失敗しないロゴ作成30のポイント【その2】30 points of Logo Design -Part2-
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第1章 良いロゴマークとは?
【Point2】ロゴマークの歴史
ロゴマークの歴史は正確には確認されていませんが、一般的には古代ローマ帝国時代の盾に入った図形が起源ではないかと考えられています。
古代ローマ帝国の戦士たちは、戦闘時の顔を覆うような兜をしていました。
そのため視界は悪く、かつ皆が顔を隠しているため、誰が味方かわかりませんでした。
そこで、盾にマークを入れることで誰が味方かを識別したといいます。
時をほぼ同じくして、世界で最も歴史があり有名なロゴマークだと私が個人的に考えている、キリスト教の「十字架(クロス)」が現れます。西暦300年頃と考えられています。
その他、イスラエルの国旗に入っている六芒星も、ユダヤ教の歴史から考えて古くから使われいていた可能性があり、ユダヤのシンボルとして使われ始めたのは西暦1700年代と考えられています。
日本でも家紋がありますよね。戦国武将も旗に自分の家紋を入れていました。
昔から、ロゴマークは「自分が何者か」を表すためのシンボルだったわけです。