2010年からはじまりました、ロゴマークオブザイヤー。
記念すべき第8回の審査結果が出ましたので、本ページにて発表いたします!
このページを見ていただいてありがとうございます。
2010年からはじまった「ロゴマークオブザイヤー」、
今年で8回目の開催となりました。
(昨年のロゴマークオブザイヤーについてはこちらをご覧ください)。
ロゴマークオブザイヤーは、
「その年を表す、象徴するようなイメージのロゴマークを決定する」
というビズアップオリジナルのイベントで、全部で5部門が設定されています。
そもそも、
という相反する考えのもと、
優劣を争うものではなく、その年の世相を表しているロゴ、という視点で
ランキング化するのであれば、お客さまやデザイナーの想いを否定することには
ならないということで開催されることとなった歴史があります。
日経MJ商品番付、ベストジーニスト賞、流行語大賞、日本レコード大賞などなど、
たくさんの賞レースがありますが、ロゴマークの業界でこのような賞を設けたのは
ビズアップが業界初!
今年もいろいろな出来事がありました。
そんな中でも無事にこのイベントを開催できたことをありがたく感じております。
きっかけは
「お客さまとビズアップが一緒に盛り上がれるイベントを!」
という考えからスタートしたイベントですが、
この賞をとおして何かお客さまに貢献し、社会に何かしらの
インパクトを与えることができると信じています。
コンセプトは、
「ロゴマークをとおして、多くの人にお客さまの会社に興味を持っていただきたい。
不況不況と言われて久しい中、デザインをとおして社会に元気を与えたり、
起業する人、新しい事業をはじめる人に勇気を持ってもらいたい。」
微力ではありますが、私たちは私たちのできることの範囲でも
十分社会に対して何かを伝えることができると信じています。
株式会社ビズアップ
代表取締役 津久井将信
【参加資格について】
参加資格は、2017年にビズアップにロゴマーク作成をご依頼いただき、
デザインを採用してくださったお客さますべてです(参加に際し、お客さま側での費用負担や準備はまったく必要なし)。
【審査基準】
ロゴマークはお客さまやデザイナーのそれぞれの想いがつまったものですので、
ロゴマーク自体に優劣をつけることはできない、というのが私たちの考え方です。
そこで、その年その年のテーマにあった部門を5つ設定し、
それにもっともイメージが近いロゴマークはどれかを審査基準とさせていただきました。
【審査方法】
ノミネートされたロゴマークを5つの部門に振り分けし、
それぞれの部門ごとに任意の400名に対しWEBリサーチを行いました。
イメージに近いロゴマークを部門ごとに1つずつ選んでもらい、
もっとも獲得票が多いロゴマークを最優秀賞、
次に獲得票が多いロゴマーク2点を優秀賞とさせていただきました。
【ノミネート作品数】
2017年にビズアップにロゴマーク作成をご依頼いただき、デザインを採用してくださったお客さまのうち、80のお客さまがノミネートしてくださいました。【部門の発表】
1.<最も「和モダン」を感じるロゴ>
ノミネート作品の中で、最も和モダンを感じるロゴ
2.<最も「正々堂々としている」と感じるロゴ>
ノミネート作品の中で、最も正々堂々としていると感じるロゴ
3.<最も「プレミアム」なロゴ>
ノミネート作品の中で、最もプレミアムなロゴ
4.<最も「緊張感をほぐす」と感じるロゴ>
ノミネート作品の中で、最も緊張感をほぐすと感じるロゴ
ノミネート作品の中で、最も「和モダン」を感じるロゴを発表いたします。
【この部門を設定した理由】
東京オリンピック開幕まで1,000日を切り、一層の賑わいを見せている日本旅行や和食ブーム。
そして、将棋界の藤井聡太4段やひふみんこと加藤一二三さんフィーバーも記憶に新しいところです。そんな「和」旋風を受けこの部門を設定しました。
ロゴマークのモチーフは、「じねんじょ」を重ね、和を意識したイメージで作成しました。
自然薯を重ねた様子を表現したオブジェクトは、さらに糸と糸を織り込む様子を表現し、人と人との出会いをイメージしています。
地域に根差した会社として発展される様子を表現しました。
担当デザイナー:神戸 遼
お客さま名:
i.cafeさま
イニシャル「i」とカボチャをメインモチーフに、手描き風のあたたかなタッチで表現したロゴマークです。「i」は、あたたかい愛に囲まれた場所を重ね合わせています。
カラーは、落ち着いたカボチャの緑をメインカラーに、水彩画のような深みのある色調に仕上げています。
お客さま名:
ねねカフェさま
正方形の中にきちんと収められているイメージで、品のある和風のイメージを作りました。アイコン的でシンプルな形状は、マーク単体でもワンポイントとしても使用しやすいデザインです。
自然の緑を基調としたカラーリングは、日本の四季の彩りの美しさを『和』の雰囲気を強調させた色合いで表現しました。木漏れ日がやさしく差し込むような、心が穏やかになるイメージです。
ノミネート作品の中で、最も「正々堂々としている」と感じるロゴを発表いたします。
【この部門を設定した理由】
忖度という言葉が流行語にノミネートされたように、良くも悪くも気を使いすぎな現代社会。相手の様子を伺うばかりではなく、「正々堂々と行こう!」という願いを込めてこの部門を設定しました。
イニシャルの《S》と《A》を用いて、元気に手を大きく振って前へ進む様子を表しました。「S」を横にすることで大きく元気な様子を表現し、全体は「A」を型取っています。
表情は、下ではなく上をしっかりと見据えています。
担当デザイナー:矢野 美緒
お客さま名:
Value Works School of Basketballさま
マークの中にバスケットボールチーム名を配置したデザインです。
チーム名の由来である「音速」を連想するモチーフとして飛行機とその軌道を入れています。
また、3つの黄色の図形はスクールの理念である「大地のパワー」を抽象的に表しているなど、様々な要素がバランス良く綺麗にまとまったデザインです。
お客さま名:
株式会社肉体改造研究所さま
イニシャルの「N」をモチーフにしたデザインです。Nが重なり合う様子はお客様を理想へと近付けていくために、ガッチリと信頼関係を築きしっかりと向き合っているイメージを表現しました。
担当デザイナー:松野 太ノミネート作品の中で、最も「プレミアム」なロゴを発表いたします。
【この部門を設定した理由】
ショッピングや食事、旅行や趣味に、ちょっと贅沢な時間を持ちましょう!というコンセプトのもと、初の「プレミアムフライデー」が実施されました。そして、ビズアップでも「プレミアプラン」が誕生したことを受け、この部門を設定しました。
リラクゼーションサロンらしい繊細さと優雅さ、正方形の安定した美しさを併せ持つデザインです。ロゴタイプには、マークに合わせたスズランの花が入っています。「r」の部分も小さなスズランになっており、お店のイメージを密やかに表現しています。
担当デザイナー:関 みのり
お客さま名:
株式会社Your Bestさま
コインをそのままモチーフにしたストレートなデザインで、中央には安心感や心の軽やかさをイメージして「羽ばたく鳥」を、周囲には屋号「YOUR BEST」と「TOTAL INSURANCA」をあしらいました。
また、鳥のシルエットもイニシャルのYとBで構成されています。
お客さま名:
東京遊覧観光バス株式会社さま
モチーフには頭文字「T」を用い、デザインフォルムは代表者さまのご出身地である北海道の鳥「タンチョウ」に見立て仕上げました。
鶴は千年。長寿の象徴でもあることから、未来への羽ばたきと今後も末永く発展していくようにという願いが込められたロゴマークです。
ノミネート作品の中で、最も「緊張感をほぐす」と感じるロゴを発表いたします。
【この部門を設定した理由】
欧米での無差別テロ、北朝鮮と各国の緊張、難民の流出と緊張感が高まるニュースが多い1年でした。来年は安心して穏やかに暮らせる年でありますように、という願いを込めてこの部門を設定しました。
とても自慢げに、そして嬉しそうにケーキを持っているシェフを正面から見たデザインです。ケーキを見た時のワクワクする気持ちをロゴマークからも感じていただけるようなデザインに仕上げました。
担当デザイナー:矢野 美緒
ノミネート作品の中で、最も「上昇」を感じるロゴを発表いたします。
【この部門を設定した理由】
酉年の2017年にちなんで、鳥のイメージ、鳥のように飛ぶイメージそして、久々の株価上昇の好景気の気配を感じる年だったことにちなみ、この部門を設定しました。
女性が羽ばたいているイメージのロゴマークです。スタイリッシュに羽ばたいているフォルムには、事業の成長や発展の願いが込められています。そして、レッドで未来、情熱を表現しています。
担当デザイナー:西槇 克之
以上で、受賞作品の発表は終わりです。
ひとつご注意いただきたいのは、受賞したロゴマークが受賞をしていないものよりも優れているということや、受賞デザイナーが他のデザイナーより優れているということは一切ないということをご理解いただきたいということです。
受賞したロゴマークや受賞デザイナーは、私たちで設定させていただいた2017年の部門にマッチしていたロゴマークおよびその作成デザイナーです。
ロゴマークは、多くの経営者の想いを表しているもので、決して優劣をつけきれるものではない、
というのが私たちの考えです。
ロゴマークオブザイヤー2017はいかがでしたでしょうか。
私たち自身も、いつも結果に良い意味で驚かされます。
さて、
2018年はどんな年になるのでしょうか。
世界的にはなんとなく大きな何らかの波が
来ているように感じます。
しかし、
私たちは粛々と自分たちがやるべきことをつづけ、
たくさんの方々から応援されるような会社を目指します。
そのために、お客さまをはじめたくさんの方を応援する会社であるよう努めます。
2018年もぜひ、
みんなで日本を、世界を盛り上げていきましょう!