限に近いところで
安定した力を発揮できる能力である
と定義付けています。
たとえば、
・能力150のAさん
・能力80のBさん
がいたとします。
数字だけで見ると
AさんはBさんの倍近い能力があります。
ところが、
ここでその能力を出せるかどうかは
Aさん、Bさんのタフネス度合いによるのです。
もしかりに、
・Aさんのタフネスは50%
・Bさんのタフネスは100%
だとすると、
試合で発揮できる力は
・Aさんは 150 × 50% = 75
・Bさんは 80 × 100% = 80
となり、
Bさんのほうが高いパフォーマンスを発揮します。
これは、私は実感があります。
普段は、
私のほうがサッカーが上手いと思っていても、
実際に点を決めたり、
仲間からプレーが信頼されたり、
スタメンで起用されたりするのは、
意外とひょうひょうとして
普段と変わらない感じの人だったりします。
普段どおりのメンタルでいられる、
ということがパフォーマンスに大きく影響するわけですね。
そして、
この本でとても重要なことが書かれているのですが、
タフネスは誰でも習得できる
のです。
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タフネスは遺伝的特徴とか遺伝的本能とはまったく関係ない。
この点を誤解してはならない。すべてのスキルと同じように、
後天的に得られるものなのだ。タフでないのは、単にタフネスを
身につけていないからである。人生のどの段階にいる人でも、
よりタフになることが可能である。
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これを見たときに、
私はとても希望がもてました。
●ストレスの必要性
ストレスというのは、
生きていくためにある程度必要だということは
よくいわれていることです。
タフネスであるためにも、
適度なストレスが必要になります。
もちろん、
ストレスがありすぎる状態は好ましくありません。
これを、
本書ではこんな例えで表現しています。
腕に強い衝撃を与えれば、
腕は骨折します。
これは、
強いストレスを与えすぎた状態。
次に、
骨折した腕にギプスをはめていると、
ギプスが外れたときに腕がほっそりして
筋肉が落ちていることがわかります。
これはあまりにもストレスを与えなかった状態。
つまり過保護の状態です。
過保護で育てられた人が
社会に出てちょっと怒られたりしただけで
極度に落ち込んだり怒ったりするのはこれです。
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過保護でわがままに育てられた子どもは、一般に「甘やかされた」
と表現される。甘やかされた選手は試合のストレスに耐えられない
ため、試合に弱い。彼らにとって人生はあまりにも楽すぎて感情を
強靭にも弾力性のあるものにもできなかったのだ。筋肉が発達と
成長のためにストレスを必要とするのと同じように、感情も
ストレスを必要とするのである。
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メンタルが弱いと自認する私も、
ある種甘やかされて育ったのでしょう(苦笑
でも、
タフネスは身につけられますからね。
●理想的な心理状態(IPS)
自分の調子が最高であるときに感じる、
生理的・心理的に最高に高揚した状態を、
理想的な心理状態(IPS)
というのだそうです。
私も、
これがそうかどうかわかりませんが、
サッカーの試合中に後ろに目があるような、
後ろから誰がどういうふうにくるかわかって
身をかわすことができる時がまれにあります。
そういう時は
気持ちも上がって楽しくて仕方ない、
けど浮ついていない、という感じです。
このIPS状態は、
心拍数、筋肉の緊張度、脳波、血圧などなど、
多くの測定値に現れるそうです。
つまり
物理的に現れるということです。
おそらく、
こういう状態の時は能力の120%とかの
力が発揮できるのでしょう。
どういうときにこうなれるかというと、
・自信がある
・リラックスし、落ち着いている
・ポジティブな感情に満ち、元気が出てくる
・意欲をかき立てられる
・集中し、まわりが良く見えている
・無意識で本能的になっている
・喜び、楽しむ気持ちがある
こんな状態の時なんだそうです。
感情がパフォーマンスを左右することは、
ほぼ間違いないです。
タフネスとは、
試合中だろうと、仕事中だろうと、
力を与える感情に絶えずアクセスできる能力、
本書ではこのように言い換えています。
非常に価値の高い1冊だと思います。
ぜひ購入してみてください。
アマゾンでのご購入はこちら
http://amzn.to/pnyyTH
先程も書きましたが絶版です。
中古で出回っている物しか
市場にありませんので~!
今回はここまででです。
津久井
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投稿者プロフィール
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ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。
かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。
2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。
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