失敗しないロゴ作成30のポイント【その22】30 points of Logo Design -Part22-
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第4章 ロゴの決定、採用、デザイン修正について
【Point22】社内での意見が割れた時に有効な決定方法
社内のスタッフ間で意見が割れたときには、2つの質問をしていただくことでデザイン決定の基準を作ることができます。
まずは、
1、そもそもロゴデザインは自社のためのものか、お客さまのためのものか、その比率はどのくらいか(詳しくはPoint8をご覧ください)を聞く
この結果、「自社のため」というほうが比率として大きければスタッフ全員に。
「お客さまのため」というほうが大きければ、ターゲットとなるお客さまに、次の質問をしていただきます。
2、1で決めた対象者(スタッフかお客さま)に対し、「この中で『嫌いだ』『イメージが良くない』と思うロゴデザインはどれか選んでください。複数回答可ですので、全部嫌いだと思ったら全部お選びください。」と聞く
ポイントは「好き」を聞くのではないということです。
質問の結果「嫌い」という票が少ない方を採用することになります。
この方法は、ビズアップ代表津久井がデザインで師事している、株式会社商売科学研究所の伊吹卓先生が考案した「不美人コンテスト」というものです。
伊吹卓先生は80歳を超えるご高齢ながらいまだに執筆活動をつづけておられ、ベストセラーも含め過去に100冊以上の著書を出されています。
なぜ嫌いな方に投票するかについては、れっきとした脳の構造上の理由があるのですが、ここでは長くなるため割愛いたします。