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こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz
会社のホームページを
リニューアルしております。
弊社はインターネットで
お客さまと出会います。
「出会いはデジタル、お付き合いはアナログ」
これを信条に、
インターネットでの出会いでも
とてもすばらしいと感じていただける
サービスを心がけております。
で、
ここで大切になってくるのが
ウェブマーケティングというもの。
主に
・インターネットでの広告
・SEO対策
・SNS対策
などを総称することが多いですが、
この中でもSEO対策というのが
なかなかに厄介でして。。。
SEO対策というのは
ネットユーザーが検索したときに自社のサイトが
上位に表示されるようにすることです。
たとえば「ロゴ」と検索されたときに
ビズアップのサイトが何番目に出るか。
なるべく上位に表示されたほうが
当然ながらたくさんアクセスされ、
お客さまになってくださる方に出会う
確率が高くなります。
厄介と言ったのは、
では何番目に表示されるかは
Googleに握られているという点です。
Googleが
「アルゴリズム」と呼ばれるもので
順番を決定していますが、
このアルゴリズムにあわせて
どんなふうにサイトを改良すればよいかは
基本的にはブラックボックス化されていて
わかりません。
そしてGoogleは定期的に
このアルゴリズムを変えていきます。
なので、
サイトの表示順位は上下します。
ブラックボックスになっていますが、
ある程度「こうだろう」というものは
業界的に出回っています。
今であれば「スマホ対策」。
スマホ対策ができていないサイトは
順位を落とすという傾向があります。
ビズアップのホームページは
7年前のものでスマホ対策化されていません。
なので順位が落ちてきています。
ホームページをリニューアルする理由は
このGoogleのアルゴリズムに対応するためです。
もしも
「最近サイトからの問い合わせが少ないな」
と感じているようでしたら、
もしかしたらこの
SEO対策のせいかもしれません。
特にスマホ対策。
御社ではやられていますか?
ビズアップがスマホ対策に出遅れたのは、
サイトのページ数が異様に多いからです。
たくさんのお客さまの実績を載せていますので、
全部で3,000ページくらいあります。
しかし背に腹は代えられません。
ついにリニューアルに動き出しました。
また完成したらお伝えします。
ちなみにホームページを
リニューアルする理由はもうひとつあって、
「デザインが古くなってきたから」
です。
やはり
デザインというのはトレンドがあります。
定期的に見直す必要があるんですね。
特にインターネットに慣れた世代が
仕事の第一線で活躍する時代ですから、
「サイトが古いな」
「デザインがダサいな」
と思われれば
問い合わせ数に如実に表れることになります。
しかし
デザインって面白いけど難しいですね。
・言葉と画(え)をマッチさせる
ということが
見ている人の一瞬での理解を得るためには
とても重要になってくるわけですが、
「この言葉にどんな画(え)をつければ
見た人が一瞬で理解できるのか?」
を考える作業はなかなか難しい。
たとえば
ビズアップの新しいホームページには
「強引な売り込みはしません!」
というコピーに画像を付ける部分があります。
このコピーにどんな画(え)が合うか。
弊社のデザイナーと昨日も議論しました。
写真素材と呼ばれる一般的な画像は使いたくない。
見た瞬間に「リアルではない」と誰もが直感するから
(「デザインの無拒否姓」※後述します)。
そこで出た案は
・弊社の営業マン大内(ちょっとアフロ)をモデルにする
・襟付きの黒いシャツを着させて第二ボタンまで空けさせる
・サングラスを掛けさせて何かを交渉しようとしている写真を撮る
・その写真に大きくバツ印をつける
というものです。
こうすることで
直感的に強引な売り込みをしない画(え)を
表現できるとともにちょっとユーモアも出せる。
服装って不思議ですよね。
だって
黒いシャツを第二ボタンまで空けて着て
サングラスかけていたら、
だいたいの人が
悪くて強引な人という印象を持ちますから。
これも立派なデザインの力です。
やっと本題ですが、
今日はこんなお話をしてみたいと思います。
★洋服の身だしなみとデザインは同じ
私は常々、
服の身だしなみとデザインには
多くの共通項があると思っています。
これは、
「高級ブランドを身に付けろ!」
というようなお話ではありません。
服の身だしなみには気を使うのに、
会社の身だしなみには気を配らないとしたら
それはなぜなのでしょう?
今日は、
服の身だしなみとデザイン(会社の身だしなみ)が
なぜ同じだと言えるのかをお話してみたいと思います。
●
たとえば、
スーツの役割を考えてみましょう。
スーツを着る目的、
つまりスーツの一番の役割は
【相手に不信感、不快感を与えない】
だと考えます。
これは
マイナス面をなくすという理由で
見た目をきちんとするケース。
悪い印象を払拭しようという試みです。
対して、
一般的な私服姿を考えてみましょう。
各々が個性を出して
思い思いの服装をするケースが多いです。
自分が好きなものを着る、
好きなスタイルをすることで、
【個性(らしさ)を感じてもらう】
ということを
目的にしていると言えます。
そして前述のスーツ姿にしても
多くの人が
ネクタイやシャツ、靴を工夫して
少しでも個性を感じてもらおうと試みます。
これは
ポジティブな理由で見た目を整えるケースです。
より自分(らしさ)をわかってもらおうという。
服装には
大きく分けてこの2つの役割、
1.相手に不信感、不快感を与えない
2.個性(らしさ)を感じてもらう
があると考えて良さそうなわけです。
さて、
これは会社の身だしなみである、
「デザイン」でもほとんど同じです。
会社の身だしなみとは、
・名刺
・封筒
・パンフレット
・ホームページ
・店舗内装
・オフィスエントランス
などなどに現れるイメージのことです。
・名刺はデザインもないペラペラなものになっていないか?
・封筒はダサいただの茶封筒ではないか?
・
・ホームページは何年も前の見づらいものではないか?
・店舗の内装は居心地の悪さを感じるものではないか?
・来客者が不信感、
こういったマイナス面を
きっちり払拭できているかと、
それぞれの部分で
御社「らしさ」を表現できているか、
こういったことです。
気をつけなければならないのは
「デザインの無拒否姓(後述します)」により
良いにしろ悪いにしろ人は何かしらの印象を
直感的に「感じてしまう」ということです。
服装とデザインがどう同じなのか、
さらにもう少し詳しく見ていきましょう。
●
相手に不信感、不快感を与えないというのは
ビジネス上でもとても大切なのは
アタリマエのことです。
だから、
スーツをきちんと着るように
営業マンに指導したりもすることでしょう。
しかし、
営業マンに接触するよりも先に
お客さまが「御社」に接触するとしたら?
または
営業マンがいないような
業態(店舗など)だったら?
ここでは会社やお店の
「身だしなみ」のほうが重要になります。
以前、
「人は見た目が9割」という本がありました。
私は読んでいないのですが、
見た目が9割というのは大げさではないです。
人間は
「【これ】に接触しようかどうしようか」
を判断するのに、
そのほとんどが「見た目」しか
判断材料がありません。
【これ】とは
・人
・会社
・店
・商品
です。
「見た目」しか判断材料がないのは
接触する前なのだから当たり前です。
会社の場合であれば、
「接触しても売り込まれたくないな」
「売り込まない会社かな~?」
→見た目で判断
または、
「接触したら売り込まれるな」
「売り込まれても良さそうな会社かな~?」
→見た目で判断
これは
パッケージデザインなどもまったく同じ原理です。
たとえば
食べ物などは当然ながら美味しいかどうかは
食べてみないとわかりません。
しかし、
買うかどうかは食べるよりも先に
判断しなければならない(試食でもない限り)。
つまり
見た目でしか判断のしようがないから
パッケージデザインが重要なわけです。
人と人との場合も同様、
見た目しか判断材料がないケースがほとんど。
※見た目を判断基準としないケースは
「口コミ」「紹介」くらいしかありません。
さて、
ここで考えなければならないのは
【見た目が悪いことで機会損失をしているケースがある】
ということ。
せっかくのビジネスチャンスを
会社の身だしなみが悪いせいで
取りこぼしているかもしれないのです。
たとえば、
商品内容もそのクオリティも、価格までも
同じ商品を扱っている2社があるとします。
・A社は会社の身だしなみに気を使わない
・B社は会社の身だしなみに気を使っている
どちらに頼むでしょうか?
前述の食品パッケージの例とまったく同じ、
【クオリティ(品質)が高いかどうかは
実際に体験してみないとわからない】
という大問題があります。
また、
自社のほうが明らかにクオリティが高い、
コストパフォーマンスが高いなど、
お客さまにとっての利点があるのに、
会社の身だしなみが悪いことで
ライバルの商品をお客さまが選んでしまったら?
これは、
御社にとって売上の機会損失に
なるだけではありません。
お客さまにとっても
大きな損失になることを意味します。
クオリティの低いものを手に入れることに
なってしまったわけですから。
だから、
会社の身だしなみを整えるのは
もはや最低限のマナーだし、
それがお客さまのためにも
ひいては社会のためにもなるのです。
●
次に、
服装でいうところのもう一つの役割、
【個性(らしさ)を感じてもらう】について。
こちらもとても大切です。
人でたとえるなら、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この人はスーツ姿で
身だしなみに気を使っているのはわかる。
でもそのスーツは自分の好みじゃない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんなケースもあると思います。
視覚情報というのは
そこから何かしらの印象を
【必ず】感じてしまうという
「無拒否性」があります。
電車の中で見た人の顔から、
なんとなく
「こんな性格なのではないか」
という印象をもってしまったりすること、
よくありますよね。
こんな感じの人だったら
http://bit.ly/31KXK4j
「きっとオタクなんだろう」
という事実かどうかわからない印象を
もってしまうのは無拒否姓のせいです。
デザインもまったく同様で、
この無拒否姓によって、
【自分と相性が良さそうなのか】
簡単にいえば、
好きなのか、好きになれそうなのか、
といったことをほぼ勝手に判断しています。
つまり、
会社の身だしなみも同じように
相手に何かしらの印象を必ず与えているわけです
(だから身だしなみが整っていないのはダメ)。
その際に、
「この会社は自分に合うな」とか
「この会社とは上手くやっていけそう」とかを
意識的にしろ無意識にしろ判断しています。
個性(らしさ)を出すことで
そこに反応してくる人とは自分(自社)と
相性が合う可能性が高いということが言えます。
無印良品、シャネル、
どちらもすばらしいブランドですが、
どちらを身につけている人と
友だちになりたいかというのは、
そのブランドが好きな人の「らしさ」を
自然に汲み取っているからです。
ちなみに
会社の場合では対お客さんだけでなく
採用に応募してくる人にも同様のことが言えます。
思ったような採用ができていない場合、
デザインのせいである可能性も十分あります。
ビジネスにおける見た目について
もう少し具体例を出してみましょう。
クリニックなどであれば、
ロゴや院の外観から
「やさしそう」
「堅実そう」
「専門性が高そう」
「親しみやすそう」
「高級感を感じる」
などを何かしら
意識的にしろ無意識にしろ感じ(無拒否姓)、
そして自分に合うのかを判断し、
来院するか決めます。
もちろん立地の問題もあるでしょう。
でも同じくらいの距離に2院あったら、
まずは見た目で入ります。
その後は先生の診察という商品力で
継続してそこに通うかが決まります。
会社も同じです。
たとえば、
ホームページを見て
「納期がきちんとしてそう」
「専門性が高そう」
「無理な売り込みしなさそう」
などを感じ、
問い合わせるか判断します。
もっと極端に言えば、
実は「◯◯そう」などという
概念的なものではなく、
ただ単に
「雰囲気が好き」とか
「なんとなくいい感じ」とか
下手したら言葉にすらできない
もっとプリミティブ(原始的)な
感情(感覚)の場合のほうが多いです。
こんな作用が働くことで、ある程度個性を出すと
自然とそれに合った人が引き寄せられるわけです
(「デザイン引寄せの法則」と名づけています)。
さて、
まとめになりますが
会社の身だしなみを整えることで
1.相手に不信感、不快感を与えない
→商売の機会損失を出さない
2.個性(らしさ)を感じてもらう
→自社にあった人に反応してもらう
ということに
取り組んでいくべきだ、というお話でした。
その時に
デザイン(見た目)の中心にくるのが
「会社の顔」であるロゴマークなわけです。
ファションも顔に合わせて
洋服をチョイスしますよね!
同じことなんですね。
今回はここまでです!
津久井
好評いただいてます。
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投稿者プロフィール
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ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。
かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。
2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。
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