ロゴコラムLogo column
こんにちは。 ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です! https://www.biz-up.biz 今週は長めの雑談からスタートします。 今週は火曜日から出張でした。 火曜日:北海道 水曜日:福岡 木曜日:大阪→東京 という感じです。 大阪は月に1〜2回行ってますし、 名古屋、福岡も比較的行っていますが 北海道は久しぶり。 テンション上がります。 美味しいもの食べようと(笑)。 新千歳空港についたのが 10日の午前11時くらいだったでしょうか。 その後の移動も考え 空港で早めのお昼ごはんを食べて店を出ると、 窓の外が見えません。吹雪です。 乗る予定だった電車も急きょ運休で お客さまのところにも 少し遅刻してしまいました。 「これは明日飛行機飛ばないのでは?」 調べてみると、 その日の飛行機は続々欠航です。 天気予報も 翌日の北海道は「吹雪」という およそ東京では見ない予報でした。 そこから急に不安になりはじめます。 「明日、福岡に行けるのか??」 福岡でも大阪でも お客さまとのアポも入っているし、 移動も飛行機で予約しちゃっています。 で、 私はこういう時になぜか不安が一周して テンションが上がる困ったタイプです。 スマホを駆使して その日のうちに北海道を抜ける 手立てがあるか調べました。 すると、 深夜の急行列車「はまなす」が あることが判明。青森まで出られます。 午後3時くらいに札幌駅に着き、 すかさずみどりの窓口へ。 係の人がいたので聞いてみました。 「はまなすはまだ空いていますか?」 すると 早くも指定席、寝台車ともに 残り席数が少なくなっている というではありませんか! 私の計画は 青森まで抜けたらそこから新幹線で仙台へ、 仙台空港から飛行機に乗る、というものでしたが 仙台から福岡への飛行機が予約できなければ そもそもこの計画もムダです。 すぐに知り合いの旅行代理店の人に電話して 仙台、福岡間のチケットが取れるか (しかもお得に!)確認。 さすが 仕事がデキる人はレスポンスが早いです。 10分くらいでチケットがお得に取れたと 電話が来ました。 その報告を待って 窓口に並び、「はまなす」のチケットを 予約しようとしたら。。。 なんと、 寝台、指定席ともに売り切れという回答が。 ほんの数分のできごとです。 あきらめて自由席のチケットと 仙台までの新幹線のチケットを購入。 この調子でいくと 自由席は絶対に座れない。。。 1時間前に行って並ばないと。 午後4時、 予約したホテルにチェックインし 午後7時にチェックアウト(苦笑)。 ホテルのテレビでは 「道内大荒れ」という5文字とともに 電車や飛行機の運行状況を伝えるテロップが 出ずっぱりでした。 札幌駅に出て 地下街でバスタオルを購入。 床座りになってもいいように。 その後北海道在住のデザイナーさんと 札幌駅構内の居酒屋で電車出発まで 食事をしました。 聞くと 今回のような荒れた天気は珍しいそうです。 ある意味私は引きが強いです。 北海道はやはり魚介が旨い。 でもゆっくりはできない。 午後9時に店を出ました。 ホームに向かうとすでに 自由席に並ぶ長蛇の列が。 出発の1時間前です。 電車がホームに入って来ました。 我先にと車内に人が乗り込みます。 ひとまず、 車両の真ん中近辺にスペースを確保。 しかし狭いです。座れない人が他にも たくさんいるためです。 床に座ったまま電車は出発。 自由席に座れるかもという 淡い期待ははじめから捨てて 指定席の方で床座りすればよかったと後悔。 なにせ、とにかく狭いんです。 午前3時、出発から5時間。函館駅到着。 はじめて来る函館がこんな形になるとは 思いもよりませんでした。 でも、 ここで数人は降りるだろうから、 やっと座れるな。。。 午前3時25分、 連結だとかなんだとか いろんな作業が終わって 函館駅を出発しました。 「あれ?」 人が増えています。。。 床にすら座れなくなりました。。。 持っていたトランクに かろうじて腰をかけられる程度。 しっかり乗るとキャスターが壊れるので 軽くしか腰掛けられません。 青森到着は午前5時40分、 あと2時間がんばろう。 昔の汽車の時代に タイムスリップしたような車内。 寝落ちしそうになるたびに トランクからも落ちそうになり目が覚めます。 青函トンネルも抜けて 少しずつ夜が白んで来ました。 もうすぐ5時40分。やり遂げた(笑)。 そう思ったのもつかの間。 「停止信号です」 のアナウンスとともに 電車がやたら停まります。 到着時刻の5時40分。 まだ着く気配がない。 グーグルマップで現在地を確認。 青森駅からだいぶ離れたところに 居場所を示す青い点が。。。 「はまなす」が時間通りにつかないと 大変なことになります。仙台の飛行機に 間に合わないのです。 しかし、 「はまなす」からはやる気が感じられません。 目標にコミットする気概をまったく感じません。 結局、 青森駅には1時間5分遅れで到着。 そこから 新幹線の出る新青森駅に向かう 小さな3両編成の電車に乗り換えるのですが、 まさかの混みようで、 東京の通勤電車をも凌ぐ混雑ぶり。 新青森駅では 新幹線に飛び乗る人がごった返しでしたが 仙台行きのチケットを持っていたので すぐ振替のチケットが貰えました。 しかし、 仙台の飛行機に間に合うのか。。。 調べると 飛行機の出発が10時20分に対し、 仙台空港到着が10時5分。 荷物を預ける時間がない。 トランクが大きいので機内持ち込みは できない。。。 仙台駅に着くまでの間も 旅行代理店の人とメールでやり取り、 結局仙台はあきらめて東京までいくことに。 で、 羽田から4万円強の飛行機代を出して 福岡に飛ぶことになりました。 出発から17時間半、福岡空港に到着。 南米に行けるくらいの移動時間。。。 やっとの思いで到着しましたが、 気になって調べてみると なんと北海道から福岡に向かう 当初予約していた飛行機は30分の遅延で 無事に運航されたということでダブルショック。 そして まだ旅は終わっていませんでした。 お客さまとの打ち合わせ後、 夕方5時くらいにホテルオークラに。 受付でチェックインしようと 名前を告げたところ、 「予約されていませんけど・・・」 と言われ、 すかさずスマホを見せました。 私 「ほら、ここ、予約してます」 フロント 「こちら、ホテルニューオータニさんですね」 私 「!!(赤面)」 その後、 ホテルオークラのドアマンに 盛大に(?)見送られて タクシーでホテルニューオータニに 向かいました(恥)。 完 さて、 何の役にも立たない珍道中に お付き合いいただきありがとうございました。 今回はここまでです! というのはウソで、 ちゃんとしたお話もさせていただきます。 昨日、 福岡から大阪に向かう途中で博多駅で見た パチンコ屋さんのポスターをご覧ください。 こちら → http://bit.ly/1NQYY24 博多華丸・大吉さんですね。 私、大好きです。 特に、 中学時代のあだ名が「捕虜」だったという 向かって右の大吉さんの存在感が好きです。 で、 博多華丸・大吉さんを 紹介したかったわけではもちろんありません。 このパチンコ店さん、 私が推奨するロゴの使い方をされていて とてもすばらしいと感じ、ご紹介しました。 さて、 せっかくつくったロゴをより印象づけるには どのようにしたら良いでしょうか。 今日はそんなお話をしたいと思います。 まず、 ロゴの活用のポイントは ★接触頻度 × 接触の仕方 で決まります。 ●接触頻度について 接触頻度とはその名のとおり 接触した回数です。 特にデザインや映像であれば それを目にした回数のことを指します。 人は、 何度も接触したものに好意的な印象を 抱いてしまいます。 これを 「ザイオン効果(単純接触効果)」といいます。 このザイオン効果を説明するときに いつもする話があります。 お笑い芸人のダチョウ倶楽部さんの話です。 ダチョウ倶楽部がテレビに出はじめたのは 私が中学〜高校くらいのころだったと記憶しています。 そのころは 「聞いてないよ〜」というギャグが テレビで流れていましたが、 正直、 ダチョウ倶楽部を見て「面白い」と 感じる人間は私を含めまわりにいませんでした。 それどころか、 「面白くない人が何度もテレビに出てくる」 「なんで面白くないのにいつも同じギャグをやるの?」 こんな印象を持っていたのです。 ところが、 何度も見ているうちに「聞いてないよ〜」の 感じ方が変わってきました。 そのうち 抜き打ち小テストをやると先生に言われた時に クラスの誰かがボソッと 「聞いてないよ〜」 なんて言いはじめて クスクスと笑いが起きはじめました。 そこから 「予定調和による面白さ」という 新しいポジショニングができました。 回りくどい言い方をしましたが、 簡単にいえば好きではない人でも 何度もテレビで目にしているうちに 印象が良くなってしまったのです。 大手企業が何度も テレビCMを打つ理由のひとつがこれです。 さて、 これをロゴに置き換えると ★お客さまや社員にどれだけロゴを目にしてもらえるか ということが ロゴ活用のポイントのひとつになります。 そうすることで そのロゴを好きになってもらえ、 ロゴを通して会社を好きになってもらう。 では実際にどんなところで 接触頻度を増やすことができるでしょうか。 一例を挙げますが、 ・名刺 ・封筒 ・会社のエントランス ・ホームページ ・パソコンのデスクトップ画面 ・社章 ・クリアファイル ・シール、ステッカー ・店舗のファサード ・リーフレット ・店内内装(壁にロゴを飾るなど) ・社用車 ・ユニフォーム ・プレゼン資料 ・クレドカード ・企業や店舗紹介の映像 ・Facebookの投稿 などなどですかね。 他にもまだあると思います。 とにかく、 接触頻度を高めることが ひとつ目のポイントです。 ●接触の仕方について 接触頻度を高めるのが 「量」の攻め方だとすると、 接触の仕方は「質」の攻め方になります。 見た人により効率的に ロゴを認知してもらえる表現の仕方、 というものがあります。 その内のひとつが、 先ほどの博多のパチンコ店さんの方法です。 他にもいくつかあります。 1. 画(え)による補助 これが、 博多のパチンコ店さんが取った方法です。 手でロゴの形をつくり、 ロゴを記憶させるためのヒント (記憶のアンカー)をつくるというものです。 私も同じことをしています。 Facebookの写真 → http://bit.ly/1ByJafh 3年前くらいの写真ですかね。 「イケてない時のツクイくんだ」 「選挙ポスターかよ!」 「笑わせないでください!」 「どちらさまですか?」 など、 さまざまなコメントをいただきました(汗) 写真の解説はどうでもいいですね。 これは「手」を使わなければできないかというと そんなことはありません。 また、 ロゴの形をかたどった何かを 使わなければいけないというわけでもありません。 抽象的な言い方ですが、あくまで 記憶をサポートする画(え)を使う、 ということになります。 2. 言葉による補助 言葉で記憶のサポートをする パターンもあります。 これは ロゴに具体的なモチーフが ある場合のほうがやりやすいです。 たとえば、 「アリさんマークの引越社」。 CMでも赤井英和さんが 「アリさんマークの引越社です!!」と 大きな声で伝えています。 テレビCMによるザイオン効果を 利用できる点も大きいですが、 このように言葉とセットで表現すると より記憶に残りやすいです。 「◯◯マークの〜〜会社」 「◯◯と言えばこのマーク」 「◯◯と言えば〜〜会社」 などのセリフと一緒に ロゴを使用するといいですね。 博多のパチンコ店さんの ポスターにも入っています。 3. 呼びかけてしまう ストレートに 「このロゴを覚えてください!」 「このロゴが目印です!」 と呼びかけてしまうのも実は効果的です。 意識がロゴを覚えることに向こうとするからです。 ただ、 これは1番などとセットで使ったほうが より効果的かとは思います。 4. ロゴに込められた想いや意味を伝える これは 使用シーンが限られてしまいますが、 ロゴに込められた想いや意味を 伝えるというのも有効です。 簡単なところでは ホームページの会社概要ページなどで ロゴについての解説ページを設ける、 などがあります。 文章での表現になりますから、 接触時間が長いシーンでないと 読んでもらえません。 ぱっと見しかされない広告などでは あまり効果が無いということですね。 飲食店さんなどであれば 料理を提供するまでの時間に たとえば箸袋などに ロゴとその想いや意味を入れることができます。 クリニックさんであれば 待合室にロゴのポスターを貼って それを伝えるなども可能ですね。 さてまとめますが、 ロゴの効果は ★接触頻度 × 接触の仕方 で考えよう! というお話でした (前半は全然関係ない話でしたが)。 今回はここまでです! 津久井 【連絡先】 ・お電話:03-5876-8656 担当:津久井・菊池・林 受付時間:平日10:00~18:00 ・メール:support@biz-up.biz 津久井・菊池宛 24時間メール受付中
投稿者プロフィール
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ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。
かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。
2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。
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